

レギュラーでも走れるのに燃費は落ちます。
BMW F850GSのプレミアムラインは、最上級グレードとして多数の電子制御装備を標準搭載しています。
主な装備は以下の通りです。
参考)https://www.bmw-motorrad.jp/ja/models/adventure/f850gs/technicaldata.html
参考)BMWバイク BMW Motorrad F850G…
シート高は860mmで、ベースグレードと同じ高さです。プレミアムラインには、センタースタンドも標準装備されています。
参考)F850GS【2017~23年】を売る|最新の買取相場と査定…
これだけの装備が標準で付いてくるのが、プレミアムラインの魅力ですね。
スタンダードとプレミアムラインの最大の違いは、サスペンション設定と電子制御装備の有無です。
スタンダードモデルは、ローダウン仕様が基本となっており、フロントサスペンションのストロークが230mmから210mmに、リアが215mmから195mmに短縮されています。この結果、シート高は815mmとなり、プレミアムラインの860mmより45mm低くなります。
つまり約5cm分、足つき性が向上しています。
参考)【連載】BMWの誇るアドベンチャーモデル“GSシリーズ”をも…
一方プレミアムラインは、ダイナミックESA(リア電子制御サス)とセンタースタンドを装備しますが、スタンダードにはこれらが非装備です。
価格面では、スタンダードが174.7万円、プレミアムラインが178.9万円と、約4万円の差があります。40周年記念モデルでは、スタンダードが177.6万円、プレミアムラインが181.5万円でした。
シート高を優先するならスタンダードです。電子制御と長いサストラベルを重視するなら、プレミアムラインを選ぶと良いでしょう。
新車時の価格は、プレミアムラインが178.9万円(税込)です。ベースグレードは154.1万円、スタンダードは174.7万円なので、プレミアムラインは最も高額な設定になっています。
中古市場では、F850GS全体で平均70.4〜82.0万円の範囲で取引されています。走行距離5,000km未満の個体は平均87.5万円、最高で97.5万円の事例もあります。走行距離1〜2万kmでは平均79.5万円、2〜3万kmでは平均73.3万円と、距離に応じて価格は下がっていきます。
具体的な中古車例としては、2019年式のプレミアムラインで走行12,200kmの個体が店頭に並んでいます。また、2018年式のプレミアムラインで車両本体価格179.5万円、支払総額185.2万円という認定中古車も存在します。レッドバロンでは、2019年式・走行16,400kmのプレミアムラインが108万円で販売されていました。
参考)https://www.goobike.com/maker-bmw/car-bmw_f850gs/index.html
中古相場は年式や走行距離で大きく変動します。装備内容を確認した上で、納得できる価格帯の個体を探すのが賢明でしょう。
F850GSは、無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)仕様です。ただし、レギュラーガソリンも使用可能ですが、その場合は最高出力が5馬力、最大トルクが6Nm低下します。具体的には、ハイオクで95馬力・92Nmのところ、レギュラーでは90馬力・86Nmになります。
参考)F850GS(2018-) スペックと燃費 現行モ…
なぜハイオク指定なのかというと、F850GSのエンジンは高圧縮比(12.7:1)で設計されており、ハイオクの高いオクタン価(96以上)が前提となっているからです。レギュラー(オクタン価89以上)を使うと、ノッキングや異常燃焼のリスクが高まります。
参考)BMWのガソリンはハイオクのみ?レギュラーがNGの理由とは|…
実際にF750GS(同じエンジン)のオーナーからは、「レギュラーでは低速域でギクシャクしていたが、ハイオクに変えたら全速度域で回転がスムーズになった」という報告があります。2速発進時のギクシャク感や、低回転域からの加速時の違和感が解消されたとのことです。
参考)https://ameblo.jp/mktotoro/entry-12599499742.html
燃費の面でも、ハイオクの方が良好という声があります。レギュラーを入れても走行は可能ですが、エンジン性能を最大限引き出すにはハイオクが推奨されます。
給油の際は、無鉛プレミアムガソリンを選択しておけば問題ありません。
プレミアムラインのシート高は860mmで、身長170cm前後のライダーでは両足のつま先が接地する程度です。一方、スタンダードモデルは815mmと45mm低く設定されており、足つき性が大幅に向上します。
ローダウン仕様の効果は大きく、「880mmで両足つま先ツンツンだったのが、820mmだと足の指がしっかり地面について踏ん張れる」という声があります。約60mmのローダウンで、バイクの乗り降りが格段に楽になります。
参考)F800GS 純正ローダウン仕様! - BMWモーターサイク…
もしプレミアムラインの装備が欲しいが、足つきが不安という場合は、社外のローダウンキットを検討する方法もあります。Technixなどのメーカーから、50mmローダウンキットが販売されています。ただし、サスペンションストロークが短くなるため、オフロード走破性は若干低下します。
BMWの純正ローダウン仕様は、工場出荷時から専用設定されているため、後付けよりもバランスが良いとされています。足つきを最優先するなら、スタンダードモデルを選ぶのが確実です。シート高860mmで不安がある方は、試乗で実際の足つき感を確認してから決めましょう。
F850GSは排気量853ccのため、車検対象車両です。車検の基本費用は、法定費用として自賠責保険料8,910円、検査印紙1,800円、重量税3,800円の合計14,870円がかかります。これに基本車検代金が加わり、バイク館の例では総額58,670円からとなっています。
日常のメンテナンスでは、エンジンオイルとフィルター交換が毎年または10,000kmごとに必要です。オイル量は3.0L(最小API SJ、SAE 5W-40)です。
その他、定期点検項目として以下があります。
参考)サービス/メンテナンス 用の BMW F750GS, F85…
燃料はハイオク指定で、燃費は24.39km/Lです。タンク容量が約15Lなので、航続距離は200km以上確保できます。
プレミアムラインは電子制御装備が多いため、故障時の修理費用は高額になる可能性があります。ダイナミックESAなどの電子制御サスペンション部品は特に高価です。BMWの3年保証が標準で付帯するため、保証期間内は安心して乗れます。長期所有を考えるなら、延長保証の加入も検討してください。
プレミアムラインだけが持つ電子制御機能として、ダイナミックESAが最も重要です。これはリアサスペンションのリバウンドダンピング(伸び側減衰)を電子的に制御するシステムで、路面状況や荷重に応じて自動調整します。
通常のサスペンションでは、荷物を積載したり二人乗りしたりすると、車高やダンピング特性が変化してしまいます。しかしダイナミックESAは、センサーで車両の挙動を監視し、最適な減衰力を瞬時に選択します。結果として、ソロでもタンデムでも、舗装路でもオフロードでも、安定した乗り心地を維持できます。
フロントサスペンションは、プレミアムラインでは43mm倒立フォークでストローク230mmです。これはスタンダード(210mm)より20mm長く、大きな段差やギャップにも余裕を持って対応できます。リアも215mmのストロークを確保しています。
参考)BMW F850GS/試乗レポ「F750GSと同じ853 c…
ライディングモードプロでは、Rain(雨天)、Road(通常走行)、Dynamic(スポーツ走行)、Enduro(オフロード)などのモードを選択でき、各モードでトラクションコントロールやABSの介入度が変わります。
これらの機能により、様々な路面や天候でも安全かつ快適に走れます。電子制御を活用したい方には、プレミアムラインが最適です。

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