

新車価格190万円超のDucati SuperSport 950 Sを「高すぎて無理」と諦めているライダーほど、中古市場で53万円台から流通しているという現実を知らずに損をしています。
Ducati SuperSport 950 Sの2025年モデルは、日本国内での新車価格が約192万5,070円です。 発売当初の2021年モデルは189万9,000円〜192万9,000円でデビューし 、それ以来、装備内容はほぼ変わらずに価格が微増している流れです。car.watch.impress+1
ベースグレードのSuperSport 950と比較すると、Sモデルには前後Öhlinsサスペンション(フロント48mm倒立フォーク・リアモノショック)と重力鋳造アルミ片持ちスイングアームが追加されています。 つまり、価格差分がサスペンション・足まわりのグレードアップにほぼ直結するということですね。
参考)2024 Ducati SuperSport 950 Buy…
乗り出し価格は本体価格に加え、自賠責保険(6,860円)・登録諸費用・任意保険の初年度分などを合計すると、218万円前後になるケースが多いです。 購入前に「諸費用込みの総額」を必ずディーラーに確認するのが基本です。
参考)SuperSport 950 S/ドゥカティの新車・中古バイ…
| グレード | 日本新車価格(目安) | サスペンション | スイングアーム |
|---|---|---|---|
| SuperSport 950 | 約170万円台〜 | Marzocchi(調整式) | スチールスイングアーム |
| SuperSport 950 S | 約192万〜204万円 | Öhlins(フル調整式) | 片持ちアルミ製 |
参考:ドゥカティジャパン公式発表(Car Watch掲載)
ドゥカティ「スーパースポーツ950」日本発売価格・スペック詳細|Car Watch
業者間オークション市場では、SuperSport 950 Sは直近12ヶ月で62台が取引され、買取相場は64.9〜97.6万円が平均、上限は154万円というデータがあります。 一般消費者向けの中古車市場では、程度のよい極上車(走行2,000km以下)で120〜165万円前後が相場感です。
参考)スーパースポーツ950S【2017~現行】を売る|最新の買取…
グーバイクでは2026年3月時点の中古平均価格が約170万4,500円 、一方でドゥカティ東名横浜では2024年式の中古を165万円で販売している事例もあります。 状態による価格差が大きいため、「評価点5以上・走行1万km以下」を目安に探すと費用対効果が高くなります。kizuki-ducati+1
中古で購入する場合、デスモサービスの実施履歴の有無が価格交渉のポイントになります。バルブクリアランス調整(デスモサービス)は30,000kmごとに必要で、工賃込み10〜15万円以上かかるケースも珍しくありません。 整備記録簿がない個体は、購入後に高額な出費が待っている可能性があります。これは見落とし厳禁です。
参考)ドゥカティのスーパースポーツ950Sの故障【原因と対策】
参考:業者間オークション相場データ(バイクパッション)
スーパースポーツ950S 買取相場・業者間取引データ|バイクパッション
SuperSport 950 Sに搭載されるのは、Testastretta 11° L-twin 937ccエンジンです。最高出力110PS/9,000rpm、最大トルク69lb-ft(約93.5Nm)/6,500rpmというスペック は、190万円台の価格帯として十分な実力です。
車重は184kg(乾燥重量)と輸入スポーツバイクとしては軽量な部類で 、峠やワインディングでの扱いやすさに直結しています。体育館の床面積に例えると、1台あたりの占有面積は約2畳程度でもこれだけの性能を詰め込んでいます。意外ですね。
参考)Ducati SuperSport 950 S (2021)…
電子装備も充実しており、コーナリングABS・ドゥカティトラクションコントロール(DTC)・ウィリーコントロール・双方向クイックシフター・4.3インチTFTカラーディスプレイが標準搭載です。 つまり、価格に占める電子デバイスのコストが相当割合を占めているということです。
維持費を把握せずにSuperSport 950 Sを購入すると、初年度から想定外の出費が続くリスクがあります。実際のオーナー情報や整備情報をもとに、年間コストを整理します。
まず任意保険料は、年齢・等級・使用目的によって大きく変わりますが、20〜30代のライダーで年間8万〜12万円前後が目安です。 盗難保険(車両保険相当)を100万円かけると、さらに年間1万9,000円程度上乗せになります。 保険料だけで年10万円超は覚悟が必要です。
メンテナンス費用の主な内訳は以下のとおりです。
税金・車検費用を加えると、年間の総維持費は30〜40万円前後が現実的な目安です。 これは毎月換算すると約2万5,000〜3万3,000円になります。月額3万円前後、というイメージです。
参考)DUCATIのスーパースポーツ950Sを新車で購入を検討して…
節約ポイントとして、消耗品(チェーンオイル・エアフィルター・プラグなど)はディーラー以外の正規輸入部品対応ショップを活用すると20〜30%程度コストを抑えられるケースがあります。ただしデスモサービスはドゥカティ正規ディーラーへの依頼が品質担保の条件です。これが原則です。
参考:維持費・メンテナンス詳細(luxury-motorcycle.com)
ドゥカティ スーパースポーツ950Sの維持費・故障対策まとめ
「SuperSport 950 Sは高い」というイメージが強いですが、同クラスの競合と価格・装備で比べると、実は割安感が際立つ場面があります。これは意外なポイントです。
たとえばYamaha YZF-R7(国内約100万円台前半)と比較すると車両価格では大きな差がありますが、SuperSport 950 SはÖhlinsサスペンション・コーナリングABS・TFTディスプレイ・クイックシフターをすべて標準装備しています。 YZF-R7でこれらを後付けすると、総額でかなりの費用差が縮まるケースも出てきます。
また、米国市場では2024年モデルのSuperSport 950 Sが17,995〜18,395ドル(日本円換算で約270〜280万円相当)で販売されており 、同一モデルが日本では190〜204万円台という価格設定は、為替・関税を考慮すると割安水準です。日本市場は比較的有利ということですね。
中古市場まで視野に入れると、2023年式・走行3,000km台の個体が15万5,700ドル相当の平均市場価格(1000ps.comデータ)で流通しており 、日本国内では同等の個体が100〜130万円台で見つかることもあります。価格・装備・ブランド価値を総合評価すれば、SuperSport 950 Sのコスパは「高い」とは言い切れません。つまり「値段だけ見て判断するのは損」ということです。
参考)Ducati SuperSport 950 S 2024 -…
参考:国際的な中古市場価格データ(1000PS.com)
Ducati SuperSport 950 S 2024 国際市場価格推移|1000PS.com

オートバイ用CNCアルミ製調節可能折りたたみ式ギアシフトレバーシフターペダル、Ducati Monster 821 1200 R 1200 S Super Sport 950 Sに対応(Silver)