ヘッドランプ車交換の費用と方法|バルブ規格から車検基準まで

ヘッドランプ車交換の費用と方法|バルブ規格から車検基準まで

ヘッドランプ車交換の全知識

自分でLED交換したら保証が切れます。


この記事のポイント
💡
交換費用の相場

ハロゲンは1,000~2,000円+工賃、LEDは10,000~30,000円+工賃で車種により変動

⚠️
整備不良のリスク

ヘッドライト切れで走行すると反則金7,000円+違反点数1点が科される

🔧
車検基準を満たす条件

光量6,400cd以上、光軸調整、適切な色温度が必須で基準外はNG

ヘッドランプ車交換が必要になる理由とタイミング


ヘッドライトが切れたまま走行すると、道路交通法違反の「整備不良尾灯等違反」に該当します。普通車の場合、反則金7,000円と違反点数1点が科され、原付・二輪車でも5,000~6,000円の反則金と1点の減点対象です。「今さっき切れたばかり」と説明しても、整備不良の取り締まりは故意かどうかではなく車両の状態が基準を満たしているかで判断されます。


参考)https://news.livedoor.com/article/detail/30446371/


ハロゲンバルブの交換時期は使用頻度にもよりますが、一般的に約500~1,000時間で寿命を迎えます。


つまり違反になる前提です。



参考)「HID」と「LED」ヘッドライト交換の正解は? メリットと…


バイクに乗っている方でも、車のヘッドランプ交換の知識は役立ちます。車とバイクでは保安基準が異なりますが、光量や光軸の考え方は共通しているため、車の整備知識があれば愛車のバイクメンテナンスにも応用可能です。また、車検や点検の際に不具合を指摘されてから慌てて交換するより、日常点検で早めに対処する習慣をつけると安全性が高まります。


ヘッドランプ交換の費用相場|バルブ種類別

ヘッドライトのバルブ交換費用は、選択するバルブの種類と作業を依頼する業者によって大きく変動します。ハロゲンバルブは部品代が1,000~2,000円程度で、これに工賃が加算される仕組みです。一方、HIDやLEDバルブは部品代が10,000~30,000円と高額で、同様に工賃が別途必要になります。


参考)ヘッドライト交換は2種類!交換手順や違い・費用をご紹介 - …


作業時間はハロゲンバルブで約30分~1時間、HIDやLEDバルブでは約1~2時間を要します。


費用が高額になるのはLEDです。



依頼先によっても費用は異なり、整備工場では約2,500~3,000円の工賃、ガソリンスタンドでは約2,000~3,000円の工賃が一般的です。ただし車種や作業の難易度によって変動するため、正確な見積もりを得るには専門店に相談することをおすすめします。自分で交換すれば工賃は発生しませんが、必要工具の準備が必要です。


参考)【保存版】車のヘッドライトの交換費用を徹底解説!自分でもでき…


ヘッドランプのバルブ規格|H4・H7・H11の違い

ヘッドライトバルブには複数の規格があり、互換性がないため自車に対応した規格を必ず確認する必要があります。H4は2灯式ヘッドライトに使用される規格で、1つのバルブでハイビームロービームの切り替えが可能です。ロービーム用の光を遮るシェードが付いており、中低価格帯の車種で多く採用されています。


参考)LEDヘッドライトバルブの種類は?おすすめ製品10選!


H7規格はロービーム専用の高効率バルブ形状です。H11規格はフォグランプやデイタイムランニングライトにも使用されるバルブ形状で、H8、H9、H16Jなどと互換性があります。


規格が異なれば取り付けできません。



参考)【一般的なヘッドライト規格7つをご紹介】ハロゲン電球からLE…


LEDヘッドライトに交換する際も、元のハロゲンバルブと同じ規格を選ぶことが基本です。規格とベースが同じであれば交換可能で、適切なLED電球を選ぶことで明るさをアップグレードできます。ただし、車種別の適合表を確認し、取り付けスペースや電源の仕様を事前にチェックすることが重要です。


参考)https://www.delta-in.co.jp/direct/eec_tekigou.pdf


ヘッドランプ車交換で車検に通らない5つの原因

車検対応ヘッドライトを装着しても不合格となるケースがあります。車検に合格するには1灯あたり6,400cd(カンデラ)以上の光量が必要ですが、車検対応品でも光量不足と判定される場合があり、原因として配線の劣化やバルブの取り付け不良が考えられます。逆に光量が強すぎる光量過多でも不合格になり、純正でハロゲンバルブを使用するリフレクタータイプヘッドライトで社外LEDに交換した際に多く発生します。


参考)車検対応ヘッドライトでも不合格!?車検に通らない5つの原因を…


光軸のズレも車検不合格の主要因です。左右のヘッドライトの光軸に大きな差がある場合も不合格となり、専用のテスターで厳密にチェックされます。点灯しない、光度が安定しない、ちらつきが見られる場合も不合格で、多くは経年劣化や不適切なバルブの取り付けが原因です。


参考)車検時のヘッドライトの検査項目とは?新基準の変更内容や対処法


2024年8月からは車検基準が変更され、ロービームの光軸や光量、色が基準を満たしていることが求められます。基準を満たせない場合は専門業者で調整を依頼し、確実に車検を通過できる状態に整えてください。


参考)要注意!車検に通らなくなるかも!? 基準の変更でヘッドライト…


LED化のメリットとデメリット|保証と耐久性

LEDヘッドライトのメリットは長寿命と省電力です。バルブ自体の寿命はLEDが約30,000時間で、HIDの約2,000時間と比較して圧倒的に長く、消費電力もHIDが35~55Wに対しLEDは12~27Wと少なくエコロジーです。純正ヘッドライトにLEDが多く採用される理由はこの2点にあります。


デメリットはハロゲンランプよりも購入金額が高額な点で、ヘッドライトユニットとバルブが一体化していることで交換代金も高くなる傾向があります。またLEDは消費電力が少ないため発熱も少なく、ヘッドライトに付着した雪が解けにくいというマイナス面もあります。


寒冷地なら併用が安心です。



参考)ヘッドライトをLEDにする際のメリットやデメリット


自分でLEDに交換すると、車両のメーカー保証が受けられなくなる可能性があります。メーカー保証は新車購入時に付帯し、通常の使用での故障を無償修理する制度ですが、純正部品以外への交換や改造が原因と判断されると保証対象外になるためです。国産のLEDライトを選ぶことで、しっかりとしたアフターケアを受けられるのもメリットです。


参考)ヘッドライトの交換費用(工賃含む)はどのくらい?依頼先や保証…


ヘッドランプ交換を自分で行う手順と注意点

バイクのヘッドライト交換は、ネイキッドバイクなどヘッドライトがむき出しになっているバイクであれば多少の整備ができる人なら素人でも可能です。作業手順は、ヘッドライトリム(カバー)の取り外し、ヘッドライト周りのコネクター外し、新しいヘッドライトの装着、ヘッドライト本体の固定、動作確認の順で行います。車の場合もバルブ交換は基本的に元のバルブと入れ替えるだけで完了します。


参考)https://bikeman.jp/blogs/bikeparts/motobike-81


自分で交換する場合は工賃は発生しませんが、プラスドライバーやスパナ、メガネレンチなどの工具準備が必要です。100円ショップでも売られていますが、工具の精度や耐久性を考えホームセンターなどで揃えるとよいでしょう。交換後は点灯確認と試走で、ちらつきや異音、過熱、水漏れがないかを入念に点検し、問題があれば対処してください。


参考)https://media.yzf-r.com/2057


電装系の加工やHIDバラストの交換、レンズやプロジェクターの調整が伴う場合は専門店に依頼することをおすすめします。作業記録や購入明細、保証書は保管しておくと、後のトラブル対応や車検で役立ちます。光軸調整は専用工具とテスターが必要なため、車検前には専門店で確認してもらうと安心です。


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