ステップワゴン バイク トランポ化の選び方と積載の手順

ステップワゴン バイク トランポ化の選び方と積載の手順

ステップワゴン バイク トランポ化

タイダウンフックは標準装備されていません。


この記事で分かる3つのポイント
🚗
ステップワゴンがトランポに適した理由

低床設計と広い荷室で、大型バイクやモトクロスバイクも積載可能

🔧
必要なアイテムと固定方法

タイダウンフック、コンパネ、ベルトなど積載に必要な道具と設置手順

📋
車検と改造の注意点

シート取り外しやフック追加時の構造変更申請の必要性

ステップワゴンをトランポに選ぶライダーが増えている背景


ステップワゴンは、バイクを積んで移動するトランポとして近年多くのライダーから支持を集めています。トランポとは「トランスポーター」の略で、レース用のナンバーが付いていないバイクやオフロードバイクを運搬する車両を指します。


参考)ステップワゴンがトランポに向いてる?RK型とRP型を比較!


ステップワゴンがトランポに適している最大の理由は、荷室の広さと低床設計にあります。3列目シートを床下に収納できるため、荷室をフラットにして最大2,270mmの奥行きを確保できます。大型バイクの全長は約2,200mm程度なので、ホンダのVFR1200Fやスズキのハヤブサといったビッグサイズなバイクも難なく積めるわけです。


参考)ステップワゴン トランポ化で大型バイクも楽々積載 - 車の広…


床面が低いのも大きなメリットです。バイクを積み込む際に急な角度にならず、労力が少なくて済みます。


ただし注意点がひとつあります。ステップワゴンにはタイダウンフックが標準装備されていないため、バイクを固定するには自分で取り付ける必要があります。3列目シート用のシートベルト固定部分を利用して、板金に穴を開けてフックを設置する方法が一般的です。


参考)https://ameblo.jp/racerkazu/entry-12462461234.html


ステップワゴンのRK型とRP型の違いとトランポ適性

ステップワゴンをトランポとして選ぶ際、RK型とRP型のどちらが適しているかは重要なポイントです。それぞれの特徴を理解することで、自分のバイクライフに合った車両を選べます。


RK型は2009年から2015年まで製造された4代目モデルです。荷室が広くフラットな床が特徴で、床面が低いためバイクの積み下ろしが楽に行えます。2列目・3列目シートを外すことで広い荷室を確保でき、大型バイクやモトクロスバイクを複数台積むことも可能です。価格面では中古車市場で手頃な価格帯になっており、初めてのトランポ車両として選ぶライダーも多い印象です。


RP型は2015年から登場した5代目モデルです。低床設計はRK型から引き継がれており、荷室長は2列目シートを外すと最大2,270mmまで拡張できます。RP型の強みは燃費性能にあり、ハイブリッドモデルも選択できるため長距離移動でのコスト削減が期待できます。WLTC燃費は13.6km/Lとなっています。


参考)RP1 ステップワゴン 性能と維持費 FF/CVT 7人 …


どちらのモデルも荷室開口部は1,270mmあるため、ほとんどのオフロードバイクをそのまま積載できます。250ccクラスのフルサイズバイクであれば、セカンドシートを前方にスライドさせた状態で約1,900mm以上の荷室長が確保できるため問題ありません。


つまり積載性能はどちらも優秀です。



参考)ステップワゴンのトランポキットの積載力とDIY実例紹介


選択の基準は予算と燃費重視か、価格重視かで判断するといいでしょう。


ステップワゴンに積載できるバイクのサイズと種類

ステップワゴンに積載できるバイクのサイズは、かなり幅広い選択肢があります。


具体的な数字で見ていきましょう。


荷室の奥行きは、2列目シートを残した状態で1,640mmです。2列目シートを取り外すと2,270mmまで拡張できます。この寸法があれば、ホンダのVFR1200F(全長2,250mm)やスズキのGSX1300Rハヤブサ(全長2,190mm)といった大型バイクも難なく乗せられます。


参考)【ステップワゴンがトランポに向いている5つの理由】初心者にも…


モトクロスバイクやオフロードバイクも問題ありません。フルモデルのオフロードバイクは全長が約2,100mm程度なので、ホンダのCRF450RやヤマハのYZ450Fも積載可能です。YZ125Xのようなやや小型のモトクロスバイクであれば、2列目シートの右側6割部分を外すだけで積めます。


参考)RGステップワゴンでYZ125Xをトランポする(暫定記事) …


250ccクラスのフルサイズバイクは、セカンドシートを前方にスライドさせることで約1,900mm以上の荷室長が確保でき、オフロードバイクやモタード系のマシンに適しています。CBR250RRといったスポーツバイクも実際に積載している事例があります。


参考)CBR250RRを積載する私のトランポ・ステップワゴンを紹介…


開口部の幅は1,270mmあるため、車体幅の心配もほとんどありません。車体の長さが1,800~2,000mmのオフロードバイクであれば、2列目シートを外さずに荷室に積める場合もあります。


積載できないバイクはほぼないといえますね。


ステップワゴントランポ化に必要なアイテムと費用

ステップワゴンをトランポ化するために必要なアイテムは、意外とシンプルです。最小限の装備から本格的な仕様まで、予算と目的に応じて選べます。


最も基本的なアイテムは、コンパネ(床材)、タイダウンベルト、タイダウンフックの3点です。コンパネは床をフラットにして積載面を整えるために使います。寸法は1560×240mm×1枚と510×240mm×1枚、そして30×20mm×2枚があれば十分で、費用は約2,000円、制作時間は1時間程度です。厚手の紙を敷いてから防汚マットを敷くと、車内の汚れを防げます。


タイダウンフックはステップワゴンに標準装備されていないため、自分で設置する必要があります。3列目シート用のシートベルト固定位置を利用して、板金に穴を開けてボルトとナットで固定する方法が一般的です。フックの位置は荷室後方と前方の両方に設置すると、バイクをしっかり固定できます。


追加で用意すると便利なアイテムは、バイクレール、タイヤストッパー、フロントホイールクランプです。バイクレールはアシストグリップにかけて使用し、バイクを押し上げる際に便利です。タイヤストッパーを置くとバイクの位置が安定します。


参考)https://ridgebiker.com/2023/10/23/trumpo/


市販のトランポキットもあります。ステップワゴンRK型用のWITHMEトランポキットは板張り加工済みで、バイク積み用として販売されています。DIYが苦手な方には検討する価値があるでしょう。


費用面では、最小限の装備なら5,000円程度から始められます。本格的なトランポキットを導入する場合は数万円の投資が必要になりますが、長期的に使うなら十分に元が取れる金額です。


ステップワゴントランポでバイクを安全に固定する手順

バイクを車に積んだ後の固定方法は、安全な移動のために最も重要な作業です。間違った固定方法はバイクのフレームアライメントを崩す原因にもなるため、正しい手順を守る必要があります。


まず基本的な固定の流れを説明します。バイクを積み込んだら、ハンドルをきれる方向に引っ張ります。


これでバイクの向きが安定します。


次にタイダウンベルトを使って固定しますが、ここで重要なのは引っ張る方向です。


多くの人が間違えやすいのが、フロントタイヤとシート後方を下向きに引っ張る方法です。実はこの固定方法はバイクのピボット部分を左右方向へ下向きに引っ張ってしまい、フレームに負担をかけます。正解は、左右のピボットから上から見たときにX字になるように取り付けることです。


具体的な固定ポイントは以下の通りです。タイダウンベルトをフロント側とリア側の両方で固定し、バイクが前後左右に動かないようにします。フロントホイールクランプを使うと、さらにバイクの安定性が向上します。タイダウンフックはシートベルト固定部分に取り付けたものを使います。


アシストグリップにタイダウンをかける方法もあります。ただしアシストグリップの強度には限界があるため、メインの固定点としてではなく補助的な使い方が安全です。


固定作業の際は、バイクを必要以上に強く引っ張らないことも大切です。タイダウンベルトを締めすぎると、サスペンションが沈み込みすぎてフレームに負担がかかります。適度なテンションで固定し、走行中に緩まないかを定期的にチェックしましょう。


ステップワゴントランポ化における車検と構造変更の注意点

ステップワゴンをトランポ化する際、車検や構造変更の手続きが必要になるケースがあります。何も知らずに改造すると後で困ることになるため、事前に理解しておくべきポイントを整理します。


シートを取り外してバイクを積載する場合、乗車定員が変わるため構造変更の申請が必要になる可能性があります。例えば8人乗りのステップワゴンから2列目・3列目シートを外して2人乗りにする場合、乗車定員の変更登録を行わなければなりません。


参考)ステップワゴンをバンにしたので手順を説明してあげます : 2…


4ナンバー(小型貨物)への変更登録を行う場合、いくつかの条件があります。荷室の広さや乗車定員の制限をクリアする必要があり、新規検査等届出書、重量分布計算書などの書類を提出して事前審査に合格しなければなりません。構造変更には書類作成の手間がかかりますが、年間の自動車税が安くなるメリットもあります。


参考)https://ameblo.jp/hisapon-maddest/entry-12298277402.html


最大積載量にも注意が必要です。例えば最大積載量200キロの4ナンバー車両で、乗車人数が2名の場合、3名×55キロ=165キロが最大積載量に加算されて365キロまでは許容範囲になります。バイクの重量が250ccクラスで約150キロ前後、大型バイクで200キロ以上になるため、積載量の計算は事前に確認しておくべきです。


参考)ステップワゴンをバイクのトランポとして利用したく4ナンバー登…


タイダウンフックの追加は、シートベルト固定部分を利用する程度であれば大きな問題にはなりませんが、ボディに穴を開ける改造は慎重に行う必要があります。車検時に指摘される可能性もあるため、構造に影響しない範囲での取り付けを心がけましょう。


シートの取り外しが不正改造に該当するかは微妙なところですが、構造変更の手続きを行えば合法的にトランポとして使用できます。重量税は車検取得時に車検期間分を払う形になり、ステップワゴンの場合は8,800円です。


構造変更は面倒に感じるかもしれませんが、合法的にトランポを運用するためには避けて通れない手続きです。最寄りの陸運局で相談すれば、必要な書類や手順を教えてもらえます。


ステップワゴントランポを日常使いと両立させるコツ

ステップワゴンをトランポとして使いながら、家族の送迎や日常の買い物にも使いたいという方は多いでしょう。両立させるためには、シートアレンジと装備の可逆性がポイントになります。


シートアレンジの面では、7人乗りモデルを選ぶのがおすすめです。8人乗りはセカンドシートがベンチシートになっており、シートを限界まで前へ出したスペースのみが格納スペースになります。一方、7人乗りモデルはセカンドシートがキャプテンシートで、シートアレンジの自由度が高く、トランポ使用時と日常使用時の切り替えがスムーズです。


参考)ステップワゴンがトランポに最適な理由4つ!使い心地まで解説!…


ステップワゴンのサードシートは床下に格納できるため、バイクのハンドルが跳ね上げたシートに当たる心配がありません。競合他社のミニバンはサードシートを跳ね上げする方式が多く、トランポとして使う際にバイクの乗せ降ろしがしづらいという問題があります。


この点でステップワゴンは優れています。



装備面では、コンパネや防汚マットを取り外しやすい構造にしておくと便利です。バイクを積まない時は通常の荷室として使えるよう、板材を簡単に取り外せる設計にしておきましょう。タイダウンフックもシートベルト固定部分に取り付けているだけなら、根本の固定ボルトを外すだけで元に戻せます。


参考)ステップワゴンrpでトランポ : オフロードハンターの日記


故障率の低さもステップワゴンの強みです。トランポとして長距離を走る機会が多いライダーにとって、壊れにくい車は重要な選択基準になります。ステップワゴンは故障率が低く、日常使いとトランポ使用の両方で安心して乗れる車といえます。


バイクを積載しない時は通常のファミリーカーとして、週末はトランポとして——この使い分けができるのがステップワゴンの大きな魅力です。


参考になるトランポの実例や固定方法の詳細は、以下のリンクで確認できます。


バイクを車に積む方法とトランポのコツ【完全ガイド】
実践的なバイクの積載方法や、初心者がよくやってしまう失敗例と対策を詳しく紹介しています。


ステップワゴンがトランポに向いてる?RK型とRP型を比較!
ステップワゴンの各モデルの特徴とトランポキットの活用法について解説しています。




ステップワゴン ラゲッジマット 新型 エアー スパーダ RP6 RP7 RP8 3D ラゲージマット カーゴマット フロアマット STEP WGN AIR SPADA トランク トレー ホンダ HONDA カスタム パーツ アクセサリー ドレスアップ (ラゲッジアンダーマット) [2] S