バッテリーはバイクのリチウムおすすめ7選で選ぶ

バッテリーはバイクのリチウムおすすめ7選で選ぶ

バッテリーのバイクおすすめリチウム選びで知っておくべき全知識

鉛バッテリー用の充電器でリチウムバッテリーを充電すると、最悪の場合、発火・爆発が起こります。


🔋 この記事でわかること
リチウム vs 鉛バッテリーの違い

重量1/3・寿命2〜3倍・自己放電1/7以下。数字で見ると、リチウムバッテリーの優位性は一目瞭然です。

🛡️
失敗しない選び方3つのポイント

適合サイズ・CCA値・BMS搭載の有無を確認するだけで、冬の始動トラブルと無駄な出費の大半を防げます。

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価格帯別おすすめ7選

1万円台のコスパ重視から、5年保証付きのプレミアムモデルまで。予算と用途に合ったバッテリーを一挙紹介します。


バッテリーのリチウムが鉛より優れている5つの理由と数字


バイクのバッテリーといえば、以前は鉛バッテリーが当たり前でした。しかし近年、リチウムバッテリーへの乗り換えが急速に広まっています。その理由は「軽くて強くて長持ち」の三拍子がそろっているからです。


まず注目したいのが重量です。同じ容量の鉛バッテリーと比べて、リチウムバッテリーの重さは約1/3しかありません。たとえば鉛バッテリーが3kgなら、リチウムバッテリーは1kg程度です。バイクの重心が下がり、コーナリングや取り回しがぐっと楽になります。


次に自己放電の少なさです。鉛バッテリーは放置すると1ヶ月に約20%の電力が自然放電していきます。一方、リチウムバッテリーの自己放電率は月約5%と、鉛の約1/4以下です。これはつまり、久しぶりにバイクに乗ろうとしたとき「セルが回らない…」という状況になりにくいということです。


寿命の長さも見逃せません。鉛バッテリーの平均寿命は約2〜3年ですが、リチウムバッテリーは適切に使用すれば5〜10年間持つとされています。一般的な寿命を3倍とすれば、リチウムバッテリーのコストパフォーマンスは鉛を上回ることになります。


始動性能の高さも大きなメリットです。リチウムバッテリーは安定した高電圧を維持できるため、冷間始動時でもセルが力強く回ります。鉛バッテリーのように「寒い朝はモタモタする」という状況が減ります。


環境への配慮という点でも、リチウムバッテリーは優位性があります。鉛バッテリーに使われる鉛は有害物質ですが、リチウムバッテリーは鉛を使用しないため廃棄時の環境負荷が小さくなります。充電時に危険な水素ガスが発生しないのも安心できるポイントです。


比較項目 リチウムバッテリー 鉛バッテリー
重量 約1/3(例:1kg前後) 基準(例:3kg前後)
自己放電率(月) 約5% 約20%
寿命 約5〜10年 約2〜3年
価格 高め(1.5〜3万円) 安め(3千〜1万円)
始動性能 ◎ 高出力・安定 ○ 並(寒さに弱い)
充電器 専用品が必要 汎用品でOK


つまり、初期費用はかかるが長期コストで有利なのがリチウムです。



バイク用リチウムバッテリーの基礎知識について詳しくまとめられた参考情報:

【バイク初心者向け】リチウムイオンバッテリーでよくある5つのトラブルと対策(2りんかん)


バッテリーのリチウム選び方3つのポイントと失敗しない確認手順

リチウムバッテリーを選ぶときに「見た目が似てるから大丈夫だろう」と適当に選ぶと、取り付けられないどころかバイクの電気系統を壊すリスクもあります。失敗しない選び方には、3つのポイントを順番に確認することが条件です。


① 適合車種・サイズ・端子位置を確認する


最初に確認すべきは、自分のバイクに対応しているかどうかです。バッテリーには「YTX7A-BS」や「YTZ10S」のような型番があり、これが一致していれば基本的にサイズと端子位置は問題ありません。純正バッテリーの型番を車両の取扱説明書か、バッテリー本体のラベルで確認しましょう。各メーカーサイトには「対応車種検索」機能があるので、それを使うのが確実です。


② CCA値で「冬の始動力」を確認する


CCA値(Cold Cranking Ampere)とは、マイナス18℃の環境で30秒間、7.2V以上の電圧を維持しながら供給できる電流値のことです。わかりやすく言えば「寒い朝でもどれだけセルを力強く回せるか」を示す数値です。数値が高いほど低温時の始動性が良く、寒冷地ライダーや冬もバイクに乗る方は必ずチェックしましょう。目安として鉛バッテリーのCCA値の70%以上を維持しているモデルを選ぶと安心です。


③ BMS(バッテリーマネジメントシステム)搭載を確認する


BMSとは、バッテリーの過充電・過放電・過電流・温度異常を自動で検知して保護する回路のことです。BMSが搭載されていないと、充電器を長時間つなぎっぱなしにしたときや、バッテリーが完全放電した状態で乗ろうとしたときに、バッテリーが一発で使えなくなる可能性があります。BMS搭載が条件です。現在市販されている主要メーカーのリチウムバッテリーはほぼ全モデルにBMSが内蔵されていますが、格安の無名ブランド品は搭載されていないケースもあるため注意が必要です。


この3点を押さえれば大丈夫です。



CCA値の仕組みと重要性についての参考情報:

バッテリーの性能基準値 CCAとは?(カイセ株式会社)


バッテリーのリチウムおすすめ7選を価格帯別に徹底比較

リチウムバッテリーは各メーカーで採用しているセル構成やBMSのチューニングが異なるため、外見が似ていても性能差は大きいです。ここでは予算別に7モデルを厳選して紹介します。


🟡 コスパ重視(1万〜2万円台)


AZ Battery(AZ岡田商事)は、国内で広く流通するコスパの高いリチウムバッテリーです。鉛バッテリーの約1.5倍の始動性能を持ち、重量は鉛の約1/3。LEDインジケーターでバッテリーの状態がひと目で確認できるのが便利です。寿命は鉛の1.5〜2倍程度とされており、入門機としてまず試してみたい方に向いています。価格帯は1.3〜1.8万円程度です。


SKY RICHは2002年設立の中国メーカーで、充放電サイクル数が2,000回以上とされています。鉛バッテリーの充放電サイクル(150〜300回)と比べると約10倍近い耐久性で、頻繁な交換を避けたいライダーにとって大きなメリットです。コスパは高く、入手しやすい価格帯です。


DRC タフスターはオフロードパーツで有名な国内ブランド「ダートフリーク」のリチウムバッテリーです。同容量の鉛バッテリー比でCCA値が1.5倍以上と公称されており、寒冷時の始動性能が特に優秀です。オフ車はもちろん、ストリート用大型バイクへの採用実績もあります。


🔵 性能・安心重視(2〜3万円台)


SHORAI(ショーライ)は米国発のパワースポーツ用リチウムバッテリーの定番ブランドです。同社が独占販売権を持つeXtreme-Rateリチウム鉄角柱型セルを使用しており、極めて低い自己放電率が特徴です。硫酸化が起きないため品質劣化が少なく、ハードな耐久レースでの採用実績もあります。


NOCO(ノコ)は、アメリカ・オハイオ州で1914年に創業した老舗メーカーです。業界最長クラスの5年保証が最大の強みで、50,000回の始動サイクルと2,000回の充電サイクルに耐えるよう設計されています。保証期間中の安心感はダントツです。購入レシートは保管しておきましょう。


ELIIY Power(エリーパワー)は日本国内唯一の大型リチウムイオン電池専業メーカーです。ホンダの一部大型バイクやスズキの大型バイクに純正採用されており、国内製造の安全性・品質は折り紙付きです。低温環境下での優れた始動性と、補充電がほぼ不要なメンテナンス性を高次元で実現しています。国産品にこだわるライダーに最適です。


BS Battery(ビーエスバッテリー)は欧州発のバッテリーメーカーで、全モデルにBMSを内蔵しています。自己放電率が非常に低く、室温(10〜25℃)で12ヶ月放置してもエンジン始動が可能という驚異的な長期放置耐性を誇ります。適切に使えば5〜8年間使用可能で、充放電サイクルは2,000回超。アプリリアなど複数のメーカーで純正採用されています。


これは使えそうです。


メーカー 価格帯 保証 特徴
AZ Battery 1.3〜1.8万円 1年 LEDインジケーター、入門におすすめ
SKY RICH 1.5〜2万円 1年 充放電サイクル2,000回以上
DRC タフスター 1.5〜2万円 1年 CCA値1.5倍以上、寒冷時始動◎
SHORAI 2〜3万円 1年 レース実績、硫酸化なし
NOCO 2〜3万円 5年 業界最長保証、50,000始動回
ELIIY Power 2〜3万円 1年 国内唯一の純正採用国産メーカー
BS Battery 2.5〜3.5万円 2年 12ヶ月放置後始動可、5〜8年寿命



各バッテリーの長期放置テスト結果を詳しく検証した参考記事:

リチウムバッテリー徹底比較!10ヶ月放置+越冬した結果は?(Webike NEWS)


バッテリーのリチウムを使うときの注意点と充電器選びの落とし穴

リチウムバッテリーのトラブルの大半は「充電方法の誤り」と「使用環境の管理ミス」から起きています。知らずにやってしまいがちな落とし穴を事前に押さえておきましょう。


落とし穴① 鉛バッテリー用の充電器を流用する


最も多いミスがこれです。鉛バッテリー用の充電器は、リチウムバッテリーに対して高すぎる電圧(16V前後)を出力する場合があります。リチウムバッテリーへの充電は14.7V以下である必要があり、専用充電器以外を使うと過充電が発生し、最悪の場合は発火・爆発のリスクがあります。専用充電器は必須です。


落とし穴② 冬に「全く反応しない」と焦って判断を誤る


気温が5℃以下になるとリチウムバッテリーの化学反応が遅くなり、充電が残っていても突然「無反応」になることがあります。「冬眠」と表現されるこの現象は、バッテリーが壊れたわけではありません。メインスイッチをオンにしてヘッドライトグリップヒーターをしばらく点灯させ、バッテリーに微弱な電流を流して「目覚めさせる儀式」を5分程度行うと、化学反応が促進されて始動できるようになるケースが多いです。


落とし穴③ 過放電させてしまう


リチウムバッテリーは、電圧が極端に下がる「過放電」の状態になると、BMSが保護回路を作動させて完全に使用不能になる場合があります。長期間乗らないときは、月に一度の補充電か、バッテリーを外して室内保管するのが基本です。


落とし穴④ 旧車にそのまま取り付ける


製造から年数が経っている旧車には、鉛バッテリー向けに設計されたレギュレーターが搭載されていることがあります。このレギュレーターが16Vを超える電圧を出力している場合、リチウムバッテリーを過充電させてしまいます。旧車に取り付ける際は、まずレギュレーターの出力電圧を測定し、14.7V以下であることを確認してから交換することが条件です。不安な場合はバイクショップへの相談が安全です。


痛いですね。充電器の流用だけで数万円のバッテリーが一気にダメになるケースもあります。専用品を揃えることで、そのリスクはほぼゼロになります。



充電器の選び方と過充電のリスクについての参考情報:

リチウムバッテリーの基礎知識(Webike)


バッテリーのリチウムを長持ちさせる日常ケアと冬場のメンテナンス法

高性能なリチウムバッテリーでも、日常の使い方次第で寿命は大きく変わります。逆に言えば、正しいケアをすれば5〜10年という長寿命を余すところなく享受できます。


ケア① 月1回の補充電


冬場や乗らない時期でも、月に1回程度はリチウムイオン専用の充電器を使って補充電しましょう。短距離走行ばかり繰り返すと充電が追いつかず、じわじわとバッテリーが消耗します。乗る機会が少ない時期の補充電が最も効果的なメンテナンスです。


ケア② 週1回・20〜30分以上の走行


走ること自体がバッテリーの健康維持になります。週に一度、近所を30分程度流すだけで、走行発電によるバッテリーの充電が行われ、内部の活性化が保たれます。できれば往復1時間程度の定番コースを決めておくと習慣化しやすいです。


ケア③ 長期保管時はバッテリーを外す


シーズンオフに数ヶ月単位でバイクを乗らない場合は、バッテリーを外して室内で保管するのが理想的です。屋外の倉庫やガレージより気温変動が少ない室内のほうが、バッテリーへのダメージが減ります。再接続後は時計などのリセットが必要になりますが、それだけで寿命が数年単位で延びると考えれば十分な価値があります。


ケア④ 電圧をチェックする習慣をつける


リチウムバッテリーの電圧は、満充電で約13.2〜13.4V程度が正常値の目安です。12.8Vを下回り始めたら補充電のサイン、12.5Vを下回っている場合は速やかに充電するのが原則です。安価なデジタルテスターが1,000〜2,000円程度で購入でき、月1回の電圧チェックが習慣化できれば過放電のリスクを大幅に下げられます。


定期充電・十分な走行・適切な保管、この3つが基本です。これだけで鉛バッテリーとは比べ物にならない長寿命が実現します。



冬場のバッテリー管理と寿命を延ばすメンテナンスについての参考情報:

冬のバイクバッテリーはどれくらいで上がる?放置期間の目安と対策(東京都バイク買取センター)




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