

ハイオク指定なので燃料代は年間5万円近く増えます。
Vストローム1050XT DL1050RCは、2020年4月に発売されたスズキのフラッグシップアドベンチャーツアラーです。型式は8BL-EF11Mで、2021年モデルはカラーチェンジのみの変更となっています。
エンジンは水冷90度V型2気筒DOHC 1036ccで、最高出力は78kW(106ps)/8500rpm、最大トルクは10.1kgf・m/6000rpmを発生します。従来のVストローム1000XTから5kW(約7ps)出力が向上しています。
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車体寸法は全長2265mm、全幅940mm、全高1465mm、ホイールベース1555mmで、車両重量は247kgです。シート高は850mm(高い設定では870mm)の2段階調整が可能となっています。
つまり標準設定でも高めです。
参考)スポーツ&ツアラー&ネイキッド –バイクブロス・マガジンズ
燃料タンク容量は20Lで、使用燃料はハイオクガソリンが指定されています。定地燃費値(60km/h)は29.2km/L、WMTCモード値は20.3km/Lと公表されています。
参考)スズキ『Vストローム1050 XT』の燃費や足つき性は? お…
メーカー希望小売価格は151万8000円(税込)で、カラーは「ヘリテージスペシャル」を含む3色が用意されました。
S.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)が全面的に採用されています。電子制御スロットルとSDMS(スズキドライブモードセレクター)により、出力特性を3つのモードから選択できます。
走行シーンに合わせた使い分けが可能です。
トラクションコントロールは3段階調整可能で、完全に解除することもできます。ローRPMアシストがスムーズな発進をサポートし、スズキイージースタートシステムでワンプッシュ始動が可能です。
基本性能が充実しています。
XT専用機能として、クルーズコントロールシステムが装備され、アクセル操作なしで一定速度での巡航が可能になりました。ヒルホールドコントロールは上り坂での停止後の後退を抑制します。
ロードディペンデントコントロールが車両の荷重状態に応じて制動力を補正し、スロープディペンデントコントロールが下り勾配に応じてABSを最適化します。モーショントラックブレーキシステムはバンク角に応じたABS制御を行い、2段階から選択できます。
細かい制御が可能ですね。
ワイヤースポークホイールを標準装備し、オフロード走行にも対応する構造となっています。ナックルカバー、アルミ製アンダーカウリング、アクセサリーバーが標準装備され、アドベンチャー色を強めています。
ウインドスクリーンは工具不要で11段階の高さ調整が可能です。これは標準モデルの3段階(工具必要)と比べて大幅に利便性が向上しています。
状況に応じた調整が容易です。
センタースタンドを標準装備し、メンテナンスや荷物の積載時に便利です。12VアクセサリーソケットとUSBソケットの両方を備え、ツーリング中の電源確保に困りません。ターンシグナルはLED式が採用されています。
テーパー形状のアルミ製ハンドルバーが標準装備され、頑強なスタイルと操作性を両立しています。デザインは1988年発売の「DR750S」をモチーフにしており、パリ・ダカール出場マシン「DR-Z」を彷彿とさせます。
実走行での燃費測定では、市街地で16.3km/L、高速道路で25.9km/L、快走路で25.7km/Lという結果が出ています。総合的にはリッター24〜25km程度が実用域です。
参考)the「燃費」満タン300km超!? スズキのフラッグシップ…
高速道路7割、一般道3割の走行で674.5kmを走行した際の合計給油量は33.04Lとなり、実燃費は約20.4km/Lでした。流れの悪い市街地ではアイドリング時間が長くなるため、燃費が悪化します。
都市部走行は厳しいですね。
燃料タンク容量20Lでハイオク指定のため、満タン給油で約500km前後の航続距離となります。カタログ値の満タン時航続距離は584kmですが、実走行では350km程度が無給油での安全圏です。
給油計画が必要です。
参考)https://review.kakaku.com/review/K0001251784/
ハイオク指定のため、レギュラーガソリンと比較すると1リットルあたり約10〜15円高くなります。年間1万km走行する場合、燃料代だけで年間4万〜6万円程度の差が出る計算です。
維持費として考慮する必要があります。
館山道と一般道を組み合わせた262.1kmの走行で、平均燃費は市街地・高速・快走路を総合して約22.6km/Lでした。
Vツインエンジンとしては優秀な数値ですね。
シート高は850mmで、身長176cmのライダーの場合、両足のカカトがわずかに浮く程度です。高い設定の870mmにすると、身長182cmでもつま先立ちになります。
足つき性は厳しめです。
参考)Vストローム1050xt インプレ - MT-10SPと遊ぶ…
車両重量247kgのため、跨ったままでのバック操作にはかなりの体力が必要です。エンジンOFF時の取り回しは、バイクから降りて押す方が安全で楽に行えます。
立ちゴケのリスクがありますね。
身長182cmのライダーでも、標準シート高850mmでは両足の母指球が着く程度となります。Vストローム650XTと比較すると、1050XTは明らかに足つき性が劣ります。
体格の大きいライダー向けです。
最小回転半径は3.0mで、このクラスのバイクとしては標準的ですが、重量との組み合わせで取り回しには注意が必要です。センタースタンドが標準装備されているため、駐車時や停車時の安定性は確保されています。
これは助かります。
ローダウンキットやシート加工により、足つき性を改善する方法もありますが、最低地上高160mmが損なわれる可能性があります。オフロード走行を考慮する場合は慎重な判断が必要です。

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