

防水100%と書いてあっても実際は防水されていません。
HIDキットの取り付けには、基本的な工具と事前の確認作業が欠かせません。
関連)https://support.fcl-hid.com/faq/install/h4hid-install
作業前にバッテリーのマイナス端子を必ず外してください。感電や車両の電装品故障を防ぐための基本です。
関連)https://allabout.co.jp/gm/gc/193128/2/
キットの内容を確認しましょう。一般的にバラスト2個、ハーネス2本、バルブ2個、両面テープ、結束バンド(タイラップ)が含まれています。
関連)https://www.youtube.com/watch?v=C1-2PO6fCP4
必要な工具は以下の通りです。
取り付け前にヘッドライト周辺のスペースを確認してください。バルブ後方に十分な空間がないと、バラストやハーネスが収まりません。
関連)https://www.youtube.com/watch?v=C1-2PO6fCP4
バイクの場合、車種によってヘッドライト周りの空間が限られています。Ninja1000のように思ったよりスペースがない車種もあるということですね。
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作業は明るい場所で行い、細かい部品を落とさないよう注意しましょう。特にクリップや固定ピンは紛失しやすいので、小さな容器に分けておくと安全です。
バルブ交換からバラスト接続まで、正しい順序で作業を進めることが重要です。
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まずヘッドライトのゴムカバーを取り外します。ゴムカバーを外すとハロゲンバルブがクリップで固定されているのが確認できるはずです。
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クリップを外してハロゲンバルブを慎重に抜き取ってください。バルブのガラス部分には素手で触れないよう注意が必要です。
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H4タイプの場合、シェード(台座)の取り付けが必要になります。シェードを固定した後、防水ゴムカバーを装着します。
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防水ゴムカバーは奥までしっかり押し込んでください。装着が緩いとバルブの固定が不完全になり、レンズ内部が曇る原因になります。
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HIDバルブを挿入する際は、奥まで差し込んだ上でロック位置まで右に回して確実に固定します。固定が不十分だと走行中の振動でバルブが抜け落ち、車両火災につながる恐れがあるということです。
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バルブ側のへこみとシェードの切込みが揃っているか確認しましょう。揃っていない場合は正しく取り付けできていません。
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次にバラストとハーネスのコネクターを接続します。コネクターの形状がそれぞれ合うものが決まっているので、接続ミスはほぼありません。
関連)https://www.youtube.com/watch?v=C1-2PO6fCP4
バルブのハーネスをバラストから来ているハーネスに接続してください。この時点で仮接続し、点灯確認を行うと不具合の早期発見ができます。
関連)https://www.youtube.com/watch?v=C1-2PO6fCP4
車両側のコネクターと3極コネクターを接続すれば配線作業は完了です。プラス電源は可能な限りバッテリーから直接引くのが理想的です。
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バラストの設置場所選びが、HIDキットの寿命を大きく左右します。
関連)http://www.car-k2d.com/HID.html
バラスト本体は高温になりやすい部分や水のかかりやすい場所を必ず避けてください。エンジンやラジエーター近くは熱によるダメージを受けやすいです。
関連)https://fcl-hid-wholesale.com/uploads/itempage/hidkit/35WS/hidkit_manual_single.pdf
振動の影響が少ない場所を選ぶことも重要です。バイクの場合、サイドカウルの裏側などが候補になります。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/60
固定方法は専用ステーでのボルト固定が基本です。ステーでの固定が難しい場合は、結束バンドを使用して確実に固定してください。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/60
両面テープは熱による粘着力の低下で脱落する可能性があります。あくまで補助的な固定方法として使うのが原則です。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/60
電源入力コネクター部分は下向きに取り付けてください。上向きだと雨水が内部に侵入しやすくなります。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/60
実際に防水100%とうたっているHIDキットでも、防水が完全でない製品が多いのです。バラストの電源部分のコネクタは特に防水処理が不十分で、コネクタ内部に水が入りショートして壊れる事例が多数報告されています。
関連)http://www.car-k2d.com/HID.html
取り付け後は配線のたるみを結束バンドでまとめます。きつく締めすぎないよう注意が必要です。
関連)https://www.youtube.com/watch?v=C1-2PO6fCP4
配線を下向きにし、引っ張ったりしないようにしてください。配線に無理な力がかかると断線の原因になります。
関連)https://www.racinggear.co.jp/HID_pdf/120324aquahidtorisetup1_p7.pdf
バーナー手前でケーブルをたるませることも大事です。ケーブルから雨が伝って浸水することを防げます。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
HIDキットを取り付けた後は、必ず光軸調整を行う必要があります。
関連)https://ameblo.jp/zephyr0915/entry-12122525886.html
光軸がズレていると対向車に迷惑をかけるだけでなく、車検に通らない可能性があります。基準を守ることが条件です。
関連)https://bike-news.jp/post/304193
バイクの光軸基準は、ハイビームで10m先を照らした時に以下の範囲内であればOKです。
関連)https://ameblo.jp/zephyr0915/entry-12122525886.html
ゼファーの場合、ライト高さが87cmなら下向きは17.4cm以内という計算になります。つまり具体的な数値で管理するということですね。
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調整手順は平坦で正面に壁がある場所で行います。
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1. ヘッドライトの高さを測定し、壁の同じ高さに印を付ける
2. バイクに跨ってハンドルを真っ直ぐにする
3. できるだけ正面の壁に近づく
4. ライトを点灯し、光の中心と印の高さが合っているか確認
5. 光を見ながら真っ直ぐ下がる
6. 光が動いたら、その方向に光軸がズレているので調整する
後ろに下がっても光が動かなくなるまで調整を繰り返してください。
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壁には横一直線の境目が出るので、その中で一番明るい部分にテープで目印を付けておくとわかりやすいです。
関連)https://bike-news.jp/post/304193
ライトを固定しているボルトを緩めて照らしている位置を調整しましょう。作業に自信がない場合はショップやディーラーにお願いするのがおススメです。
関連)https://bike-news.jp/post/304193
半年に1度程度でこの確認を行うのがベストです。普段の走行時に赤信号で止まった時、前のクルマのどのあたりを照らしているか意識すると、ズレを発見しやすくなります。
関連)https://bike-news.jp/post/304193
取り付け後に点灯しない、すぐ消えるなどのトラブルが発生するケースがあります。
関連)https://support.fcl-hid.com/carpedia/category/item/hid-trouble
接触不良が最も多い原因です。製品不良と思われがちですが、実際は取り付け時の処理不足が問題になっています。
関連)https://support.fcl-hid.com/carpedia/category/item/hid-trouble
アース箇所の塗装を削らずに取り付けると、電気が正常に流れません。確実にアースが取れる場所を探し、塗料をしっかり削ってください。
関連)https://support.fcl-hid.com/carpedia/category/item/hid-trouble
アース取り付け時はきつく締めることが必須です。緩いと動作不良の原因となります。
関連)https://support.fcl-hid.com/carpedia/category/item/hid-trouble
カプラーは必ず下向きに取り付けましょう。上向きだと水が侵入しやすくなりますね。
関連)https://support.fcl-hid.com/carpedia/category/item/hid-trouble
防水グリスは端子接続部に入らないよう拭き取ってください。グリスが端子間に入ると導通不良を起こします。
関連)https://support.fcl-hid.com/carpedia/category/item/hid-trouble
電圧降下により起動電圧に達しないケースもあります。片側のバラストに電気が行かないよう配線を外し、点灯確認をしてみてください。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/35
これで正常に点灯する場合は電圧降下が原因です。車両側のバッテリーやオルタネーター(ダイナモ)の点検を行い、新品同様の性能が出ているか確認しましょう。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/35
電圧降下防止リレーを組み込むことで改善できます。組み込むのが面倒な場合は35Wバラストに交換するのも選択肢です。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/35
片側決まった方だけ点灯しない場合は、バラスト故障の可能性があります。正常なバラストと入れ替えて点灯確認をしてください。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/35
症状が逆転するようであればバラスト故障です。保証期間内なら無償交換を承りますので、サポートセンターへ連絡しましょう。
関連)https://www.sphere-light.com/faq/view/35
高圧リークにも注意が必要です。HIDは起動時に20000V程度の高電圧が発生し、不良な製品ではバーナー本体や高圧ケーブルから外部にリークします。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
プロジェクター内部でリークが起こると点火プラグがスパークしているエンジン内部と同じ状況になり、近くのLEDが一瞬で破壊されます。信号待ちでライトを消灯するクセがある方は特にリスクが高いということです。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
社外品HIDキットの車検適合には明確な基準があります。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3732192.html
車検対応の品で基準を満たして取り付けていれば問題なく通ります。ただし検査員の判断によって通る・通らないの基準が違う場合があるのが現実です。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3732192.html
光軸が合っていることが大前提です。2006年以前の車両ならHIDは光軸さえ合っていればOKでした。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3732192.html
2006年1月以降製造の車両はオートレベライザー機能が付いていないと通らない可能性があります。これは注意すべき点ですね。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3732192.html
光量の基準も重要です。合計が225000カンデラ以内、白色、光軸が調整できていれば通ります。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/5531998.html
55W HIDでも効率の良い製品では225000カンデラ前後になり、70W HIDではおそらく225000カンデラを超えてしまいます。痛いところですね。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/5531998.html
白い紙に光を当てて検査員が白だといえば極端な話では青でも通りますが、逆に車検対応でも検査員が青いといえば通りません。人によって基準が異なるのです。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/5531998.html
ケルビン数は黄色~白までが車検合格ラインです。6000K以内は車検対応とよく言われています。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/5531998.html
令和6年8月から車検でのヘッドライト検査がロービーム計測のみになり、社外品のライト(HIDやLED)の多くが車検に通らなくなると予想されています。大きな変更点です。
関連)https://kuruma-nandemo.com/syaken-hid/
車検時にバルブをハロゲンに戻す場合、バラストは残していても問題ありません。ハロゲンに戻した状態で光軸や光量が合っていれば通ります。
関連)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3732192.html
純正フォグライトへの装着は車検対応ですが、ヘッドライトへの後付けは注意が必要です。適合条件を満たしているか確認しましょう。
関連)https://www.racinggear.co.jp/wp-content/uploads/2023/12/HID_tekigou.pdf
車検のコバック十和田の社外品HID車検基準ページでは、社外品HIDの車検適合について詳しい情報が得られます。車検前に確認しておくと安心です。
HIDキット取り付けで絶対に避けるべき失敗があります。
関連)http://www.car-k2d.com/HID.html
バラストを雨に濡れそうな位置に固定するのは厳禁です。一切雨に濡れない位置に固定するのとでは、バラストの持ち度が全く違います。
関連)http://www.car-k2d.com/HID.html
バラスト本体が錆びると機能しなくなります。防水100%とうたっていても実際には完全防水でない製品が多いのです。
関連)http://www.car-k2d.com/HID.html
紫外線による劣化にも注意してください。HIDバーナーは点灯の原理上、照射光線の中に紫外線が含まれます。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
メーカー純正品は紫外線をカットしていますが、廉価な製品では紫外線がそのまま照射されるものがあります。ヘッドライトの透明カバー裏側が溶けたように劣化する原因です。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
55Wや75WのHIDキットは発熱量が非常に高く、リフレクター部分が焼けてしまうことが当たり前となっています。35Wでもかなりの熱を発するので、ワット数選びは慎重に行いましょう。
関連)http://www.car-k2d.com/HID.html
バーナーからの浸水も深刻な問題です。社外品HIDバーナーには十分な防水がされていない物があり、ライト内部への浸水の可能性があります。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
バーナーから高圧ケーブルが出る部分や口金部分を覆っている熱収縮チューブとの隙間から浸水します。ここをシールする対策が必要になる場合もあるということです。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
ケーブルから雨が伝って浸水することもあるため、ケーブルの取り回しに注意が必要です。バーナー手前でケーブルをたるませることが大事になります。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
ガス漏れを起こすバーナーも存在します。表面に不純物が付着している場合は装着前に念入りに空焼きすることで使えますが、使用中にガスが漏れる場合は気づいた時には手遅れです。
関連)http://www.l-kobo.jp/hid.html
長寿命とうたっているHIDでもすぐ壊れて不点灯となる事例が多々あります。不良品に当たってしまった場合は交換するしかありません。
関連)http://www.car-k2d.com/HID.html
L工房の廉価なHIDシステムによるトラブル情報ページでは、安価なHIDキットの具体的なリスクが詳しく解説されています。購入前に目を通しておくと失敗を防げます。
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