CB400スーパーボルドール CB400SBの特徴とモデル選び方

CB400スーパーボルドール CB400SBの特徴とモデル選び方

CB400スーパーボルドール CB400SBの魅力

この記事の3ポイント
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400cc唯一の4気筒エンジン

2022年現在、400ccクラスで唯一の水冷4ストローク直列4気筒エンジンを搭載し、大型バイクに匹敵する走行性能を実現

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維持費と燃費の実態

年間10,000km走行で燃料代は約8.3万円。VTEC使用時は燃費が16km/Lまで低下することもある

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モデル別の選び方

NC39キャブ車からNC42インジェクション車まで、各モデルの特徴と中古選びの注意点を解説

VTEC多用すると燃費16km/Lで年間燃料代が10万円超えます

CB400スーパーボルドールのエンジン性能と特徴


CB400スーパーボルドール(CB400SB)は、2022年現在400ccクラスで唯一となる水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載しています。最高出力は56馬力を11,000回転で発生し、天井知らずに伸びていく回転上昇感が最大の魅力です。


参考)CB400SB(CB400スーパーボルドール)ってどんなバイ…


ボアストロークは55mm×42mmのショートストローク型で、圧縮比は11.3を採用しています。


これが直4ならではの高回転型特性です。



参考)日本の道にジャストフィット!秀逸なハンドリングCB400スー…


最大トルクは38Nmを9,500回転で発生し、フューエルインジェクション方式で燃料を供給します。トランスミッションは6速仕様となっています。


CB400SBが大型バイクに負けない理由

400cc以下のバイクでありながら、CB400SBは大型バイクに遅れを取らない走行性能を持っています。時速100kmはおろか、最近増えてきた時速120km区間のペースでも全然余裕があります。


参考)400ccでも『CB400SB』だけは大型バイク相手に一歩も…


どういうことでしょうか?
あらゆるシチュエーションで速いことが求められる中、CB400SBはその要件をすべて満たしているからです。ここ一発のコーナリングだけが速くてもダメだし、高速道路が快適でも大型バイクのペースについていけなければ意味がありません。


車体を含めた総合力によって、400ccクラスとは思えない「ゆとり」すら感じさせてくれます。コーナリング性能も抜群で、オーナーからは「こける気がしない」と大絶賛されています。


参考)400cc以下のバイクで公道最強なのは『CB400SB』じゃ…


最高時速だけではなく、日本の道路環境にジャストフィットしたハンドリングが強みです。自分がうまくなったと勘違いするほど速く安全に楽に走れるというのが、このバイクの本質的な価値です。


参考)CB400SBはよく回るエンジンに、抜群のコーナリング性能。…


CB400スーパーボルドールの維持費と燃費の実態

CB400SBの実燃費はWMTC燃費で約21.2km/Lとされていますが、実際の使用状況では大きく変動します。年間10,000km走行した場合、ガソリン価格175円/Lで計算すると年間燃料代は約82,600円となります。


リッター20kmを超える燃費が出る一方で、VTECを多用すると燃費は16km/Lまで低下することもあります。


これは厳しいところですね。


走行距離が増えるほど燃料代の負担は大きくなります。年間15,000km走行では約123,900円、20,000km走行では約165,100円となり、ガソリン価格が30円上昇すると年間14,000円以上の追加負担が発生します。


メンテナンスパックを含めると初期投資は約13万円程度が必要です。2年で10,000km走行したオーナーの実例では、定期的なメンテナンス費用も考慮する必要があります。


CB400SB VTEC機構の進化とモデル別の違い

CB400シリーズのVTEC機構は大きく分けて3つの世代に分かれています。NC39に搭載された初期のHYPER VTECは、6,750rpmで2バルブから4バルブへ切り替わる単純な制御でした。


参考)CB400SF HYPER VTEC(NC39) -sinc…


2007年登場のNC42に搭載されたHYPER VTEC Revoは、スロットル開度を検知する機能が追加されました。


これが原則です。



参考)環境性能と俊敏な走りを両立させたロードスポーツバイク「CB4…


巡航走行時などスロットル開度が低い場合は、1速から5速間で6,300rpmを超えても6,750rpmまでは燃費の良い2バルブ作動を維持します。


これにより環境性能が大幅に向上しました。



NC39では空ぶかしでもVTECの切り替わりが明確に分かるのに対し、NC42では空ぶかし時にVTECがほとんど作動しません。


制御が賢くなった感じですね。



参考)CB400 NC39とNC42の比較4


エンジン出力もNC39は11,000回転で53馬力ですが、NC42では10,500回転で53馬力とより低い回転数で同じ出力を出せるように進化しています。ただしNC42はNC39に比べ約10kg重くなっており、触媒や大きくなったサイレンサーの影響が大きいと考えられます。


参考)CB400 NC39とNC42の比較


CB400スーパーボルドール中古選びの注意点

中古CB400SBを選ぶ際は、まずモデル世代の確認が最重要です。キャブレーター時代の中古を買うならNC39後期型のSPEC3がベストチョイスとされています。


どうなりますか?
2007年以降のNC42インジェクション車を選ぶと、冬の早朝にエンジンが掛からないという状況を避けられます。通勤に使うならインジェクションの方が安心です。


フレームの歪みチェックでは、ハンドルやシートの左右対称性を確認し、指で隙間を測って0.5cm以上のズレがあれば注意が必要です。ハンドルストッパーの歪みやフットペグのねじれ、ブレーキレバーの不自然な曲がりは転倒経験の証拠となります。


エキゾーストパイプのジョイント部分やフレーム下部の腐食度合いも観察してください。試乗時はスロットル操作やVTEC切り替え時の振動を確認し、低速から高速までの条件で車両の状態をチェックしましょう。


初心者には2010年代前半のモデルが適しており、通勤用なら30万円台の車両が中古相場で見つかります。ツーリングを好むならVTEC搭載モデルを選びましょう。


ホンダ CB400 中古を購入する前に知っておきたいポイント5選
中古CB400の選び方について、フレーム状態の見極め方や試乗時のチェックポイントが詳しく解説されています。


CB400スーパーボルドールの生産終了と今後

CB400スーパーフォア/スーパーボルドールは2022年10月に生産を終了し、約30年の歴史を終えました。400cc直列4気筒エンジンは国内専用車であり、今後の規制に対応しても販売台数が見込めないことが生産終了の理由です。


参考)【本当にディスコン? 10年振りくらいにCB400SFを全開…


溶接箇所の多いスチールフレームや部品点数の多いエンジンなど、生産コストが嵩むことも影響しました。


これは痛いですね。



生産終了後も復活を望む声は大きく、ヤングマシンが実施した「CB400SF/SB総選挙」では、CBX400F風のネオクラシック化案が207票で1位、CBR400RR風のスーパースポーツ案が122票で2位となりました。現行進化案も102票を獲得し、「日本の宝である400cc直4の灯を消さないでほしい」という切実な声が多数寄せられています。


参考)人気トップはCBX案! 祈存続CB400SF/SB総選挙・結…


新車価格はCB400SFが88万4,000円から、CB400SBが104万600円からでした。当時から比べたら高くなったものの、新車で購入できることが奇跡の1台とされていました。


2022年生産終了後も中古市場では高値で取引されており、年式が古くても中古が売れ続けています。400cc随一の万能マシンとして、これからも愛され続けるのは間違いありません。


参考)https://bbs.kakaku.com/bbs/76103110712/SortID=10866044/


ホンダCB400 SUPER FOUR/BOL D'OR歴代モデル図鑑
1992年から2022年までのCB400シリーズ全モデルの変遷と各世代の特徴が網羅されている参考資料です。




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