

ネットだけで荷物を固定しているあなた、それだけで高速走行中に荷物が落ちて違反点数1点が加算されます。
ツーリングネットの使い方は、シンプルに見えて実は「順番」が命です。まず荷物をリアシートの中央に置き、重心ができるだけ低くなるように配置します。重い物を下に、軽い物を上に積むことで走行中の安定感が大きく変わります。
参考)バイク ツーリングネットおすすめ10選! 荷物の悩みを解決す…
荷物が決まったら、ネットを広げて荷物全体にかぶせます。このとき、ネットのマス目が均等になるよう調整し、荷物の角や突起が飛び出ないことを確認してください。 一度軽く引っ張ってネットと荷物の密着を確かめてから、フックをバイクのフレームや荷掛けフックにかけましょう。
参考)https://media.yzf-r.com/1925
フックをかける順番は「対角線」が基本です。たとえば左前→右後→右前→左後の順にかけると、ネット全体に均等なテンションがかかりやすくなります。テンションが片側に偏ると荷物がずれやすくなるため注意が必要です。 テンション調整が終わったら、荷物を軽く押して動かないかを必ず確認しましょう。
走行前のチェックが大切です。
サイズが合わないネットを使うと、固定力が大幅に落ちます。主なサイズ展開と対応荷物量は次の通りです。
| サイズ | 寸法(cm) | 許容容量目安 | 用途例 |
|---|---|---|---|
| M | 30×30 | 〜30L | 日帰り・小荷物・スーパーのダンボール1個 |
| L | 40×40 | 〜30L | 1泊程度・リュック1個 |
| LL | 50×50 | 60L前後 | 複数泊・シートバッグ+追加荷物 |
| 3L | 60×60 | 60〜80L | キャンプツーリング・大型荷物 |
タナックスのツーリングネットVはMからLLまで幅広くラインナップされており、マス数も7×7〜13×13と荷物の形状に合わせて選べます。 荷物が多くなりがちなキャンプツーリングにはLLまたは3Lが安心です。
参考)バイクツーリングネットの選び方!積載物に合ったおすすめネット…
サイズ選びに迷ったら「少し大きめ」が原則です。
ネットの固定力が不十分になる最大の原因は、テンション不足です。適切なテンションがかかっていないと、高速道路の風圧や振動で荷物が数センチずつずれていき、気づいたときには大きく荷崩れが起きてしまいます。
参考)高速道路で荷物が落下!? バイクツーリング中に「もしも」が起…
テンションをしっかりかけるには「ネットを引っ張りながらフックを固定する」手順が重要です。フックをかけたままネットを引き直すことはできないため、最初の一点目からしっかり張った状態でかけていきましょう。 また、伸縮性のあるゴムネットは時間が経つと少し緩む特性があるため、30分程度走行した後に一度点検する習慣をつけると安心です。
参考)【あなたはどのタイプ?】ツーリングネット サイズと形状別の使…
これは使えそうです。
ROKストラップなど、ラチェット機構でテンションを均等に調整できるストラップと併用すると、ネット単体より圧倒的に固定力が上がります。 ネットをメインの固定具として使うのではなく、「最後の保険」として使う感覚が正しい運用です。
ツーリングネットが甘い固定のまま走行すると、単に荷物を落とすだけでは済みません。道路上に積載物を落下させると「転落積載物等危険防止処置義務違反」となり、違反点数1点が加算されます。 さらに落下物が後続車に当たれば、物損・人身事故として重大な責任を負う可能性もあります。
参考)荷物、積み過ぎてない?違反の危険があるバイクの積載量をチェッ…
高速道路は一般道と比べて風圧・振動が格段に大きく、一般道では動かなかった荷物がSAを出た後の合流加速で一気にずれるケースがあります。 SAやPAごとに荷物の固定をチェックする習慣が、このリスクを防ぐための最も確実な方法です。
荷物の落下防止に注意が必要です。
出発前の点検と走行中の定期確認が条件です。ネットのゴム部分が伸びきっていたり、フックが変形していたりする場合は即交換が必要です。 劣化したネットは見た目では分かりにくいため、ツーリングシーズン前に一度全体を確認する習慣をつけましょう。
参考)バイクの荷物ネット活用法|ツーリングを快適にする究極ガイド
バイクの荷物落下と法的リスクについての詳しい解説は以下の参考記事も役立ちます。
高速道路で荷物が落下!?バイクツーリング中の荷物落下の対応と防止策(motomegane)
これは多くのライダーが実感している「使いにくさ」の本質です。ツーリングネットは荷物の大きさとネットサイズがピッタリ合わないと固定力が半減します。 荷物が小さすぎればネットがたるみ、大きすぎればフックが届かない、という問題が頻繁に起きます。
そのような場面に備えて、以下のアイテムを組み合わせると安心です。
参考)タナックス ツーリングネットV:ライダー必携の積載道具レビュ…
ネットを「単体の固定具」と思うとトラブルが起きます。あくまで「補助・保険」として使い、メインの固定はベルトやロープに任せるのが最も安全な運用です。 この考え方に変えるだけで、荷崩れのリスクが大幅に減ります。
バイクの積載に関する総合的なコツは以下も参考になります。
荷物、積み過ぎてない?違反の危険があるバイクの積載量をチェック(一般社団法人 日本自動車工業会)

デイトナ(Daytona) ツーリングネット 選べる5色4サイズ Mサイズ(300×300mm) フック6個付属 収納ポーチ付きネット&フック ブラック 72182