CB750Fスペシャル CB750F8Sの魅力と中古購入の注意点

CB750Fスペシャル CB750F8Sの魅力と中古購入の注意点

CB750Fスペシャル CB750F8Sの特徴

RC04とRC42は部品互換性がゼロです。


この記事のポイント
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ボルドール2とインテグラの違い

特別仕様ボルドール2は1981年鈴鹿8耐優勝記念モデル、インテグラはフルカウル付きバージョン

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RC04とRC42の世代差

外見は似ていても型式が異なれば部品流用不可、エンジンの系統も異なる

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旧車維持の実情

純正部品の59%がすでに廃盤、電装系とキャブレターの定期メンテが必須

CB750F ボルドール2の特別仕様内容



CB750F ボルドール2は、1981年に鈴鹿8時間耐久レース優勝を記念して150台限定で発売された特別仕様車です。ベースはFBモデルで、欧州900F2Bと同様の赤×白カラー、赤フレーム、金ホイールが採用されました。サイドカバーには"BOL D'OR-2"のデカールが装着され、当時国内では非認可だったカウリングやオイルクーラー販売店が後付け装着する形で提供されていました。


参考)【ホンダ(HONDA)名車】CB750F(ナナエフ)の歴史と…


関東地区では「東京スペシャル」と呼ばれる販売店カスタム仕様も1000〜2000台程度流通しました。ブラックマフラー、1100R用リザーバータンク付きリアサス、オイルクーラー、240キロメーター仕様が特徴です。ブラックマフラーは900F用で排気孔が大きく、純正とは違う低く野太い排気音が楽しめます。


参考)http://www.snet.ne.jp/milk32/cbboldor.html


つまり限定モデルということですね。


市場価格はボルドール2が100万円以上となっており、希少性の高さが価格に反映されています。


参考)CB750F インテグラ ボルドール 違いと各モデルの特徴を…


CB750F インテグラとボルドールの違い

インテグラはFC型(国内CB750F最終モデル)に用意されたフルカウル付きバージョンです。ボルドールがネイキッドスタイルで風を直接受けるのに対し、インテグラは大型カウルで走行風からライダーを守る設計になっています。ポジションはFZやFAのほうがキツめですが、インテグラは比較的ゆったりしています。


参考)CB750Fのインテグラとボルドールの違いを徹底比較!


市場相場は20万円から40万円程度で、ボルドール2よりも入手しやすい価格帯です。ブレーキ性能はRC42世代のほうが段違いに効きますが、RC04でも整備が行き届いていれば走行性能に大きな差はありません。


参考)(CB750F)rc04と(CB750)rc42ではどのくら…


CB750F RC04とRC42のエンジン系統差

RC04は1978年から1984年にかけて生産されたCB750F(FZ/FA/FB/FC)の型式です。排気量748ccの空冷4スト直列4気筒DOHC4バルブエンジンで、最高出力68psを発生します。対してRC42は1992年以降のCB750で、CBX750Fと同じエンジン系統を採用しています。


参考)ホンダ(HONDA) CB750Fの型式・スペックならバイク…


RC04とRC42は完全に互換性がないため、部品流用ができません。エンジンの基本設計が異なるだけでなく、フレーム構造、電装系、足回りもすべて別物です。RC42は教習車にも採用されており、走る曲がる止まるの基本性能が高く評価されていましたが、2008年8月に生産中止となりました。


参考)https://ameblo.jp/greatlittlebertha/entry-12481721809.html


これは重要な情報です。


中古購入時には型式を必ず確認し、自分が求めるモデルがRC04系なのかRC42系なのかを明確にする必要があります。


CB750F RC04の部品供給状況

CB750F RC04シリーズはすでに全部品の59%が販売終了(欠品)となっています。メーカーからの部品供給もかなり厳しくなってきており、ブレーキオーバーホール用の部品入手も困難になっています。


参考)https://www.goobike.com/web/search/shop_blog.php?client_id=8700457


2019年にホンダはCB750Fのパーツ23点を再生産する決定をしましたが、これは「走るために必要」「商品性が高い」「市販品で代替えがない」「問い合わせが多い」といったユーザーニーズが強い部品に限定されています。ユーザーにとっては再販されているうちにストックしておくことが推奨されます。


参考)NSR250RとCB750Fourに続き、CB750Fの部品…


部品が廃盤だと整備できません。


社外品を活用すれば対処の幅は広がりますが、純正スタイルにこだわる場合は入手可能な部品が限られるため、購入前に必要部品の在庫状況を確認しておくべきです。


参考)https://handl-mag.com/20230720…


CB750Fの電装系トラブルと対策

CB750Fでよく報告されるのがレギュレーターの故障で、これが原因でバッテリーが過充電や過放電を起こします。ヒューズボックスの構造も旧式のため、接触不良や断線のリスクが高くなっています。長年使われている車両では電装系全体の劣化が進行しており、ワイヤーハーネスの被覆割れやコネクタ部分の腐食も見られます。


参考)CB750Fは壊れやすいって本当?旧車乗りが語る注意点と対策…


対策としては定期的な電圧測定でレギュレーターの動作確認を行い、異常があれば早めに交換することです。バッテリーの推奨型式はYB14-A2(12V-14Ah)で、適切な容量のものを使用すれば電装系への負担を軽減できます。ヒューズボックスは接点復活剤で接触不良を予防し、必要に応じて社外品の現代的なヒューズボックスへの交換も検討できます。


参考)ホンダ(HONDA) CB750の型式・スペックならバイクブ…


CB750Fのキャブレター調整ポイント

CB750Fのキャブレターは長年の使用で内部に汚れがたまりやすく、ガソリンの通りが悪くなることで燃料供給が不安定になります。4気筒分のキャブレターがうまく同調していないと、各気筒の動きにバラつきが出てアイドリングにムラが生じます。定期的な清掃と同調調整で、かなり改善が見込めます。


燃料供給装置形式はVENAC式キャブレターで、適合燃料はレギュラーガソリンです。燃料タンク容量は20Lで、60km/h走行時の燃料消費率は27.0km/Lなので満タン時の航続距離は約540kmとなります。燃料コックやフィルターは内部が汚れていたり、パッキンが劣化して流量が不足していることがあるため、分解清掃または社外リペア品への交換を検討すべきです。


同調調整が基本です。


プラグの焼け具合を確認すれば燃調状態を把握でき、吸気系の点検と合わせてコンディションを見極められます。


CB750F購入時の見極めポイント

燃料タンクは外観が良好でも内部にサビや腐食がある場合が多く、購入後にトラブルの原因になります。ホイールは社外品のほうが状態が良いことも多く、ノーマルにこだわるなら慎重なチェックが必要です。ブレーキはマスターやキャリパーがブレーキフルードでにじみや変質を起こしていることがあり、清掃か交換が必要になります。


海外経由エンジンを選ぶ際は「開けてないエンジン」を選ぶのも選択肢です。下手に開けられているよりは対処の幅が広がります。海外で整備されたエンジンの中には、エキゾーストスタッドボルトがヘリサート加工されているが雑な作業のものもあり、「とりあえず動けばいい」という状態の確率が高いので避けたいところです。


クラッチの固着や滑りは長期間放置されていた車両で発生しやすく、特にクラッチワイヤーや油圧ライン(一部モデルは油圧式)が劣化していると操作感が重くなります。試乗時にレバー操作の感触とクラッチの切れ具合を確認し、異常があれば交渉材料にできます。


グーバイクのCB750F在庫一覧
現在の相場と在庫状況を確認できる参考リンクです。




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