

あなたが放置してるパーツ、今は1個2万円で取引されてます。
多くのライダーが「XJは遅い」と思い込んでいました。実際、カタログ値では最高出力46PS、CBX400F(48PS)とほぼ同じ。しかも、トルクは0.3kgf·m高く、街乗りではXJの方が扱いやすいです。つまり、実力は互角。性能で負けたという印象は誤解です。
当時の雑誌でも「コーナリング性能に優れる」と評価されていたのに、見た目とブランドイメージで不人気が固定化しました。今再評価されているのは当然とも言えます。結論は、XJ400Zは“地味に優秀なバイク”ということです。
メカ好きライダーのあいだで支持される理由の一つが整備性。エンジン周りのスペースが広く、キャブ脱着やプラグ交換が容易です。CBX400Fではタンクと干渉して工具を工夫する必要がありますが、XJは素手でも点検可能なレベルです。
配線構造も単純で、DIY整備に向きます。トラブルシュートがしやすく、電装不調の修理時間は平均で他車より30%短縮という報告もあります。維持しやすいというのは大きなメリットです。
角ばったカウルラインとメーターフードのディテールは、当時は“古臭い”とされたもの。しかし今は「ネオクラシック」な魅力として評価が変わりました。XJの燃料タンクラインは直線的で、実は空気抵抗軽減も意識された構造。風洞計算による設計がされていたのは当時400クラスでは珍しいことです。意外ですね。
リバイバルカスタムでは、あえてノーマル外装を残した“原形リスペクト”仕様が人気。純正外装一式を持っているオーナーは、それだけでコレクション価値が跳ね上がっています。
2024年の旧車盗難データでは、XJ系の盗難届が前年比22%増。特にナンバー付き車両で屋外保管されているものが狙われやすいです。先入観で「不人気だから盗まれないだろう」と思うのは危険。実際には、パーツ転売目的の狙いが多く、マフラー単体でも3万円以上の闇取引があるそうです。
対策としては、ディスクロックと同時にGPSタグ(例:AirTagなど)を車体内部に仕込む方法が有効。盗難保険だけではカバーしきれません。盗難対策は必須です。
「不人気車なのに高い」という矛盾に見えますが、理由は明快です。希少性と純正志向の高まりです。ヤマハの直列4気筒400ccモデルの中でも、XJ400Zだけに採用されたタンクデザインとサイドカバー形状は、他モデルに流用できないため市場流通が少ないのです。限定要素ですね。
2025年時点で国内登録台数は2300台以下(国交省自動車検査統計より)。この数字はCBX400Fの1/3ほど。つまり、再販よりもレストア済み車に価値が集中しています。コレクション市場の視点で見れば、今が“最後の買い時”かもしれません。
ヤマハXJ400Zについて詳しい技術資料と復刻パーツ情報はこちらが参考になります。
ヤマハ公式:ヘリテージモデル特集 – 当時資料と復刻パーツ

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