

軽いバイクに乗り換えたのに燃費がほぼ変わらず、年間ガソリン代の差がわずか数百円だったというケースがあります。

バイクの重量は排気量によって大きく異なります。以下のデータは代表的な車種の車両重量(装備重量)をまとめたものです。
関連)https://www.8190.jp/bikelifelab/notes/ranking/250cc/manual/new-motorcycle-lineup/weight/
| 排気量クラス | 代表車種(例) | 車両重量 |
|---|---|---|
| 125cc以下 | ヤマハ ジョグ125 | 約95kg |
| 125cc以下 | ホンダ PCX125 | 約133kg |
| 250cc | ジクサー250 | 約154kg |
| 250cc | Z250 | 約164kg |
| 600cc(中型大型境界) | ヤマハ MT-07 | 約184kg |
| 1000cc超 | ハーレーダビッドソン FLHTK103 | 約569kg |
同じ125ccクラスでもスクーターか否かで30kg以上の差が生まれます。 これが選択肢を絞り込む際の重要な基準になります。
関連)https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/1bc179347495121303aae349d2a7cf8be1e4492d/
大型クラスになると500kgを超えるモデルも存在し、普通乗用車(約1,000〜1,500kg)の半分近い重さになることもあります。 バイクは「軽い乗り物」というイメージがありますが、クラスによってはそれが必ずしも正しくないと言えます。
関連)https://xn--bnq49i0e335t.jp/1001overweight.php
グラフでこの数字を俯瞰すると、125cc〜250ccのゾーンで95〜165kgという幅があります。つまり同じ免許区分内でも「最大70kgの差」が存在します。 バイクを選ぶときに排気量だけを見ていると、実際の取り回しの重さを見誤るリスクがあります。
関連)https://www.8190.jp/bikelifelab/notes/ranking/250cc/manual/new-motorcycle-lineup/weight/
バイクのスペック表には「乾燥重量」と「車両重量(装備重量)」の2種類が混在しています。 これを混同したまま重量比較グラフを読むと、実態と大きくズレた判断をしてしまいます。
関連)https://mtc.greeco-channel.com/ranking/weight/
実際の差は車種によりますが、10〜15kg程度異なることが一般的です。 つまり、カタログで「160kg」と記載されていても、乾燥重量で記載されているモデルであれば実際は175kg前後の可能性があります。
関連)https://news.webike.net/bikenews/415965/
これは大事なポイントです。
重量比較グラフを見るときは、まず「乾燥か装備か」を確認する必要があります。 複数車種を並べたグラフの場合、古い車種は乾燥重量、新しい車種は装備重量で表記されているケースがあり、そのままでは正確な比較になりません。バイクを購入前に比較するなら、表記の統一を意識するのが原則です。
関連)https://mtc.greeco-channel.com/ranking/weight/
バイク本体の重量差にこだわる人は多いですが、実は見落とされがちな要素があります。それは「ライダー自身の体重」です。
関連)https://bike-news.jp/photo/303792
ホンダ PCX125(車両重量133kg)に、平均体重の男性(約62.7kg)が乗った場合の総重量は約195.7kgになります。 同じバイクに平均体重の女性(約50.8kg)が乗ると総重量は183.8kg。その差は約12kgです。
関連)https://bike-news.jp/photo/303792
重量差への視点が変わりますね。
たとえばバイクを20kg軽量化したとしても、ライダーの体重が20kg変わるだけで同じ効果が出ます。 つまり、バイクの車体重量の数kg差を重量比較グラフで精密に見比べても、ライダー体重という最大の変数を無視していれば意味が薄くなります。
関連)https://bike-news.jp/photo/303792
実際、燃費への影響もライダー体重が大きく関わっています。 車体重量が軽くてもライダーが重ければ、総重量ベースでの燃費改善効果は限定的です。燃費改善を目的に「軽いバイクに乗り換えた」のに期待ほど燃費が上がらなかったというケースは、この総重量の視点が欠けていることが原因の一つです。
関連)fuel-efficiency/">https://www.8190.jp/bikelifelab/useful/beginners/fuel-efficiency/
軽いバイクがすべての面で優れていると思っている人は少なくありません。しかし重量比較グラフの数字だけでは見えない、重さのメリットがあります。
関連)https://ride-hi.com/nemoken/oshiete-nemoken_040.html
バイクの重量が増すほど、以下の場面で安定性が増す傾向があります。
これは使えそうな知識です。
GooBikeの記事によれば、「重量が軽い程、加速時の負担は少なく取り回しの手軽さは増すが、同等排気量なら重量があるほど高速安定性が増す」とされています。 重さは取り回しにはデメリットでも、走行中にはメリットになる場面があるということですね。
関連)https://www.goobike.com/magazine/selection/choice/7/
250ccと400ccの比較では、400ccは重い傾向にある一方で「重さが安定感につながる」という評価もあります。 重量比較グラフで数字を見る際には、用途・走行シーン別に「何が必要か」を定義してから判断するのが原則です。
関連)https://www.8190.jp/bikelifelab/notes/trivia/250cc-vs-400cc-comparison/
重さと馬力はセットで見ることが条件です。
たとえば「125ccのスポーツモデル」と「150ccの重いスクーター」を比べると、重量比較グラフでは後者が重く見えますが、パワーウェイトレシオでは前者の方が不利な場合もあります。重量比較グラフを活用する際は、馬力データも同時に確認する習慣を持つと、バイク選びの精度が大きく上がります。
関連)https://news.webike.net/bikenews/415965/
パワーウェイトレシオを調べるには、各メーカーの公式スペックページを参照するのが最も確実です。ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキはいずれも公式サイトでスペック表を公開しており、重量と最高出力を同時に確認できます。
関連)https://www.honda.co.jp/motor-lineup/
上記リンクでは全車種の車両重量・排気量・最高出力を一覧で確認でき、独自の重量比較グラフ作成の参考になります。
関連)https://www.honda.co.jp/motor-lineup/
ここまでのデータを踏まえ、重量比較グラフを実際のバイク選びに活用する手順をまとめます。
関連)https://www.goobike.com/magazine/selection/choice/7/
ステップ1:用途を明確にする
まず「街乗りメイン」か「長距離・高速メイン」かを決めます。街乗りなら取り回しのしやすい軽量モデルが有利です。高速・ツーリングメインなら安定性を重視して重量もある程度あるモデルが向いています。
関連)https://www.goobike.com/magazine/selection/choice/7/
ステップ2:「装備重量」の数字を揃えて比較する
比較する複数車種が全て「装備重量」で記載されているか確認します。乾燥重量と装備重量が混在したグラフは正確な比較になりません。
関連)https://mtc.greeco-channel.com/ranking/weight/
ステップ3:自分の体重を加えた「総重量」で考える
バイクの重量 + 自分の体重(目安:日本人男性平均 約62.7kg、女性平均 約50.8kg)で総重量を算出します。 車種間の重量差が15kg以下なら、総重量ベースでの違いは約8〜10%以内に収まることがほとんどです。
関連)https://bike-news.jp/photo/303792
ステップ4:パワーウェイトレシオを計算する
ステップ5:試乗で「重さの感触」を確かめる
数字だけではなく、実際に押し歩きや低速取り回しを試すことが重要です。 同じ重量でも重心の位置(エンジンの搭載位置・燃料タンクの高さ)によって体感の重さは大きく変わります。
関連)https://www.goobike.com/learn/bike_issue/toku276/04.html
結論はシンプルです。