

バイクが好きなあなたほど、このジュニアカップの結果を見落としている。
まず整理しておきたいのが、「ジュニアカップ」という言葉の指す範囲についてです。バイクファンの間では長らく「JuniorGP」「ジュニアGP」の呼び名が親しまれてきましたが、2026年からこのシリーズは正式に「FIM MotoJunior™ World Championship(モトジュニア世界選手権)」へと名称が変わりました。これは単なる呼び名の変更ではありません。
MotoGPを運営するドルナスポーツとFIMが共同で推進する「Road to MotoGP™(ロード・トゥ・モトGP)」という育成プログラム全体が2026年から体系的に再編されたのです。これが原則です。
具体的には、MotoGPを頂点とする育成ピラミッドが「MotoMini → Moto4 → MotoJunior」という3段階の統一された構造として整備されました。それぞれのステップが次のステージへの明確な道筋として機能し、世界中のどこからでも才能あるライダーが最高峰に挑める仕組みを目指しています。
これは使えそうです。
旧称「JuniorGP」は2014年にファビオ・クアルタラロが在籍したころから数多のMotoGPライダーを輩出してきた名門カテゴリーです。2026年に「MotoJunior」となった今も、Moto3ジュニア世界選手権・Moto2欧州選手権・Moto4欧州カップ・ストック欧州選手権の4クラスを傘下に持つ構造は変わりません。つまり、「ジュニアカップ 2026 結果」を追うということは、将来MotoGPのグリッドに立つかもしれない原石たちの動向を追うことと同義です。
2026年のMotoJuniorは全7戦が予定されており、開幕戦はスペインのサーキット・バルセロナ・カタルーニャで5月24日に開催予定です(暫定)。その後ポルトガル、スペイン、フランス、イタリアの4か国を転戦する形となっています。開幕結果はまだ出ていない段階ですが、今年の注目ライダーたちはすでに2月13日に発表されています。
参考:FIM MotoJunior公式サイト — 2026年全戦スケジュールと最新リザルト
https://fimmotojunior.com/results/2026/results-by-round
2026年のMoto3ジュニア世界選手権(旧JuniorGP・Moto3クラス)に参戦する日本人ライダーとして特に注目されているのが、荻原羚大(おぎわらりょうた)と池上聖竜(いけがみせいりゅう)の2名です。
荻原羚大は、2025年シーズンの「イデミツ・アジア・タレントカップ(IATC)」で全12レース中8勝という圧倒的な成績でチャンピオンに輝いたライダーです。参戦1年目の2023年に総合3位、2年目の2024年に総合2位、そして3年目の2025年でついに頂点に立ちました。3年越しの王座獲得です。
チャンピオンシップの決め手となったのは最終戦マレーシア・セパン大会のレース1でした。ライバルの池上聖竜が待望の初優勝を飾る一方、荻原が2位でフィニッシュしたことでタイトルが確定。その瞬間、荻原は「全戦全勝はできなかったが、チャンピオンになれたことは素直にうれしい」と喜びを語りました。
シーズン中の戦いは一筋縄ではいきませんでした。第5戦マンダリカ(インドネシア)では荻原と池上がタイトル争いの最中に接触転倒し、荻原は3度のロングラップペナルティを受けて6位に後退。王座争いが一気にシーズン最終戦まで持ち越される展開となりました。そこから最終戦で確実に2位を取りきった冷静さがチャンピオンの真価です。
池上聖竜は2025年のIATCで荻原に次ぐ総合2位。第4戦日本大会(モビリティリゾートもてぎ)では荻原と0.015秒差の接戦が繰り広げられるなど、常にタイトル争いの渦中にいました。2026年のMoto3ジュニア世界選手権では、荻原とともに15か国35名のフィールドでヨーロッパの強豪と真っ向からぶつかることになります。スペインから7名が最多エントリーしているなかで、日本の2名がどこまで対抗できるかが最大の見どころです。
参考:MotoGP公式サイト — 2026年Moto3ジュニア参戦候補者発表
https://www.motogp.com/ja/news/2026/02/13/moto3-junior/874087
「ジュニアカップ 2026 結果」を正しく理解するには、2025年シーズンの結果が直接のベースとなるため、ここで詳しく振り返っておきます。イデミツ・アジア・タレントカップ(IATC)は、MotoGP運営のドルナ・ホンダ・出光興産が共同で運営するワンメイク選手権で、使用マシンはHonda NSF250Rです。13歳から20歳までの若手ライダーが参戦します。
2025年シーズンの全6戦の戦いぶりは以下の通りです。
| 戦 | 開催地 | Race1優勝 | Race2優勝 |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | タイ | 荻原羚大 | |
| 第2戦 | カタール | 荻原羚大 | |
| 第3戦 | セパン(マレーシア) | 荻原羚大(0.041秒差) | 荻原羚大 |
| 第4戦 | 日本(もてぎ) | 荻原羚大(0.015秒差) | 荻原羚大(8連勝達成) |
| 第5戦 | マンダリカ(インドネシア) | ダキューガン(初優勝) | ダキューガン |
| 第6戦 | セパン(最終戦) | 池上聖竜(初優勝) | フレミング(0.013秒差) |
第3戦では荻原と池上が0.041秒差の一騎打ち、第4戦では0.015秒差と互いの気迫がタイムに凝縮された戦いが続きました。東京ドーム約2個分の広さを持つモビリティリゾートもてぎのコースを60km/h以上で周回しながら、この0.015秒という差はアルファベット1文字を書く時間にも満たない僅差です。
日本大会では荻原・池上・飯高新吾という日本人ライダーが表彰台を独占し、観客を大いに沸かせました。いいことですね。
注目すべきは第5戦でのドラマです。それまで8連勝中だった荻原が池上との接触で転倒し、3度のロングラップペナルティを受けて6位に転落。タイトルは最終戦マレーシアへ持ち越しとなりました。しかし最終戦レース1でチャンピオンを確定させた荻原の精神的な強さは、まさにこれからの世界挑戦を予感させるものでした。
参考:mr-bike.jp — イデミツATC 2025全戦詳細レポート
https://mr-bike.jp/mb/archives/59178
バイクファンの間でも意外と知られていない点があります。それは荻原羚大が2026年に「MotoJunior(旧JuniorGP)の Moto3ジュニア世界選手権」だけでなく、レッドブル MotoGP ルーキーズカップにも同時参戦するという、かなり異例のダブルエントリー体制をとっていることです。
レッドブル・ルーキーズカップは、15歳以上を対象としたKTM RC250Rのワンメイクレースで、MotoGPの欧州ラウンドに併催されます。2026年は20周年の節目のシーズンで、全7戦14レースが予定されています。ヘレス・ルマン・ムジェロ・アッセン・ザクセンリンク・ミサノ・レッドブルリンクという錚々たるサーキットが舞台です。
これはつまり、荻原は2026年に「ホンダNSF250Rで走るMoto3ジュニア」と「KTM RC250Rで走るルーキーズカップ」という2種のマシンを乗りこなしながら欧州選手権シーズンを戦うということです。マシンが異なれば乗り方も異なり、セッティングの感覚も別物になります。これは必須の適応力です。
ドルナスポーツが荻原とフィリピン人ライダーのアルフォンシ・ダギガン、そしてR&Gブリティッシュ・タレントカップ王者のイーサン・スパークスを推薦枠でルーキーズカップに昇格させた経

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