

教習車のCB400SFは市販車と型式が違います
CB400スーパーフォア(CB400SF)は、1992年に本田技研工業が発売した排気量399ccのネイキッドバイクです。通称「スーフォア」と呼ばれ、約30年間にわたり改良を重ねながらロングセラーを記録しました。
参考)CB400 SUPER FOURはどんなバイク? わかりやす…
1980年代のレプリカブームが飽和状態になった時期に登場し、ネイキッドバイクブームを軌道に乗せた立役者です。シンプルな外観と扱いやすい性能で、初心者からベテランまで幅広い層に支持されてきました。
参考)ホンダ CB400SF -ネイキッドブームを軌道に乗せた、プ…
2022年10月、排出ガス規制への対応が困難となり生産終了が発表されました。これにより現在は中古市場での購入が主な選択肢となっています。
生産終了後も人気は衰えず、中古市場では安定した需要があります。教習所でも広く採用されており、多くのライダーが初めて触れるバイクとしても知られています。
参考)みんな乗った!ホンダCB400SF教習車の知られざる秘密「型…
CB400SFには水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジン(NC42E型)が搭載されています。総排気量は399cc、最高出力は39kW(53PS)/10,500rpm、最大トルクは38N・m(3.9kg・m)/9,500rpmです。
1999年には中型自動二輪車で初めて可変バルブタイミング機構「HYPER VTEC」を採用しました。この技術により低回転域から高回転域まで幅広いパワーバンドを実現しています。つまり街乗りからスポーツ走行まで対応できるということですね。
参考)ホンダ・CB400スーパーフォア - Wikipedia
2007年には電子制御式燃料噴射装置「PGM-Fi」を装備したNC42型にフルモデルチェンジ。これにより燃費性能と排出ガス性能が向上しました。
車両重量は194kg(ABS装着車は199kg)と、400ccクラスとしては標準的な重量です。シート高は755mmで、足つき性も良好とされています。
教習車仕様のCB400SFは、市販車とは車両型式から異なる専用設計です。市販車がNC42型なのに対し、教習車はNC54型という別の型式を持ちます。
参考)ホンダ CB400SF教習車の知られざる秘密「型式すら異なる…
具体的な違いとして、トレール量やタイヤサイズが変更されています。教習車は初心者でも扱いやすいように、より安定性を重視した設定になっているんです。カラーリングも微妙に異なり、教習所専用の配色が採用されています。
最高出力も市販車とは異なり、教習車仕様は53馬力を11,000回転で発生します。
これは市販車よりも高回転型の特性です。
レッドゾーンも10,500rpmまで引き下げられているモデルがあり、教習に適した設定となっています。
参考)教習車 大型(NC750L)と中型(CB400SF)の違い …
教習車として多くのライダーに触れられてきたCB400SFですが、実際に購入できるのは市販車仕様のみです。中古で購入する際は、教習車払い下げではなく市販モデルかを確認しましょう。
2005年3月30日、CB400SFにハーフカウルを装着した「CB400 SUPER BOL D'OR(スーパーボルドール、CB400SB)」が追加されました。
通称「スーボル」と呼ばれています。
参考)ホンダCBシリーズの呼び方教えてください。 - スーフォアっ…
スーパーボルドールは、CB400SFと同じエンジンとフレームを使用しながら、ハーフカウルによる風防効果でツーリング適性を高めたモデルです。車両重量は198kg(ABS装着車は203kg)と、カウル分だけSFより4kg重くなっています。
参考)バイク初心者も女性ライダーも、熟練者も! ホンダCB400S…
全高はカウルがある分、SFの1,070mmに対してSBは1,155mmと85mm高くなっています。視覚的にも「重さ感」があり、カウルの無いネイキッドスタイルのSFとは異なる印象を与えます。
燃料タンク容量やエンジン性能、燃費性能は両モデルで同一です。選択はスタイルの好みとツーリング時の快適性の優先度で決まります。
これは使い方次第ということですね。
2022年4月28日、ホンダは「令和2年排出ガス規制」への対応に伴い、CB400SFとCB400SBの生産終了を発表しました。2022年10月生産分をもって、約30年間の歴史に幕を下ろしました。
生産終了の理由は、厳格化された排出ガス規制への対応コストが、400ccクラスの市場規模と見合わなかったためとされています。大型バイクと比べて販売台数が限られる中で、新規制への適合には多額の投資が必要でした。
現在、新車での購入は不可能ですが、中古市場では依然として高い人気を維持しています。2008年度からはオーストラリアや東南アジアでも販売されており、海外でも評価の高いモデルです。
参考)ホンダ CB400 中古を購入する前に知っておきたいポイント…
生産終了により、今後は中古車の程度確認と適切なメンテナンスがより重要になってきます。部品供給は当面継続されると考えられますが、長期的には希少性が高まる可能性があります。
CB400SFの最大の魅力は、すべてのライダーに対応できる万能性です。スポーティに走りたい時も、ツーリングを楽しみたい時も、気分転換の短距離走行も、すべてを一台でこなせる懐の深さがあります。
参考)https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/579.html
大排気量バイクに慣れたライダーにとっては、軽さとコンパクトさ、そして400ccという直列4気筒エンジンの精密さを再確認できる存在です。バイクを積極的に操って楽しむという原点を思い起こさせてくれます。
初心者にこそ特におすすめしたいバイクです。バイクに乗りたい気持ちと不安が同時にある初心者の頃、CB400SFの扱いやすさは大きな安心材料になります。迷ったらCB400SFを選んでおけば絶対に失敗は無いんです。
教習所での採用実績も信頼性の証です。長い歴史で熟成された車両は、多くの教習所で「初めてのバイク」として選ばれ続けてきました。
参考)CB400SF/SBのおすすめ人気カスタムパーツをまとめてみ…
CB400SFのカタログ燃費は31.0km/L(60km/h定地走行テスト値)ですが、実際の使用ではこれより低くなります。都市部での通勤使用では平均19.4km/Lという実測データがあります。
参考)ホンダ「CB400SF」通勤インプレ|10日間の街乗りで分か…
高速道路を2割ほど含む10日間の使用で、走行距離204.2km、給油量10.4Lから算出された数値です。車載の平均燃費計では21.1km/Lを示しており、実測値との差は約1.7km/Lでした。
ツーリングなど郊外走行が中心の場合は燃費が向上します。あるユーザーの記録では、平均22.73km/L、最高29.94km/L、最低18.01km/Lという数値が報告されています。
走り方次第で大きく変わるということですね。
参考)CB400SF 燃費
燃料タンク容量は18Lとたっぷり入ります。平均燃費19.4km/Lで計算すると、満タンで約349km走行可能です。これは東京から名古屋まで無給油で到達できる距離に相当します。
CB400SFの年間維持費は約18万円が目安です。この金額は30歳以上で任意保険が安く、年間5,000km程度の走行を想定したものです。
参考)http://nc31cb400sf.web.fc2.com/zatugaku/zatugaku23.html
具体的な内訳を見ていきましょう。車検は2年で約3万円(自賠責2年で約2万円+重量税と検査費で約6,500円+消耗品など)。任意保険は年齢や等級によって大きく変わりますが、年間約5万円と計算されています。
オイル交換は2年で約1.5万円(5,000kmごとに交換、フィルター交換あり)。タイヤ、ブレーキパッド、プラグ、バッテリーなどの消耗品は2年で約5万円です。
2年間の合計で約17.75万円、つまり年間約9万円、月に約7,500円を考えておけば維持できます。ただし年齢が若い場合や走行距離が多い場合は、さらにコストが増加します。
大きな修理がなければこの範囲内です。
CB400SFの走行コストは、ガソリン代と消耗品の減価で構成されます。月に20日間使用する場合の月間走行コストを距離別に見てみましょう。
参考)ホンダ CB400 SUPER-FOUR のスペックと維持費…
日々の走行距離が5kmの場合、月間100km走行で830円です。10kmなら月間200km走行で1,660円、20kmなら月間400km走行で3,320円となります。通勤距離が往復10km程度なら、月2,000円以内で済むということですね。
30kmの場合は月間600km走行で4,980円、50kmなら月間1,000km走行で8,300円という計算です。これらの数値は燃料費だけでなく、タイヤやオイルなどの消耗品の減価も含んでいます。
年間走行距離が6,000km(月500km)程度なら、年間の走行コストは約5万円になります。これに前述の維持費(車検、保険など)を加えると、年間トータルで約14万円が現実的な維持費となります。
CB400SFのカスタムで最も人気が高いのはマフラー交換です。ヨシムラのサイクロンやビームスのR-EVOスリップオンマフラーが定番で、実売価格は40,000円台から入手可能です。
マフラー交換により音質の変化とともに、視覚的なドレスアップ効果も得られます。ただし、CB400SFは生産年によって排出ガス規制が異なるため、自分の年式に合った保安基準適合品を選ぶ必要があります。
これが条件です。
参考)CB400SFとはどんなバイク?特徴や中古で選ぶ際のポイント…
バックステップもダイレクトな操作感を得られる人気パーツです。ステップ位置を変更することで、スポーツ走行時のライディングポジションを最適化できます。
エンジンケースガードは転倒時の保護とドレスアップを兼ねたアイテムです。ヨシムラのPRO SHIELDなど、高精度に削り出されたアルミカバーは、ブラックのエンジンに映えるデザイン性の高さが魅力となっています。
CB400SFを転倒させた場合、最もダメージを受けやすいのはチェンジペダル、クラッチレバー、ミラーの3点です。これらは交換が必須になるケースが多くなっています。
参考)https://ameblo.jp/strc55/entry-12182113231.html
実際の立ちごけ事例では、サイドスタンドが完全に出ていない状態で降車し、左側に転倒した結果、以下の被害が発生しました。ミラーはひん曲がり、クラッチレバーはしゃくれ上がり、チェンジペダルは内側に押し込まれて動かなくなりました。
その他の被害として、フロントカウルの小傷、ウインカーの損傷、フットペダルのバンクセンサーの削れ、リアシートカウルの傷、クランクケースカバーの外側の傷などが報告されています。止まっている状態でこのダメージですから、走行中の転倒ではさらに深刻です。
エンジンガードやエンジンスライダーを装着していない場合、転倒時のダメージは大きくなります。カスタムパーツとして保護系パーツの装着を検討する価値があります。
フットペダルのバンクセンサーは路面との接触を示す部分です。ここが削れている中古車は、過去に転倒や接触があった可能性を疑いましょう。
CB400SFの中古購入では、エンジンのコンディションを3段階でチェックすることが重要です。始動性、異音の有無、オイル漏れを確認しましょう。VTECモデルの場合は、エンジン始動時の挙動も重要なチェックポイントです。
フレームとボディの状態確認も欠かせません。ハンドルやシートの左右対称性を確認し、0.5cm以上のズレがある場合は注意が必要です。転倒痕のチェックとして、ハンドルストッパーの歪み、フットペグのねじれ、ブレーキレバーの不自然な曲がりを見ます。
腐食の度合いも重要な判断材料です。エキゾーストパイプのジョイント部分やフレーム下部を観察しましょう。特に低年式のCB400SFは、ゴム系パーツの経年劣化が進んでいる可能性があります。
メンテナンス記録があるかどうかが、中古車の価値を大きく左右します。整備履歴がしっかり残っている車両は、前オーナーの管理状態が良かった証拠です。しっかり整備を行ない、保証もしっかりとしている販売店で購入するのが安心です。
バイク王「CB400SFとはどんなバイク?特徴や中古で選ぶ際のポイントを解説!」
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