

猛暑日の峠走行ではタイヤ寿命が半分になる
BATTLAX BT-023は、ブリヂストンが開発したスポーツツーリング向けラジアルタイヤです。前モデルのBT-021と比較して、約30%の摩耗ライフ向上を実現しています。
参考)https://www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/products/detail/pr011/
このタイヤの最大の特徴は、耐摩耗性とウェット性能の両立です。パターン、タイヤ構造、コンパウンドの最適化により、長距離走行でも安心して使える仕様になっています。
参考)https://search.kakaku.com/BT-023%20%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E7%94%A8%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4/
ツアラーやネイキッドなど、中型から大型バイクまで幅広く対応。パニアケース付きの大型ツアラー車にも適しており、ホンダVFR1200FやヤマハFJR1300などの車種に装着されています。
参考)https://www.naps-jp.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0amp;pid=4961914861124
実際の使用例では、フロントタイヤは約15,000km、リアタイヤは約22,000kmで交換時期を迎えます。
ただし、走行条件によって大きく変動します。
参考)Garage Kachi R1150RT いじくり日記と時々…
気温35℃を超える猛暑日にワインディングロードを走行すると、タイヤの摩耗が一気に進みます。通常なら15,000km持つはずのタイヤが、真夏の峠走行で10,000km程度で交換時期になったケースもあります。高温時はコンパウンドが必要以上に軟化し、摩耗が加速するためです。
参考)バトラックス BT023 摩耗状況 10,000km走行: …
ライフを最大限伸ばすには、真夏の峠走行を避けるのが効果的です。
新品時の溝深さはフロントが6.5mm、リアが7.3mmです。センター部の残り溝が2.5mm前後になったら交換の合図。スリップサインが出る前でも、ハンドルの切れ込みを感じたら早めの交換を検討しましょう。
シリカリッチEXコンパウンドを採用したフロントタイヤは、従来を超える高配合のシリカを搭載しています。これにより、濡れた路面でも十分な接地感を得られます。
路面温度に左右されにくい性質も特徴です。低温時や雨天時でも安定したグリップを発揮し、ライダーに的確な路面情報を伝えてくれます。
参考)ブリヂストン バトラックス BT-023『おすすめツーリング…
温度が上がればさらにグリップ力が向上します。ある程度暖まった状態では、いきなりガッツリとグリップしてくれるため、ワインディングでも安心です。
参考)ブリヂストン バトラックス BT023レポート: 初心者から…
分割コンパウンドの採用により、センター部は摩耗しにくく、サイド部はワインディングでもしっかりグリップします。ただし、気温が35℃を超える真夏の峠では、サイド部がややタレ気味になる点は注意が必要です。
高速クルージングでは、路面μの変化によらず優れた安定性を発揮します。直進安定性が高く、長距離走行でも疲労を軽減できる設計です。
参考)BATTLAX(バトラックス) RADIAL BT-023 …
両手離しが可能なほどの安定感があり、まるでステアリングスタビライザーを装着したような感覚です。コブや路面の割れ目を通過しても、ステアを取られることがありません。
ノイズが少なく、しっとりした乗り心地も高評価。高級なソファーに座ったような快適性があり、長時間のツーリングでも疲れにくいのが特徴です。
反面、低速走行ではややダルイ感じがあり、連続する切り返しではクイック感に劣ります。街乗りメインよりも、高速道路や長距離ツーリングを楽しむライダー向けのタイヤと言えます。
参考)バイクのタイヤ交換をした 「BATTLAX BT-023 …
一般的な販売価格は、サイズにより異なりますが、フロントタイヤ(120/70ZR17)が約24,000円〜28,000円、リアタイヤ(180/55ZR17)が約32,000円〜34,000円程度です。
前後セットで特価販売されることもあり、店舗によっては工賃込みで36,091円といった価格設定もあります。摩耗寿命が長いため、1kmあたりのコストは良好です。
フロントが約15,000km、リアが約22,000km持つため、前後ほぼ同時に交換タイミングが来ます。交互に交換する手間が省ける点はメリットですが、一度に前後分のコストがかかる点は考慮が必要です。
現在は在庫がなくなり次第販売終了となるモデルもあるため、必要なサイズは早めの確認をおすすめします。
BT-023には通常モデルとGTスペックの2種類があります。GTスペックは、パニアケース装着などの重量車向けに積載安定性を重視した設計です。
参考)BATTLAX BT-023 SPORT TOURING
対応車種としては、ホンダST1300、ヤマハFJR1300、カワサキ1400GTR、BMWR1200RTなどの大型ツアラーが挙げられます。荷物を多く積んでのツーリングが多い場合は、GTスペックが適しています。
通常モデルはスポーツネイキッドやミドルクラスのツアラーに向いています。自分の走行スタイルや車両の特性に応じて選択しましょう。
どちらのモデルも基本的な性能は共通しており、ウェット性能や耐摩耗性の高さは変わりません。重量級の車両や積載量が多い場合のみ、GTスペックを選ぶのが原則です。
ブリヂストン公式サイトでBATTLAX BT-023の詳細スペックと適合サイズを確認できます

ブリヂストン(BRIDGESTONE) バイクタイヤ BATTLAX BT39SS Mini 3.00-10 42J 前後共用 チューブレスタイプ(TL) YCY(ミディアム) SCS01766