rf900r スペック 国内 輸出 出力 エンジン

rf900r スペック 国内 輸出 出力 エンジン

rf900r スペック 詳細

国内仕様は89PSにデチューンされています。


RF900R 3つのポイント
🏍️
専用設計937ccエンジン

RF900R専用に開発された水冷4スト並列4気筒DOHCエンジンで、他車種への流用なし

出力差46PS

国内仕様89PS、輸出仕様135PSと大きな性能差がある

🎨
特徴的ルーバーデザイン

フルカウル両サイドに配された大胆なスリットが印象的な外観

rf900r エンジン スペック 詳細



RF900Rのエンジンは937ccの水冷4ストローク並列4気筒DOHCユニットです。ボア×ストロークは73mm×56mmと設定されています。


参考)スズキ(SUZUKI) RF900Rの型式・スペックならバイ…


このエンジンの特徴は、RF900R専用に新開発された点です。GSX-R1100からの流用でもなく、RF600RやGSX-R750系のスケールアップでもありません。


つまり専用設計ということですね。



参考)https://www.bbb-bike.com/history/data21_1.html


バイクやクルマでは開発費用削減のため、エンジンを複数車種で共用することが一般的です。しかしこの937cc4気筒ユニットを搭載して販売されたのは、RF900Rだけです。


圧縮比は11.3:1と高めに設定されており、燃料供給方式はキャブレターを採用しています。エンジンオイル容量は全容量で3.9リットル必要です。


点火装置はフルトランジスタ式で、点火プラグはCR9Eを4本使用します。


エンジン始動はセルフスターター式です。



変速機は5段リターン式で、フットシフトによる操作です。1次減速比1.565、2次減速比2.866という設定になっています。


rf900r 国内仕様 輸出仕様 出力比較

国内仕様の最高出力は89PS/9,000rpmです。対して輸出仕様は135PS/10,000rpmを発揮します。


その差は46PSです。



参考)ド派手なスリットが印象的!!なのにスズキ・RF900Rが忘れ…


最大トルクも違いがあります。国内仕様は8.7kgf・m/7,000rpm、輸出仕様は10.2kgf・m/9,000rpmです。


輸出仕様には300km/hスケールのメーターが装着されていました。国内仕様のメーターはアナログ式ですが、スケールは異なります。


項目 国内仕様 輸出仕様
最高出力 89PS/9,000rpm 135PS/10,000rpm
最大トルク 8.7kgf・m/7,000rpm 10.2kgf・m/9,000rpm
出力差 - +46PS

輸出仕様の135PSというパワーは高速巡航性に優れています。170km/h以上での巡航も楽々こなし、最高速は240km/hに達するとされます。


参考)RF900R【1994~96年式】を売る|最新の買取相場と査…


フルパワー仕様に対して国内モデルは89PSにデチューンされたものです。当時の日本国内では自主規制により、大型バイクでも出力制限がありました。


rf900r 車体 サイズ 重量

全長2,130mm、全幅730mm、全高1,170mmというディメンションです。ホイールベースは1,440mmに設定されています。


車両重量は232kgです。1リッタークラスとしては比較的軽量な部類に入ります。シート高は805mm、最低地上高は120mmです。


参考)http://www.interq.or.jp/black/shinomy/rf900rsyoukai.htm


フレーム形式はダイヤモンド型を採用しています。キャスター角24度30分、トレール量99mmというステアリングジオメトリです。


燃料タンク容量は21リットルと大容量です。市街地での平均燃費が約25km/リットルとされるため、航続距離は500km以上になります。


参考)https://blog.goo.ne.jp/miyakeawest/e/1d1bd96b753fbaa5dbc146f2f005ccc3


乗車定員は2名です。ツアラーとしての性格を持つため、タンデム走行も想定されています。


フロントフォークは正立テレスコピック式、リアスイングアーム式サスペンションです。


リアショックアブソーバは1本です。



rf900r ブレーキ タイヤ 足回り

フロントブレーキは油圧式ダブルディスクです。リアは油圧式シングルディスクを採用しています。


タイヤサイズはフロント120/70ZR17、リア170/60ZR17です。いずれもラジアルタイヤで、チューブレスタイプです。


ホイールリム幅はフロント3.5インチ、リア5.5インチです。リアの太めのタイヤが安定性とトラクションを確保します。


タイヤがラジアル構造なのは注目点です。90年代前半のバイクでラジアルタイヤを標準装備する車両は限られていました。


高速走行時の安定性と接地感が向上します。


街中で4,000rpm以上回す必要はまずないほどの余裕があります。低回転域でのトルクが十分なため、日常走行では扱いやすい特性です。


rf900r 外観 デザイン 特徴

フルカウルの両サイドに配された大胆なルーバー(スリット)が最大の特徴です。このド派手なスリットデザインが印象的な外観を作り出しています。


ヘッドライトは60W/55Wのデュアルフィラメント球を使用します。テールライトは21W/5W(制動灯/尾灯)です。


スピードメーターはアナログ表示式で、エンジン回転計も装備されています。90年代らしいインストゥルメントパネルです。


フルカウルスタイルながら、スーパースポーツほど前傾姿勢がきつくありません。ツアラーとしての快適性を重視したポジションです。


しかし当時の市場では「中途半端」という評価を受けました。スポーツツアラーとして全てが中途半端だったことが不人気の要因とされます。


ライバル車にはホンダCBR900RRファイヤーブレードやヤマハFZR1000がありました。これらと比較して、RF900Rは商業的に大敗を喫しています。


rf900r 販売期間 生産年式

1994年3月に国内で発売されました。型式はGT73E、原動機型式はT707です。


生産は1999年まで続きました。約5年間のモデルライフでしたが、その間に目立ったマイナーチェンジは行われていません。


現在はカタログ落ちとなっており、新車での購入はできません。中古車市場か逆輸入車を探すしか入手方法はありません。


参考)http://www2g.biglobe.ne.jp/~TERA/bike/rf900r.html


RFシリーズには600cc(RF600R)と400cc(RF400R)も存在しました。しかし937ccのRF900Rは独自のエンジンを持つ唯一のモデルです。


販売台数が少なかったため、現在では希少なバイクとなっています。「何となく見たことはあるような、ないような」という存在感の薄さが特徴です。


当時は国内での排気量制限(750ccまで)がなくなった時代に登場しました。大型免許制度の変更に合わせた投入でしたが、市場では受け入れられませんでした。


RF900Rの詳細スペックと写真(バイクブロス)
バイクブロスのカタログページでは、RF900Rの詳細な諸元表と当時の写真を確認できます。


スズキ公式のRF900R諸元表PDF
スズキのデジタルライブラリーで、RF900Rの年式別諸元表を閲覧できます。




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