

初心者ライセンスでも最高峰クラスに出走できます。
全日本スーパーモト選手権は、MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)が公認する国内最高峰のスーパーモト競技会です。2026年シーズンは全国各地のサーキットを転戦し、年間8戦が開催される予定となっています。
参考)2026 MFJ全日本スーパーモト選手権シリーズ | MFJ…
開催会場は茂原ツインサーキット(千葉)、名阪スポーツランド(奈良)、HSR九州(熊本)、神戸スポーツサーキット(兵庫)、美浜サーキット(愛知)の5つのサーキットで、各大会は2日間にわたって行われます。第1戦の茂原大会は2026年3月21日~22日、最終戦の美浜大会は11月14日~15日に予定されています。
各大会では、S1 PRO、S1 OPEN、S2の3クラスが公認クラスとして開催されます。つまり、レース結果によって獲得するポイントでシリーズチャンピオンが決定される仕組みです。
全日本スーパーモト選手権は、排気量やマシンタイプによって明確にクラスが分けられています。最高峰のS1 PROクラスでは、4ストローク450ccのレーサーマシンが主流で、2024年シーズンの最終戦では13名全員が4スト450ccマシンで参戦しました。S1 OPENクラスは2ストローク250cc(ハスクバーナTC250など)や4ストローク450ccが混在するクラスです。
参考)すべてのクラスがこの最終戦でチャンピオン決定!【2024全日…
S2クラスは市販車では2スト126cc~400cc、4スト251cc~400cc、レーサーでは2スト86cc~125cc、4スト151cc~250ccという規定があります。S3クラスはさらに排気量の小さいクラスで、市販車は2スト86cc~125cc、4スト231cc~250cc、レーサーは2スト66cc~85cc、4スト126cc~150ccとなっています。
ホイールサイズはS1およびS2クラスで16インチ以上17インチ以内に制限され、S1 PRO・S1 OPEN・S2クラスではタイヤへの追加トレッドグルーブやカットが認められています。
これは競技規則ですね。
参考)https://supermotojapan.com/race/file/2013/fusoku25.pdf
スーパーモトは舗装路とダートセクションの両方を走る競技特性から、通常のロードレースとは異なる車両セッティングが求められます。スライド走行を含む技術が必要なため、初心者でも段階的に技術を習得できる環境が整っています。
全日本スーパーモト選手権の観戦は非常にリーズナブルな価格設定になっています。2025年第1戦の茂原大会では、土曜日の入場料が500円、日曜日が1,000円でした。駐車料金は土曜日が無料、日曜日は四輪が500円、二輪が300円という設定です。
参考)2025 第1戦:茂原ツインサーキット – SU…
中学生以下は無料で観戦できる大会が多く、家族連れでも気軽に訪れることができます。当日券も販売されているため、思い立ったらすぐに観戦に行けるのも魅力ですね。
各サーキットは地方に位置するため、車でのアクセスが基本となります。会場によってはキャンプ場が併設されているところもあり、泊まりがけで観戦を楽しむファンも少なくありません。
大きなデメリットはありません。
観戦中はパドックエリアに入れる大会もあり、選手やマシンを間近で見られるのがスーパーモト観戦の醍醐味です。臨場感あふれるレース展開と、オンオフ混在コースならではのスライド走行を生で体感できるため、バイク好きなら一度は足を運びたいイベントといえます。
全日本スーパーモト選手権に参戦するには、MFJスーパーモトライセンスの取得が必須です。18歳以上で普通免許を持っている方であれば、MFJへ申請するだけでライセンスを取得できます。18歳未満の方は、ライセンス講習会を受講することでライセンス取得が可能です。
2025年度のスーパーモトライセンス申請料は、B級以上で14,510円(C区分)となっています。ジュニアライセンスは11,010円で取得できます。2026年シーズンから活動を始める方には、2025・2026年度ライセンスをまとめて取得できるパッケージプランもあり、スーパーモトの場合は17,170円(C区分)で2年分のライセンスが手に入ります。
ライセンスはA級とB級に区分されていますが、公認競技会に参加できるのは競技ライセンス所持者のみです。
エンジョイ資格では参加できません。
B級ライセンスでも最高峰のS1 PROクラスに出走できるため、実力さえあれば初年度から全日本の舞台で戦うことが可能です。
MFJのホームページから申請できるため、手続きは比較的簡単です。ライセンス取得後は、公認のマシン、ヘルメット、ツナギ、グローブ、ブーツなどの装備を揃える必要があります。
安全が最優先です。
2026年シーズンから全日本スーパーモト選手権のエントリー料金が改定されました。大会運営費の上昇に対応するための措置で、S1 PROクラスは1大会あたり22,000円(税込)、S1 OPENクラスは15,400円(税込)、S2クラスは11,000円(税込)となっています。
参考)https://www.mfj.or.jp/wp-content/uploads/2026/01/supermoto-entry-fee-2026.pdf
年間8戦すべてに参戦すると仮定した場合、S1 PROクラスでは176,000円のエントリー費用がかかる計算になります。これに加えて、ライセンス料(約14,510円)、マシンのメンテナンス費用、タイヤ代、遠征費などが必要です。
エントリー費だけではないんです。
タイヤは消耗品として大きなコストとなります。スーパーモト用のスリックタイヤは1本あたり1万円以上することも珍しくありません。レーシングホイールも高額で、マルケジーニ製のスーパーモト用ホイールは1本17万円から20万円台となっています。
参考)Racing Wheel SUPERMOTO –…
地方選手権であるS1チャレンジシリーズは、エントリー料金が全日本より安価に設定されており、初心者が経験を積むのに適しています。S1 OPENクラスは15,400円、S2クラスは11,000円で参戦できるため、まずは地方戦から始めるのも賢い選択といえます。
参戦のハードルが下がりますね。
2026 MFJ全日本スーパーモト選手権シリーズ - MFJ公式サイト
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