レッドブル・ルーマニアクス世界一過酷バイクレース完走率日本人参戦

レッドブル・ルーマニアクス世界一過酷バイクレース完走率日本人参戦

レッドブル・ルーマニアクス過酷バイクレース

あなたが普段乗っているバイクでも出場できます。


この記事の3つのポイント
🏔️
世界最高峰の過酷レース

ルーマニアのカルパティア山脈で開催される5日間のハードエンデューロ。1日100km超、最大8時間の極限バトル

🏍️
市販バイクでも完走可能

ヤマハ・テネレ700やトライアンフ・Tiger 900など、ほぼ市販仕様のアドベンチャーバイクが上位入賞を果たした実績あり

🇯🇵
日本人ライダーの挑戦

2022年に日本人5名が参戦し、3名が完走という快挙を達成。ゴールドクラスへの挑戦も続く

レッドブル・ルーマニアクスとは世界一タフなレース


レッドブル・ルーマニアクスは、ルーマニアのシビウで毎年7月末から8月初旬に開催される世界最高峰のハードエンデューロレースです。2026年は7月28日から8月1日にかけて第23回大会が予定されています。


参考)Home


このレースはエンデューロとトライアルが融合した「ハードエンデューロ」というジャンルの成立に大きく貢献したイベントで、レッドブルが主催する代表的なオフロードレースの一つとなっています。カルパティア山脈の険しい地形を舞台に、プロローグと4日間の本戦で構成され、参加者は極限の体力と技術を要求されます。


参考)レッドブル - Wikipedia


クラスはゴールド(プロ)、シルバー、ブロンズ、アイアン(初出場者向け)の4つに分かれており、各クラスで異なる難易度のコースが設定されています。世界中から数百名のライダーが集まり、「世界の狂ったヤツが集まるレース」とも呼ばれる過酷な挑戦の場です。


参考)チームジャパン、ルーマニアクスへの挑戦vol.1「世界の狂っ…


つまり最高峰レースです。


参考リンク:レッドブル・ルーマニアクス公式サイトでは、レース概要や参加方法、歴代の結果などが確認できます
Red Bull Romaniacs

レッドブル・ルーマニアクスの過酷な競技内容

レースは市街地で行われるプロローグから始まり、巨大なタイヤや丸太、ジャンプ台などの人工セクションで構成されています。このプロローグはマシンを壊したり怪我をするリスクが大きいため、日本チームが参加を見送った例もあるほど危険性が高いセクションです。


参考)世界一タフなハードエンデューロ「ルーマニアクス」への挑戦 -…


本戦の4日間は山中のハードなコースを走り、1日の走行距離は100kmを超え、走行時間は最速でも4時間かかります。8時間を超えるとタイムアウトとなりペナルティが加算され、4日間のうちに2日タイムアウトすると失格となってレース続行が不可能になります。


日本のハードエンデューロとは異なり、ヒルクライムは押し上げ、その後長い下りを延々と降らされるという体力勝負の地獄のようなセクションが続きます。参加者は筋肉痛だけでなく、関節がめちゃくちゃ痛くなるほどの身体的負担を強いられるのです。


参考)チームジャパン、ルーマニアクスへの挑戦vol.10「3人のフ…


体力勝負が基本です。


水分補給も重要な課題で、キャメルバッグの水が底を尽きて登頂を断念し、民家に助けを求めて水を分けてもらった日本人ライダーの例もあります。マラソンでいえば東京マラソン約2.4回分の距離を、険しい山岳地帯で5日間続けるイメージです。


市販バイクでレッドブル・ルーマニアクス完走の実績

驚くべきことに、ほぼ市販仕様のバイクでもレッドブル・ルーマニアクスで上位入賞が可能です。2025年にはジョニー・ウォーカーが自身初のアドベンチャーバイク、トライアンフ・Tiger 900 Rally Proで参戦し、総合2位という驚異的な結果を残しました。


参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000449.000031383.html


このバイクはほぼ市販状態で、ごく一部のレース用パーツを加えただけの仕様でした。Tiger 900 Rally Proは3気筒エンジンで最高出力108PS、最大トルク90Nmを発揮し、240mmのフロントストロークと230mmのリアストロークという優れたサスペンション性能を持っています。


2023年にはヤマハのテネレ700が参戦し、世界一タフと言われるレースに2気筒アドベンチャーマシンで挑んで完走と優勝を果たしています。これは街乗りや林道ツーリングで使われる一般的なアドベンチャーバイクが、世界最高峰のハードエンデューロで通用することを証明した快挙でした。


参考)【海外】テネレ700がハードエンデューロレースで完走&#03…


市販車でも通用します。


これらの事例は、特別なレース専用マシンがなくても、適切な準備と技術があれば挑戦できることを示しています。ただし、サスペンションセッティングやタイヤ選択など、最低限のカスタマイズは必要です。


参考リンク:トライアンフ公式のレース参戦レポートでは、Tiger 900の詳細なスペックとレース中の活躍が確認できます
ジョニー・ウォーカーが自身初のアドベンチャーバイクでレッドブル・ロマニアクスに参戦

日本人ライダーのレッドブル・ルーマニアクス参戦記録

2022年に日本人ライダー5名がルーマニアクスに参戦し、大きな注目を集めました。ゴールドクラス(プロクラス)に山本礼人選手と佐々木文豊選手、ブロンズクラスに横田悠選手、岡庭和俊選手、戸高一希選手が挑戦しました。


参考)チームジャパン、ルーマニアクスへの挑戦vol.7「世界最高レ…


ゴールドクラスの2名は厳しい戦いを強いられ、山本選手はDAY2でタイムアウト、佐々木選手はDAY1で首を打撲しCP1でリタイアという結果になりました。一方、ブロンズクラスの3名は全員が完走を果たし、日本人として初めてとなるルーマニアクス完走者が複数誕生しました。


横田選手はプロローグで2分18秒を記録し、タイヤセクションを慎重にクリアして最後のジャンプ台も華麗に飛ぶという好パフォーマンスを見せました。これは日本のハードエンデューロ界にとって歴史的な瞬間であり、世界最高峰レースでの日本人の活躍を証明するものとなりました。


3人完走は快挙です。


韓国では2015年に李南基選手がルーマニアクスに韓国人として初参戦し、アジアでのハードエンデューロの広がりを示しています。日本・台湾・韓国・中国を結ぶアジアのハードエンデューロネットワークも形成されつつあります。


参考)바이킹넷 : 네이버 블로그


ハードエンデューロと日本国内シリーズの関係

日本でもハードエンデューロは人気のカテゴリーとなっており、国内最高峰のシリーズ戦「G-NET(ジー・ネット)」が開催されています。このシリーズは九州や広島など西日本が発祥とされ、近年は関東以北でも盛んに大会が開催されるようになりました。


参考)海外ではお祭り騒ぎのオフロードレース「ハードエンデューロ」 …


世界最高峰の「エルズベルグロデオ」(オーストリア)に参戦する日本人ライダーの登場とリンクして、国内でも人気カテゴリーへと成長してきました。G-NETの最終戦では、全日本トライアル選手権で9回のチャンピオンを獲得した小川友幸選手や、2019シーズンランキング2位の野崎史高選手が電撃参戦し、大きな話題となりました。


日本でも人気上昇中です。


トライアルのスーパーライダーたちがハードエンデューロで圧倒的な強さを見せつけたことは、両ジャンルの技術的な近さを示しています。日本のハードエンデューロはヒルクライムの登坂力やセクションでのテクニックが重視されますが、ルーマニアクスのような海外レースは体力勝負の要素が強いという違いがあります。


国内での経験を積んだライダーが海外の過酷なレースに挑戦する流れは今後も続くと予想され、アジア・ハードエンデューロ・チャンピオンシップのような国際大会も開催されています。日本人ライダーが2位の成績を残すなど、アジア地域でのレベル向上も顕著です。


参考リンク:Off1.jpでは日本人ライダーのルーマニアクス挑戦の詳細なレポートが連載されており、現地の様子や苦労が生々しく伝えられています
ルーマニアクスへの挑戦vol.1「世界の狂ったヤツが集まるレースに5人の日本人が挑む」

レッドブル・ルーマニアクス参戦準備とクラス選択

ルーマニアクスに参戦するには、自分の実力に合ったクラスを選ぶことが重要です。初出場者向けのアイアンクラスには70名程度、ブロンズクラスには166名、シルバークラスには109名、プロクラスのゴールドには32名が参戦します。


クラスごとに出発時間と間隔が異なり、難易度も大きく変わります。日本人の初挑戦者の多くはブロンズクラスからスタートし、経験を積んでからゴールドクラスへのステップアップを目指すパターンが一般的です。


準備としては、まず国内のハードエンデューロレースで経験を積むことが推奨されます。G-NETなどの国内シリーズで上位に入れる実力があれば、ルーマニアクスのブロンズクラスでの完走可能性は高まります。


クラス選択が重要です。


バイクの準備としては、サスペンションのセッティング調整、ハンドガード装着、タイヤ選択などが必須です。前述のように市販車でも参戦可能ですが、長距離走行に耐えるメンテナンス状態を保つことが求められます。水分補給のためのキャメルバッグは必携アイテムで、容量は最低でも2リットル以上が望ましいでしょう。


体力面では、1日8時間のライディングを4日間続けられる持久力が必要です。筋肉トレーニングに加えて、関節への負担を軽減するためのストレッチやコンディショニングも重要になります。登りは押し上げることが多いため、バイクを押す筋力と持久力も鍛えておく必要があります。


レッドブル・ルーマニアクス2026年開催情報

2026年のレッドブル・ルーマニアクスは7月28日から8月1日にかけて開催される予定で、これが第23回大会となります。開催地は例年通りルーマニアのシビウ周辺のカルパティア山脈エリアです。


過去の大会では、マヌエル・レッテンビッヒラーが2025年大会で6回目の優勝を果たすなど、圧倒的な強さを見せています。ゲームチェンジャーと呼ばれる2025年の第22回大会では、最終日の激しい戦いが繰り広げられました。


2026年大会の詳細なエントリー情報やレギュレーションは、公式サイトで順次発表される予定です。参加を検討している方は、早めに公式サイトをチェックしてエントリー期限や必要書類を確認することをおすすめします。


第23回大会です。


レースプログラムやショップ情報、過去の動画や写真なども公式サイトで閲覧可能で、レースの雰囲気を事前に把握することができます。初めて参戦する場合は、過去大会の映像を見て難易度やコースの特徴を研究しておくと良いでしょう。


レッドブル・ルーマニアクスの魅力と挑戦する意義

レッドブル・ルーマニアクスの最大の魅力は、世界中のハードエンデューロライダーが集まる国際的な環境で自分の限界に挑戦できることです。「世界の狂ったヤツが集まるレース」という表現が示すように、同じ情熱を持つライダーたちとの交流も大きな醍醐味となっています。


完走すること自体が大きな名誉であり、完走メダルは参加者にとって一生の宝物となります。タイムや順位よりも、過酷な5日間を乗り切ったという達成感と自信が得られることが、多くのライダーを惹きつける理由です。


レース期間中はレッドブルガールとの記念撮影や、各国のライダーとの交流、観客からの応援など、お祭りのような雰囲気も楽しめます。市街地プロローグは観客も多く、地元の人々もレースを歓迎してくれる温かい環境です。


完走が最大の目標です。


日本人ライダーとして参戦すると、韓国人として初参戦した選手と同様に、現地メディアからインタビューを受けることもあります。アジアからの参戦者はまだ少ないため、注目度も高く、良い結果を残せば次の世代のライダーに道を開くことにもつながります。


挑戦することで得られる経験は、バイク技術の向上だけでなく、精神的な成長や国際的な視野の広がりにも寄与します。ルーマニアという国の文化や自然に触れられることも、このレースならではの魅力です。





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