

純正パーツを捨てると査定額が10万円以上下がります。
トリッカーの中古相場は年式によって大きく変動します。2026年2月時点の中古車平均価格は40万2928円ですが、年式ごとに細かく見ると価格差が明確です。
参考)https://www.goobike.com/maker-yamaha/car-tricker/used/index.html
最新の2019年式(DG32J型)は平均41.9万円で取引され、最高額は51.4万円に達しています。この型式はO2フィードバック制御のFI(フューエルインジェクション)を搭載し、最新の排ガス規制をクリアしたモデルです。中間の2008~2014年式(DG16J型)は平均19.2万円、初期の2004~2006年式(DG10J型)は平均15.3万円となっています。
参考)トリッカー【2004~19年式】を売る|最新の買取相場と査定…
つまり年式が新しいほど高値です。
年式が新しいモデルほど技術改良が進み、インジェクション仕様や大容量7.2リットルタンクなどの装備が充実しているため、中古市場での需要が高くなります。2004年に発売されたトリッカーは「フリーライドプレイバイク」として開発され、2019年まで生産が続きました。
新車時の販売価格は47万6300円でしたが、生産終了後は希少性から高年式モデルの相場が上昇傾向にあります。購入を検討する際は、年式と価格のバランスを見極めることが重要です。同じ年式でも走行距離や整備状況で10万円以上の価格差が生まれるケースもあります。
参考)ヤマハ「トリッカー」【1分で読める 2021年に新車で購入可…
走行距離はトリッカーの買取査定額を左右する最重要ポイントです。グーバイク買取のデータによると、走行距離5000km未満の車両は平均33.8万円(最高43.0万円)で買取されています。
参考)トリッカー(ヤマハ)のバイク買取‧査定相場 - バイク買取‧…
5000~10000kmでは平均30.6万円、10000~15000kmで28.6万円と、走行距離が増えるごとに段階的に査定額が下がります。20000~30000kmになると平均23.4万円まで低下し、40000km超えでは15.2万円前後になります。興味深いのは、過走行車でも一定の需要があることです。
実際に51003km走行の2004年式が5.5万円で買取された事例もあります。
過走行でも売れるんですね。
ただし走行距離の境界線には注意が必要です。例えば9900kmと10100kmではわずか200kmの差でも、「1万km台」と「2万km台」という区切りで査定士の印象が変わり、査定基準も変動します。売却タイミングを検討している場合、この境界を超える前に査定に出すことで数万円の差が生まれる可能性があります。
街乗りメインで使用された車両は、極端な走行方法の練習に使われた個体より高額査定になりやすい傾向があります。走行距離だけでなく、使用状況も査定に影響するため、日頃の乗り方が将来の買取価格を左右すると言えます。
参考)【高価買取】トリッカー(ヤマハ)の買取査定相場|バイク買取の…
トリッカーは3つの主要型式が存在し、それぞれ査定相場が異なります。最新のDG32J型(2018~2019年式)は平均41.9万円で、3台の取引実績があります。このモデルは2017年の排ガス規制強化で一時生産終了した後、2018年9月に環境性能を向上させて再発売されました。
中期のDG16J型(2008~2014年式)は最も流通量が多く、146台の取引実績で平均19.2万円です。2008年1月のマイナーチェンジでフューエルインジェクション(FI)が採用され、燃費性能が向上しています。初期型のDG10J型(2004~2006年式)は51台の取引で平均15.3万円となっています。
FI搭載モデルが人気ですね。
型式による装備の違いも査定に影響します。DG16J型の2008年モデルは7.2リットルの大容量タンクを採用しており、実際に1592km走行の個体が36.26万円で買取された事例があります。一方、2005年発売の特別仕様「トリッカーS」はメタリック塗装のタンクカバーやオレンジ色ピンストライプ入り専用ホイールを装備しており、コレクターズアイテムとしての価値もあります。
型式を確認する際は、車体のフレームナンバーをチェックしてください。購入前に型式を把握することで、適正な相場価格の判断材料になります。インジェクションモデルは整備性と燃費の面で有利なため、中古市場での需要が高く、査定額も安定している傾向があります。
純正パーツの有無は査定額に直接影響を与える重要な要素です。カスタム車両の場合、純正パーツを保管しているかどうかで査定額が10万円以上変動するケースもあります。トリッカーはトライアル系バイクとして改造されることが多いため、マフラーやハンドルバー、ステップなどを社外品に交換している個体が目立ちます。
参考)車査定で純正パーツはプラス評価?査定額がアップする理由と注意…
査定時は純正状態に戻すか、最低でも純正パーツをセットで提示することが高額査定の鍵です。社外パーツが装着されている場合、保安基準に適合していないパーツ(極端なローダウンや音量が大きいマフラーなど)は特に減額幅が大きくなります。
純正に戻すだけで違います。
中古で購入したトリッカーに社外パーツが付いている場合、売却を見据えて純正パーツを入手しておく方法もあります。ヤフオクなどで中古の純正ホイールセットを数万円で購入し、査定前に交換した結果、査定額が10万円以上アップした事例も報告されています。ただし、純正に戻すための費用と査定額の上昇を天秤にかけることが必須です。
交換が難しい場合は無理をせず、車両はそのままで純正パーツを一緒に査定に出す方法が現実的です。TRD(トヨタ)やNISMO(日産)のようなメーカー直系ブランドのパーツは純正に準ずる扱いを受けることがありますが、バイクの場合はメーカー純正以外はほとんど評価されないと考えておきましょう。
中古トリッカーを購入する際は、前オーナーの使用状況によって故障リスクが大きく変わります。特に林道使用車は、チェーン・スプロケットの摩耗が早く、交換費用として1~2万円かかる可能性があります。ステムベアリングも重要なチェックポイントで、ハンドルを左右に切った際に「ゴリゴリ感」があれば要交換です。
参考)トリッカーは壊れやすい?実際の故障事例と対策まとめ - バイ…
電装系トラブルも頻発します。ハーネスやカプラー部分に泥や水が入り込むと接触不良を起こすため、ヘッドライトやウインカー周りの動作確認は必須です。リコール情報によると、レギュレーターの不具合でバッテリー上がりが発生する事例も報告されています。
参考)https://ameblo.jp/saes-cafe/entry-12753473770.html
電装系は要注意ですね。
エンジン関連では、オイル漏れ(ガスケット劣化や締め付け不良)、エンジン始動性の低下(プラグの劣化やキャブレター周りの不調)、過走行車でのカムチェーンの異音などが主な故障事例です。これらは消耗品の交換を怠らないことで大きく防げるため、整備履歴がしっかりしている車両を選ぶことが重要です。
購入前に整備記録簿を確認し、オイル交換やチェーン交換の履歴をチェックしてください。錆や立ちゴケ傷がない車庫保管車両は高額査定が期待できるため、保管状況も質問しましょう。林道メインで酷使されていない個体を選び、年式よりも状態を重視することで、購入後のトラブルを大幅に減らせます。
トリッカーを高く売るには、複数の買取業者に査定を依頼することが絶対条件です。業者ごとに査定基準が異なるため、同じ車両でも査定額に誤差が生まれます。1社だけの査定では正しい評価を受けているか判断できないため、最低でも2~3社に依頼して比較するのが安心です。
参考)中古トラックの買取査定|買取の流れや相場、注意点、高価格買取…
バイク買取業者は業者オークションでの落札価格から買取上限価格を決めていますが、実際にはできるだけ安く仕入れたいのが本音です。そのため最初に提示される査定額は、意図的に低めの金額になることがあります。複数社に査定を出すことで、この「買いたたき」を防げます。
比較が重要ということです。
一括査定サービスを利用すれば、最大6社に同時に査定依頼ができ、最高額を提示した業者を選べます。ただし、見積もり時の金額と実際の買取金額が違うケースや、買取時に様々な手数料を取られるトラブルも報告されているため注意が必要です。
参考)トラップ多発!? 廃車買取り業者、悪質な10のトラブル - …
信頼できる業者を選ぶには、引き取り手数料や処分手数料が無料かどうかを事前に確認してください。キャンセル料の有無や、契約後の返却対応についても契約前に書面で確認しましょう。査定前にバイクを洗車し、外装の小傷を目立たなくすることも効果的です。大きなヘコミは修理費が査定ダウン額を上回る可能性があるため、そのまま査定に出すのが賢明です。
参考)トラックを高額査定してもらうポイントとは?後悔のない売却を!…
売却タイミングも重要で、走行距離が1万km、2万kmなどのキリの良い数字を超える直前に査定に出すと、数万円の差が生まれることがあります。