

政府認証マフラーなら車検は絶対に通ると思っていませんか?実は認証品でも取り付け後の状態によっては車検不適合になるケースがあります。

マフラーカスタムの第一歩として、まず「どこまで交換するか」を決める必要があります。スリップオンはサイレンサー(消音筒)部分だけを交換する方法で、部品点数が少なく作業も比較的シンプルです。価格帯は3万〜8万円程度が一般的で、手軽にサウンドと外観を変えられるのが特徴です。
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一方、フルエキゾーストはエキゾーストパイプ(エキパイ)からサイレンサーまでをまるごと交換します。これが重要です。エキパイを変えることで排気効率そのものが改善され、エンジンのトルクやパワー特性まで変化します。 SP忠男のZ650RS用フルエキ「POWERBOX FULL 2in1ブラックエディション」は税抜き18万9,000円で、価格はスリップオンの約3倍になります。
関連)https://www.motomegane.com/news-release/pickup-motorcycle/muffler_20240128
| 種類 | 交換範囲 | 価格帯(目安) | 主な効果 |
|---|---|---|---|
| スリップオン | サイレンサーのみ | 3〜8万円 | 音質・外観の変化 |
| フルエキゾースト | エキパイ+サイレンサー | 10〜20万円以上 | パワー・トルク・音・軽量化 |
マフラー交換で多くのライダーが見落としがちなのが、法規制への対応確認です。平成28年10月以降に製作された車両では、走行中も騒音低減基準への適合が求められます。 JMCA認定(全国二輪車用品連合会)または政府認証(保安基準適合)の表示がある製品を選ぶことが原則です。
関連)https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001745391.pdf
Z650RS用の車検対応マフラーは現在、BEET・トリックスター・ヨシムラ・SP忠男・ARROWなど複数のメーカーから展開されています。 トリックスターのフルエキゾーストマフラー(JFT-035-0YT)は加速騒音82dB、近接騒音88dBで騒音規制に適合しています。
関連)https://young-machine.com/brand/2022/11/24/400925/
ただし、認証品を買えばそれだけで安心とは言い切れません。取り付け後に別の部品を組み合わせたり、サイレンサーインナーを外したりすると基準不適合になる場合があります。購入時に「取り付け後の状態で認証を受けているか」を確認するのが条件です。違反した状態で走行すると整備不良として反則点数と反則金の対象になり得ます。
関連)https://rpm421.com/rpm-insight/20240923-1/
マフラーの素材はステンレス・チタン・カーボンの3種類が主流で、それぞれ性格が大きく異なります。意外ですね。同じ車検対応品でも素材によって重量が1kg以上変わることがあります。
ステンレスは耐久性が高く、錆びにくい点が最大のメリットです。価格もチタンより抑えられるため、コストパフォーマンスを重視するライダーに向いています。これは使えそうです。チタンはステンレスより約30〜40%軽量で、使い込むほど美しい焼け色(青→金→虹色)が出るのが特徴です。 走行後の色変化をカスタムの醍醐味として楽しめる素材です。
関連)https://rpm421.com/rpm-insight/20240923-1/
カーボンサイレンサーはスタイリッシュな見た目が人気ですが、高温になりやすい部位では素材の劣化が早まる場合があります。素材の耐熱性能をメーカーのスペックシートで事前確認する、という1アクションで対策できます。Z650RSのような並列2気筒は排気温度が比較的穏やかなため、カーボンとの相性自体は悪くありません。
「マフラーを替えればパワーが上がる」という認識は、実はZ650RSには当てはまらないケースがあります。これが独自視点です。市販の社外マフラーに交換した場合、純正のセッティングに最適化されたECU(エンジン制御ユニット)のマップとのズレが生じ、特定の回転域でトルクが落ち込むことがあります。
燃調補正にはPCVなどのサブコンピューターを追加インストールする方法が一般的です。費用はサブコン本体で2〜4万円程度、セッティング工賃を含めると合計5〜8万円の追加出費を想定しておく必要があります。マフラー本体の予算だけでカスタムコストを計算すると、後から出費が膨らむ点に注意すれば大丈夫です。
車検や売却のタイミングで「純正に戻したい」と思うライダーは少なくありません。ここで困るのが、純正マフラーの保管場所の問題です。Z650RSの純正エキゾーストシステムは2本出しのエキパイとサイレンサーがセットになっており、全体で相当の体積になります。
フルエキに交換した場合、純正マフラーを捨てずに保管しておくことが原則です。 車検時に社外品のまま通すには認証品が必要で、認証品でない場合は純正に戻す必要があるためです。スリップオンなら交換範囲が狭く、純正サイレンサーの保管も比較的コンパクトに済みます。これは純正に戻す手間を考えても、スリップオンを先に試す理由の一つになります。
関連)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/maintenance/113/
また、一部のフルエキ製品は年式(モデルイヤー)ごとに適合品が異なるため注意が必要です。Z650RSの24〜25年モデルはエキゾーストレイアウトの仕様変更があり、22〜23年モデル用は流用できません。 購入前に「年式」「型式(8BL-ER650Mなど)」を確認してから注文する、この1ステップを忘れないようにしましょう。
関連)https://www.youtube.com/watch?v=PQRV4KrrI5k
参考:Z650RS対応マフラーの型式・年式適合情報(トリックスター公式)
https://www.trickstar.jp/webshopping/products/list?name=Z650RS
参考:SP忠男 Z650RS用フルエキ「POWERBOX FULL 2in1」製品情報・価格(ヤングマシン)
https://young-machine.com/brand/2024/07/24/563795/
参考:国土交通省「交換用マフラーの騒音規制・政府認証制度」PDF(法的根拠として)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001745391.pdf
| 身長 | ノーマル状態の足つき |
|---|---|
| 155cm前後 | 片足つま先のみ(要改善) |
| 160cm前後 | 片足の指の付け根あたり |
| 165cm前後 | 片足べったり〜両足指先 |
| 170cm以上 | 余裕あり、問題なし |