CBF125R ('19CH) 中国製125cc空冷エンジン燃費コスパ維持費

CBF125R ('19CH) 中国製125cc空冷エンジン燃費コスパ維持費

CBF125R ('19CH) 中国製 125cc 空冷エンジン

並行輸入車の純正パーツは国内で2~3週間待ちになります。


この記事のポイント
💰
驚異のコストパフォーマンス

23万8000円という国内向け125ccの半額以下の価格で、フルサイズのマニュアルバイクが手に入る

⚠️
並行輸入車特有の課題

純正部品の入手に時間がかかり、ブレーキレバーなど一部パーツは国内で入手困難

🔧
維持費は原付二種の水準

年間維持費は約5万円、軽自動車税は年2400円で250ccより3万円安い

CBF125R ('19CH) の基本スペックと価格


CBF125R ('19CH)は中国の新大洲本田が生産する125ccロードスポーツで、日本国内では正規販売されていません。現在はバイク販売店レッドバロンなどが輸入・販売しており、車両本体価格は税込23万8000円という驚異的な安さを実現しています。


参考)CBF125R ('19CH) - レッドバロン公…


エンジンは空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブの124.8ccで、最高出力7.72kW(10.5PS)/8,000rpm、最大トルク10.36N・m(1.0kgf-m)/6,500rpmを発揮します。装備重量は130kgと軽量で、シート高は760mmと日本人の平均的な体格に適した設定です。


つまり軽二輪免許で乗れるフルサイズバイクです。



参考)20万円で買えるスポーツバイク風(←ここ大事!)125cc車…


車体サイズは全長2,047mm×全幅757mm×全高1,067mmで、軸間距離は1,292mmとコンパクトにまとめられています。燃料タンク容量は13Lと十分な容量を確保しており、長距離ツーリングにも対応できる設計になっています。ホイールは前後18インチを採用し、地上高を確保することで悪路走行にも一定の対応力を持たせています。


参考)ホンダ CBF125R|クルマレビュー - みんカラ


国内正規販売モデルのCB125Rが最高出力11kW(15PS)/10,000rpmの水冷DOHCエンジンを搭載しているのに対し、CBF125Rは空冷エンジンでパワーは控えめですが、その分価格を大幅に抑えています。


この価格差は約20万円にもなります。



参考)CB125R


CBF125R ('19CH) の燃費性能と実用性

CBF125Rの燃費性能は原付二種としても優秀なレベルです。ユーザーレビューによると、無給油で500km走行できるという報告もあり、燃料タンク容量13Lで計算するとリッター38km以上の燃費を達成していることになります。


参考)CBF125R/ホンダのクチコミ・レビュー・評価・評判・足つ…


エンジンの出力特性は低回転域から極めてフラットで、5速40km/hでも平然と走れる扱いやすさが特徴です。5速60km/h弱で回転計は5,000rpm付近を示し、この回転域では振動も皆無で長時間走行しても疲れにくい設定になっています。レッドゾーンは9,000回転からとなっており、最高速は96km/hと発表されています。


通勤・通学での実用性は高く、130kgという軽量な車体は取り回しが良好です。センタースタンド標準装備されているため、日常のメンテナンスも容易に行えます。前後18インチのホイールは砂利林道なら純正タイヤでも普通に走れる地上高を確保しており、多少の悪路にも対応できます。


参考)ホンダ「CBF125R」は税込23万8000円と爆安プライス…


ただし、一部のユーザーからは「インジェクションなのにキャブレター仕様のYBR125より遥かに燃費が悪い(YBRはリッター50km走る)」という指摘もあります。燃費性能には個体差や使用環境による変動があるようです。それでもリッター38km以上なら問題ありません。


CBF125R ('19CH) の維持費とランニングコスト

CBF125Rの年間維持費は約5万円程度で、原付二種(125cc以下)の税制優遇を受けられます。


具体的な内訳は以下の通りです。



参考)CB125Rの維持費は?250ccと比較してどう違う?


年間維持費の内訳

  • 軽自動車税:年間2,400円(125cc以下の原付二種の税率)
  • 自賠責保険:3,530円(3年契約の場合の1年あたり金額)
  • 任意保険:月額840円程度(年間約10,000円)
  • ガソリン代:年間走行距離10,000kmで約26,000円(リッター38km、ガソリン単価150円換算)
  • メンテナンス費用:年間約6,600円(オイル交換、チェーン調整など基本的な項目のみ)

これらを合計すると年間約48,000円程度になります。250ccバイクと比較すると、軽自動車税、重量税、任意保険、ガソリン代、タイヤ交換費用で年間約3万円の差が出ます。


維持費の安さが魅力です。



ただし、4年目以降はチェーン、タイヤ、ブレーキパッド、スプロケットバッテリーなどの交換が必要になってくるため、メンテナンス費用が増加します。特にCBF125Rはチェーンが伸びやすいという指摘があり、「調整して3日も乗れば元通りくらいに伸びる」という報告もあるため、チェーン管理には注意が必要です。


参考)CBF125R 2万キロ乗ったインプレ - まだ見ぬ絶景を求…


高性能なシールチェーンへの交換(EKチェーン428SR-X2など)を行うことで、メンテナンス頻度と寿命を大幅に改善できます。シールチェーンの寿命は15,000km~20,000kmに対し、ノンシールチェーンは約5,000kmです。初期投資は必要ですが長期的にはお得になります。


参考)バイクのドライブチェーンをカスタムするメリットとメンテ放置の…


CBF125R ('19CH) 並行輸入車の部品入手問題

CBF125Rの最大の弱点は、並行輸入車であるがゆえの部品入手の困難さです。国内で正規販売されていないため、純正部品が国内で流通しておらず、購入したショップに相談して取り寄せてもらう必要があります。部品によっては2~3週間待ちになることも珍しくありません。


国内車なら対応表があったり、他車種との共通部品があったりしますが、CBF125Rにはそれがないため、少ない情報をかき集めてどうにか適合するパーツを探す必要があります。ブレーキレバーが国内で入手できないことを知った時は焦ったという体験談もあります。


対応策が限られます。



チャイナマートなどを経由して個人で輸入することも可能ですが、送料が部品代の倍以上することもあるため、コスト面での優位性が失われます。リアキャリアを購入した際に送料が部品代の倍以上したという事例も報告されています。


部品のクオリティについても「中華品質で耐久性が無く仕上げも雑」という指摘があり、値段が安いので仕方ないとはいえ、余りにも酷いという評価もあります。緊急時のトラブル対応や長期的な維持を考えると、この部品入手の問題は購入前に十分検討すべきポイントです。


購入する際は、販売店が部品供給のサポートをどの程度行ってくれるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。レッドバロンやSOX、CHOPSなど、CBF125Rを取り扱っている販売店に相談すると良いでしょう。


CBF125R ('19CH) のカスタムと改善ポイント

CBF125Rはカスタムベースとしても人気があり、国内正規モデルのCB125R用のパーツが一部流用できる場合があります。ただし、CBF125RとCB125Rは別モデルのため、適合確認は慎重に行う必要があります。


参考)ホンダ CB125R カスタムまとめ - おすすめのカスタム…


よく行われるカスタム

  • チェーン交換:純正のノンシールチェーンから高性能シールチェーン(RKチェーン520R-XWやEKチェーン428SR-X2など)に交換すると、メンテナンス頻度が大幅に減少します

    参考)【CT125のカスタム】フリクション低減!高性能チェーンへの…


  • タイヤ交換:純正タイヤは「グリップ感ゼロの減らないタイヤで2万キロ持つ」という評価があり、IRC GP-1などグリップ性能の高いタイヤに交換するユーザーが多いです
  • リアサスペンション:純正のリアサスが硬いという指摘があり、社外品への交換で乗り心地を改善できます

    参考)https://www.webike.net/bike/13851/bike-review/


チェーンがすぐ伸びる問題については、ハードタイプのシールチェーンに交換することで解決できます。シールチェーンの一般的な寿命は15,000km~20,000kmで、ノンシールチェーンの約5,000kmと比べて3~4倍の耐久性があります。


交換費用はかかりますが効果は大きいです。



タイヤについては、純正のチューブレスタイヤをチューブ化してIRC GP-1へ交換したというユーザーもいます。グリップ性能を重視するなら、早めの交換を検討すると良いでしょう。タイヤが細いという指摘もあるため、走行スタイルに合わせた選択が重要です。


サイドスタンドの角度が不適切という指摘もあり、延長を検討しているユーザーもいます。これは駐車時の安定性に関わるため、気になる場合は汎用のサイドスタンド延長プレートを使用すると改善できます。


CBF125R ('19CH) とCB125Rの違い

CBF125RとCB125Rは名前が似ていますが、まったく異なるバイクです。CB125Rは日本国内で正規販売されているホンダの125ccスポーツネイキッドで、価格は約50万円です。


参考)二つのCBF。TとRの違いは・・・ | バイクショップCho…


主な違い

項目 CBF125R ('19CH) CB125R
エンジン 空冷SOHC2バルブ 水冷DOHC4バルブ
最高出力 7.72kW(10.5PS) 11kW(15PS)
価格 約23万8000円 約50万円
生産国 中国 タイ
販売形態 並行輸入 国内正規販売

CB125Rは水冷DOHCエンジンで最高出力15PSを10,000rpmで発揮し、よりスポーティな走りが可能です。最大トルクも11N・m(1.1kgf-m)/8,000rpmとCBF125Rの10.36N・m/6,500rpmより高い回転域で発揮します。


高回転型のエンジン特性です。



CBF125Rは価格面で圧倒的に有利ですが、部品入手の問題や耐久性の不安があります。一方CB125Rは価格が高いものの、国内正規販売で部品供給やアフターサービスが充実しており、長期的な安心感があります。2021年のモデルチェンジでエンジンが変更されているため、中古車購入時は型式(2BJ-JC79または8BJ-JC91)の確認が必要です。


参考)CB125Rカスタム6選!カスタムの種類から適合まで解説! …


どちらを選ぶかは、初期費用を重視するか、長期的な安心感を重視するかによって変わってきます。通勤・通学などの日常使いでコストを最優先するならCBF125R、趣味としてバイクを楽しみたいならCB125Rが適しているでしょう。