OGKカブトヘルメットをバイクで選ぶ完全ガイド

OGKカブトヘルメットをバイクで選ぶ完全ガイド

OGKカブトのヘルメットをバイクで選ぶ方法と全知識

外見がキレイでも、1度でも転倒して衝撃を受けたOGKカブトのヘルメットは即交換が必要です。


この記事でわかること
🏍️
OGKカブトの基礎知識

世界3大ヘルメットメーカーの一角。バイク用ヘルメット国内シェア3位、自転車用では国内シェア1位。大阪発の日本ブランドで、安全性は国内外の規格をクリア済み。

🛡️
選び方と注意点

フルフェイス・ジェット・システムの違い、サイズの正しい選び方、使用期限「購入後3年」のルールなど、知らないと損する知識を紹介。

💡
おすすめモデル

SHUMA・KAMUI-3・AEROBLADE-6・RYUKIなど人気モデルの特徴と価格帯を比較。用途・予算・ライディングスタイル別に最適な1本がわかります。


OGKカブトのヘルメットはなぜ安い?バイクライダーが知るべき背景



OGKカブト(正式ブランド名:Kabuto)は、1948年に大阪でハンドルグリップ製造会社として創業した「大阪グリップ化工株式会社」を母体とする日本発のブランドです。バイク用ヘルメット市場では国内シェア3位に位置し、AraiやSHOEIと並んで「世界3大ヘルメットメーカー」と呼ばれることもあります。


では、なぜOGKカブトのヘルメットはAraiやSHOEIより安いのか。理由は大きく2つあります。


まず、流通コストの削減です。OGKカブトは公式オンラインストアや自社実店舗を持たず、ナップスや2りんかん、Amazon・楽天などの販売代理店・ECサイトに販売を委ねています。店舗運営やECサイト維持にかかる費用がない分、価格を抑えられるわけです。


次に、海外生産です。中国・山東省青島市にある自社工場「青島工場」を中心に製造しています。国内製造よりも人件費などを大幅に抑えられるため、同等の品質でも低価格を実現できるのです。


つまり安さの理由は品質ではなく、製造・流通の仕組みにあるということですね。


実際にAraiのフラッグシップ「RX-7X」のAmazon価格が約67,000円、SHOEIのモデルも同価格帯になるのに対し、OGKカブトの上位モデル「F-17」は同サイト上で44,000円前後で入手できます。コスト差は2万〜3万円規模になることも珍しくありません。痛いですね(出費の面で)、これが購入時の現実です。


さらに、OGKカブトはAmazonなどで割引率が高い傾向があります。メーカー希望価格から2〜3割引きで流通するケースも多く、実勢価格ではさらにお得に入手できることも多いです。


OGK KABUTO 公式バイク用ヘルメット製品ラインナップ(ogkkabuto.co.jp)


OGKカブトのバイク用ヘルメットの安全性を徹底チェック

「安いヘルメットは安全性が低いのでは?」という不安は、バイクに乗る人なら当然持つ疑問です。しかし、OGKカブトの安全性は公的な指標でも高く評価されています。


まず取得規格について整理しましょう。OGKカブトのバイク用ヘルメットは、日本の国家規格「JIS規格」またはJHMA(日本ヘルメット工業会)・製品安全協会の「SG規格」を取得しています。2019年に国内の東大阪工場のJIS認証取り消しという問題がありましたが、中国・青島工場については取り消しはなく、東大阪工場製品もJIS基準を満たすことは確認されています。現在はJIS認証の再取得に向けた取り組みも進めています。


次に、品質マネジメントの国際規格「ISO9001:2015」を取得している点も見逃せません。これは製品の品質水準を一定に保つための国際規格であり、バイク用装備品としての信頼性を裏付けます。


さらに注目すべきは、経済産業省が実施する「製品安全対策優良企業表彰」で2023年に表彰されていること。業界の安全規格よりも高い自社基準を設けた全数検査と抜き取り検査を継続している点が評価されました。これは本物の取り組みです。


また、イギリス運輸省が設立したヘルメット品質評価機関「SHARP」では、OGKカブトの「RT-33」が5段階評価で星4つを獲得しています。SHARPは32方向から衝撃を与える厳格なテストで知られており、世界水準での安全性も折り紙付きと言えます。


加えて、プロレーサーの秋吉耕佑選手や酒井大作選手などがOGKカブトを愛用していることも、実走行レベルでの安全性の高さを示す証拠です。OGKカブトが安全なのは確認済みです。


OGKカブト公式:ヘルメットの取扱いについて(素材・衝撃・寿命の注意事項)


OGKカブトのバイク用ヘルメット種類と選び方の基本

OGKカブトのバイク用ヘルメットは大きく3種類に分かれます。どれが合うかは、乗り方やバイクの種類によって異なります。


種類 代表モデル 価格帯(税込) 特徴
🏁 フルフェイス SHUMA / KAMUI-3 / AEROBLADE-6 / F-17 約34,000〜57,000円 顔全体を保護、最も安全性が高い
🔄 システム RYUKI 約45,000〜50,000円 チンガードが開閉でき利便性が高い
😊 ジェット(オープンフェイス) ASAGI / EXCEED 約22,000〜35,000円 視界広く開放感あり、街乗り向き


フルフェイスヘルメットは、顔全体を覆う構造で事故時の保護性能が最も高いタイプです。ツーリング高速道路を多用するライダーには第一選択肢になります。風切り音も比較的小さく、長距離でも疲れにくいのが強みです。


システムヘルメットは、チンガード(あご部分)が開閉できるタイプです。OGKカブトの「RYUKI」(税込49,500円前後)はシステムヘルメットながら約1,600g台という軽量設計が特徴で、「システムなのに重くない」という評価を受けています。眼鏡をかけたまま使用できる点も好評です。


ジェットヘルメット(オープンフェイス)は、顔前面が開いた構造で開放感があります。街乗りや短距離移動に向いており、カフェレーサーネイキッドバイクに乗るライダーに人気があります。ただし顔面への保護は期待できないため、スポーツ走行には不向きです。


サイズ選びも重要な要素です。頭の外周をメジャーで測り(眉の上〜後頭部の最も高い位置を水平に一周)、OGKカブトの公式サイズ表と照合します。また、OGKカブト認定ショップでは「プロフィッティングサービス」を無料で受けられます。サイズ計測だけでなく、頭の形状に合わせたパッド調整まで行ってくれるため、通販で買う前に一度試着することを強くおすすめします。


サイズが合わないと、走行中のぐらつきや圧迫による頭痛の原因になります。フィッティングが基本です。


OGKカブト公式:正しいサイズを選ぶために(サイズ表・測定方法)


OGKカブトのヘルメット、バイク別おすすめモデル4選

OGKカブトのラインナップは多彩ですが、ここでは特に支持を集める4モデルを、乗り方やバイクの特性に照らして解説します。


① SHUMA(シューマ)|夏の街乗り・ツーリング向け


税込34,000円前後(2025年値上げ後の参考価格)で入手できるエントリー〜ミドルクラスのフルフェイスです。「ウルトラクーリングシステム」と呼ばれる高効率ベンチレーションを搭載しており、低速走行中でもヘルメット内部に風の流れを感じられる設計です。シールドは帝人株式会社製の「UV&IRカットシールド」を標準採用しており、赤外線を約74%、紫外線を約99%カットする遮熱性能があります。通勤・通学や夏季ツーリングに向いており、コスパを重視する初心者ライダーに特に適したモデルです。内装はすべて取り外して洗え、制菌・消臭加工も施されています。


② KAMUI-3(カムイ3)|日常からツーリングまでの万能機


税込39,600円前後。インナーサンシェードを内蔵したフルフェイスで、日差しの強い日やトンネルの出入り時にワンタッチでバイザーを展開できます。重量は実測で約1,625g(Lサイズ)と、インナーバイザー装備モデルとしては軽量です。4箇所のベンチレーション、クールマックス内装、付属ウィンドシャッターにより、オールシーズン対応できる設計になっています。一本で年間を通してこなせる万能モデルです。


③ AEROBLADE-6(エアロブレード6)|高速走行重視のライダーに


税込34,100円前後(無地モデル)。OGKカブト独自の高強度複合素材「A.C.T.-EVO」を採用した帽体は、コンパクトかつ軽量で高い剛性を持ちます。後部には特許取得の空力デバイス「ウェイクスタビライザー」を搭載。高速域での走行風によるヘルメットのブレを抑え、首や肩への負担を軽減します。高速道路移動が多いライダーやSSバイク乗りに向いています。静粛性を高めた二軸ラチェットシールドシステムにより、インカム使用時の音声も聞き取りやすくなっています。これは使えそうです。


④ RYUKI(リュウキ)|システムヘルメットの快適性を求める方に


税込45,000円前後。シーズンを問わずチンガードの開閉が便利なシステムヘルメットです。複雑な開閉機構を持ちながら重量を1,600g台に抑えており、「システムヘルメットは重い」という常識を覆した設計で話題になりました。UV&IRカットシールドを採用しており、走行中の日射熱を抑えます。街中でも高速道路でも使いやすい、実用性の高い一択です。


OGKカブトのヘルメット、バイクでの使用に関わる「3年ルール」と交換のタイミング

ヘルメットには使用期限があります。これはOGKカブトに限った話ではありませんが、知らずに古いヘルメットを使い続けているライダーは少なくありません。


製品安全協会とJHMA(日本ヘルメット工業会)は、バイク用ヘルメットの有効期間を「購入後3年間」と定めています。OGKカブトも公式サイトで同様に明記しており、3年を過ぎたヘルメットは「事故や転倒時に十分な保護性能を発揮しないおそれがある」としています。


なぜ3年なのか。ヘルメットは外側の「シェル(帽体)」と、内側の「ライナー(発泡スチロール製の衝撃吸収材)」で構成されています。日常の着脱を繰り返すだけでもライナーは少しずつ圧縮され、汗・紫外線・高温環境にさらされることで素材が劣化します。見た目がキレイでも、3年を経過すると内部の吸収性能は新品時より確実に低下しているのです。


もう1つ重要なのが、「1回の衝撃で即交換」というルールです。転倒や事故でヘルメットが路面に強打した場合、外観に傷がなくても内部のライナーはつぶれて機能を失っています。発泡スチロールを指で押した後が戻らないのと同じ原理です。次の衝撃を吸収できなくなるため、外見がどれだけ綺麗でも使用を続けることは命取りになります。


バイクに乗っていて「ちょっと転倒したけど見た目は大丈夫だから」と使い続けるのは危険です。「購入後3年、または1度でも強い衝撃を受けたら交換」が原則です。


なお、高温環境への長期保管にも注意が必要です。夏の炎天下に駐車したバイクのシート上や車内など、50℃以上になる場所にヘルメットを放置するとシェルやライナーの素材が変質します。バイクから離れる際はヘルメットをバッグに入れるか、日陰に置く習慣をつけましょう。



  • ✅ 購入後3年で買い替えを検討する

  • ✅ 転倒・事故で1度でも衝撃を受けたら即交換する

  • ✅ 高温(50℃以上)になる場所には保管しない

  • ✅ ラッカースプレーや有機溶剤系塗料はシェルを変質させるため使用しない

  • ✅ ヘルメットを改造(穴あけ・切断)しない


新しいヘルメット選びに迷ったときは、認定ショップの「プロフィッティングサービス(無料)」を活用するのが最も確実な方法です。頭の外周だけでなく頭の形状(丸みや前後差)に合わせてパッドを選んでもらえるため、通販では再現しにくい「本当の適合サイズ」を見つけられます。


ナップス:OGK KABUTOブランド紹介ページ(沿革・特徴・取扱ラインナップ)




オージーケーカブト(OGK KABUTO)バイクヘルメット フルフェイス KAMUI3 NACK(ナック) フラットブラックグレー (サイズ:L) 584931