690DUKE R 中古 価格相場と選び方のポイント

690DUKE R 中古 価格相場と選び方のポイント

690DUKE R 中古

中古の690DUKE Rは高回転でブレーキを残したまま突っ込むと立ち上がれません。


この記事のポイント
💰
中古価格相場

平均57.6万円、買取相場は12.5万~50.6万円で年式により変動

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スペック特性

690cc単気筒70馬力、ブレンボ製キャリパーとフルアジャスタブルサス装備

⚠️
乗りこなしの注意点

強烈なバックトルクと独特の旋回特性を理解した乗り方が必要

690DUKE R 中古 価格相場と流通状況


690DUKE Rの中古車は市場に約2台が登録されており、平均価格は57.6万円となっています。買取相場は12.5万円から50.6万円の範囲で推移しており、年式や走行距離、車両状態によって大きく変動します。


参考)https://www.goobike.com/maker-ktm/car-ktm_690_duke_r/index.html


2010年から2017年モデルの買取相場を見ると、直近24ヶ月間で32台が業者間で取引されており、上限買取額は70.4万円、平均は35.3万円です。これは新車価格と比較すると約半額程度の水準です。


参考)690デュークR【2010~17年】を売る|最新の買取相場と…


流通台数が少ないため、希望の車両を見つけたら早めの決断が必要になります。


つまり選択肢が限られるということですね。


中古市場では走行6000km程度の低走行車両が出回ることもあり、こうした個体は程度の良さから人気が高くなっています。オークションサイトでは約625件の関連商品が出品されており、パーツ単位での入手も可能です。


参考)【2026年最新】Yahoo!オークション -ktm 690…


690DUKE R 中古車のスペックと年式による違い

2010年モデルから登場した690DUKE Rは、スタンダードモデルの690DUKEをスポーツライディングに特化させたモデルです。初期モデルは653ccから690ccに排気量アップしたLC4エンジンを搭載し、70馬力のパワーを備えています。


エンジンにはバランサーシャフトが搭載されており、不快な振動を抑えながら大幅なパワーアップを実現しました。シート高は865mm、最低地上高は155mmから192mmへと年式によって変更されています。


2016年モデル以降は装備がさらに強化されました。


具体的にはこちらです。


燃料タンク容量は13.5リットルから14リットルへと拡大され、最高出力も75馬力(52.2kW)へと向上しています。


年式が新しいほど装備が充実しています。



690DUKE R 中古購入時の注意点とチェックポイント

中古の690DUKE Rを購入する際は、サスペンションの状態確認が最優先です。フリクションの小ささが特徴で、固くしても乗り心地が良いのが正常な状態です。


参考)690 DUKE R/KTMのクチコミ・レビュー・評価・評判…


走行距離2万km超えの個体も市場に出回っており、例えば走行20385kmで44.9万円といった価格帯もあります。走行距離が多い車両では以下の点を重点的にチェックしてください:
参考)https://www.bikekan.jp/store/blog/1975/4226


  • サスペンションのオイル漏れやストローク感
  • ブレーキキャリパーの固着やパッド残量
  • エンジンからの異音や振動の程度
  • フレームやスイングアームのクラックやダメージ

3年落ち程度の中古車でも「遣れた感」が出やすい車両特性があるため、外装やメッキパーツの状態も確認が必要です。レストア前提で購入する場合は、パーツをばらして磨きながら車両の構造を理解していく楽しみ方もあります。


参考)KTM 690DUKEのこと


スタンダードモデルからRの純正パーツに交換する改造も可能ですが、最初からR仕様を選ぶほうがコストパフォーマンスは高いでしょう。足回りに不満がある場合は試行錯誤が必要です。


690DUKE R 中古車の乗り味と走行特性

690DUKE Rは「ライダーに優しいバイク」ではなく、乗りこなすには技術が必要なマシンです。強烈なバックトルクが特徴で、速度を失わないようにコーナーの奥まで全開で突っ込む乗り方が求められます。


参考)https://blog.goo.ne.jp/broccobird/e/73efb092170c7f250b206bb39d7f8a61


高速でコーナーに飛び込んだら、ブレーキを強力に使ってフロントからグリグリ曲げながらクリップにアプローチする必要があります。所詮70馬力しかないため、向き換え地点で速度を落とし過ぎると立ち上がれません。


スピードを保ったまま「ギュッ」とコンパクトに向きを換え、向き換え完了と同時に全開で脱出する走法が基本です。リッターバイクのように「止めて曲げる」走り方はダメということですね。


MT-07からの乗り換え例では、サーキット走行で技術が向上しタイヤ性能を上げた際に、MT-07のサスペンションが追いつかず「フワフワして曲がらない、アクセルを開けられない」状態になったケースがあります。690DUKE Rはこうした不満を解消できる性能を持っています。


参考)KTM 690 Duke R 購入しました。 - のんびりバ…


バイクが大柄でややアンダーステアなセッティングのため、思い切って大きなボディアクションをしても大丈夫です。全身を使って積極的にバイクを動かす楽しさがあり、基本通りに「余計なことをしない、バイクの走りたいように走らせる」に徹すれば筑波で6秒4が出せたという実例もあります。


690デュークR買取査定相場の詳細データ
こちらのリンクでは直近24ヶ月間の取引実績と価格推移が確認できます。


690DUKE R 中古でレース参戦を目指す場合

筑波TTTN-1クラスなど、690DUKE Rが参戦できるレースカテゴリーが存在します。2010年5月に2009年式690Duke(654cc)を購入し、2014年3月までサーキット走行を続けた実例では、当初はモトクロッサーベースのモタード車両に対してアドバンテージがありました。


しかし690ccの690DUKE Rが大挙してエントリーしてくるようになると、1周のラップタイムでは遜色なくともバトルでは弱いという状況になり、2014年式690DUKE Rへの乗り換えが行われています。


レースで勝つなら排気量の差は重要です。



654Duke(スタンダード)でコケないライディングとリヤタイヤの使い方を覚え、690DUKE Rへの乗り換えでブレーキを使ったフロントからの旋回を練習するという段階的な上達方法もあります。バックトルクが強いのでフロントブレーキを強くかける必要が少なく、様子を見ながら少しずつブレーキ入力を強めていくトライがしやすいのです。


峠仕様としてのカスタムを目指す場合、ベースはDUKE Rで足回りとブレーキはそのままでOKという意見もあります。


これは基本性能が高いことを示しています。



参考)http://okaki.sakura.ne.jp/rid/690duke1.htm


投入2シーズン目で2009年式Dukeのタイム(トミン27秒5)を2014年式DUKE Rで超え、27秒1を記録した事例もあり、ライダーの技術向上と車両性能の両方が重要であることがわかります。


690DUKE-R インプレッション詳細レビュー
こちらのリンクではサーキット走行での詳細なインプレッションが読めます。