インカムをバイクで使うならビーコムが選ばれる理由と全モデル比較

インカムをバイクで使うならビーコムが選ばれる理由と全モデル比較

インカム バイク ビーコムの選び方と全モデル比較ガイド

街中の下道では、ビーコムの実際の通話距離がカタログ値より短い約100〜200m前後しか届かないので、グループ走行のポジションに注意が必要です。


📋 この記事でわかること
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ビーコム(B+COM)とは?

国内シェアNo.1のバイク用インカムブランド「B+COM」の概要と、なぜライダーに支持されているのかを解説します。

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モデル別の違いと選び方

SX1・SB6XR・ONE・TALK・PLAYの5モデルを、価格・機能・用途別にわかりやすく比較します。

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ペアリングと取り付けのポイント

初めての人でも迷わないB+LINKペアリング方法と、ヘルメットへの取り付け手順を丁寧に解説します。


インカム バイクで「ビーコム」が選ばれる理由と国内シェアNo.1の実力


バイク用インカム市場において、「B+COM(ビーコム)」はダントツの国内シェアを誇るブランドです。製造・販売するのは京都に本社を置く株式会社サイン・ハウスで、2008年にB+COMシリーズの初代モデルが登場して以来、日本人ライダーの使用環境に徹底的に特化した開発姿勢がユーザーから高く評価され続けています。


国内シェアNo.1を支える最大の理由のひとつが「音質」です。大出力D級アンプと高磁力ネオジムマグネットを採用した独自の「B+COM SOUND SYSTEM」により、走行風のノイズが激しい高速道路でも通話相手の声やナビ音声をクリアに聞き取ることができます。高速走行中エンジン音+風切り音が組み合わさり、一般的なBluetoothスピーカーでは聞こえにくくなることが多いですが、B+COMはその点で他社製品に一歩先んじた設計になっています。


もうひとつの大きな強みが「操作性」です。グローブを着けたままでも直感的に扱えるダイヤルボタンを採用しており、走行中の複雑な操作を最小限に抑えています。「手元を見なくても操作できる」という点は、バイク乗りにとって安全性に直結するポイントです。これは非常に重要です。


さらに、B+COMは他社製インカムとの接続を実現する「ユニバーサルインターコール・レシーブ」機能を業界でいち早く搭載しており、友人が異なるメーカーのインカムを使っていても会話できるという安心感があります。これが実際のツーリングシーンで「B+COMを選んで後悔しなかった」という声につながっています。













特徴 内容
🎵 音質 B+COM SOUND SYSTEM採用・高磁力ネオジムマグネット搭載
🤝 互換性 他社製インカムとのユニバーサル接続に対応
🖐️ 操作性 グローブ着用のまま操作できるダイヤルボタン
🔗 接続機能 独自のB+LINK機能で最大6人まで同時通話可能
🛡️ サポート 購入から1年間の製品保証+オンライン修理受付


参考:サイン・ハウス公式 B+COMとは何か、ブランドの歴史と開発背景について
意外な業界で使われている!?サイン・ハウス新井社長インタビュー – バイク王


インカム バイク ビーコム全モデル比較|SX1・SB6XR・ONE・TALK・PLAYの違い

B+COMシリーズには現在、主に5つのモデルが存在します。価格帯は12,980円(税込)〜48,400円(税込)まで幅広く、選ぶモデルによって使える機能がかなり異なります。ここが重要です。


まず最上位の「B+COM SX1(税込48,400円)」は、SHOEIヘルメットの「SHOEI COMLINK」対応モデル専用のビルトインタイプです。ヘルメットの外観を崩さないスリムなデザインが最大の特徴で、メインユニットとボタンユニットに分離した設計により最大20時間の連続使用が可能です。防水性能はボタンユニットがIP67レベル相当と高く、悪天候での使用にも安心感があります。SHOEIのNEOTEC3・GT-Air 3・J-Cruise 3などの適合モデルが対象です。


次に「B+COM SB6XR(税込47,300円・シングル)」は、2025年12月で生産終了が発表されたハイエンドモデルです。最大22時間(インカム通話)、24時間(音楽再生)というロングバッテリーが魅力で、インカム通話中に音楽やナビ音声を同時に聞ける「聴きトーク」機能が最大の特徴です。在庫がある間に購入しておきたいモデルといえます。


「B+COM ONE(税込34,980円)」は、インカムデビューにも適したスタンダードモデルです。SB6XRとの違いはひと言で表すと「聴きトーク機能の有無」。ONEはインカム通話中に音楽・ナビを同時に聞くことはできませんが、B+LINK機能で最大6人のグループ通話は同様に楽しめます。バッテリーはインカム通話で最大12時間(音楽再生は最大14時間)となっています。


「B+COM TALK(税込19,800円)」は、2023年に登場した入門機ポジションのモデルで、2万円を切る価格ながらB+COMの基本機能を押さえています。ただし最大通話人数は3人まで(ONE・SB6XRは6人)という点は要注意です。4人以上のグループでツーリングする機会が多い方には不向きなケースがあります。本体重量はたったの36gで、アンテナ突起もなくヘルメットへの取り付けがスマートです。


そして「B+COM PLAY(税込12,980円)」は、インカム通話機能を持たないソロ用モデルです。スマートフォンとのBluetooth接続で音楽・ナビ・電話応答が楽しめます。「ソロツーリングがメインで、他のライダーと通話する予定はない」という方にはこれで十分といえます。
















モデル 価格(税込) 最大同時通話 聴きトーク バッテリー(通話時)
SX1 48,400円 6人 ✅ あり 最大20時間
SB6XR 47,300円 6人 ✅ あり 最大22時間
ONE 34,980円 6人 ❌ なし 最大12時間
TALK 19,800円 3人 ❌ なし 記載なし
PLAY 12,980円 なし(インカム非対応) ❌ なし 最大12時間


つまり「何人でツーリングするか」と「音楽とナビを同時に聞きたいか」が、モデル選びの核心です。


参考:公式による各モデルの仕様詳細と機能比較表
B+COMシリーズ製品比較表 – SYGNHOUSE公式


インカム バイク ビーコムの通話距離と実際のグループ走行での注意点

B+COMの通話距離についてよく聞かれる疑問が「カタログ値と実際の差」です。公式の目安では、街中の下道で約100〜200m、郊外の高速道路等で約300〜500mとされています。一般的にインカムのカタログ値は「最大1.4km」などと表記されますが、これはあくまで見通しの良い空間での理論値です。意外ですね。


現実のツーリングでは、建物・信号機・トンネル・橋梁などの障害物により電波が遮られます。特に都市部の一般道では100m以内でも接続が不安定になることがあります。バイクが1台分の長さを約2mとすると、200mは100台分の車列に相当する距離です。信号で前後の車両が分断されるシーンでは十分届きますが、大人数のグループで縦列走行するときは前後の位置関係に気をつけましょう。


B+LINKにはひとつ有用な機能があります。距離が離れすぎて接続が切れてしまっても、互いが近づけば「自動復帰機能」により自動的に再接続される仕組みです。これが条件です。再接続のためにわざわざ操作をし直す必要がなく、ツーリング中の余計なストレスを減らしてくれます。


グループ走行で「後ろの人の声が聞こえなくなった」という状況が起きたときは、まず速度を落として隊列の間隔を詰めることが先決です。走行中にインカムを操作しようとするとながら運転につながるリスクがあるため、停車中に設定を確認するのが原則です。


ソロ走行で音楽やナビだけを楽しみたいなら、通話距離は気にしなくていい要素です。ただし、インカム接続中にスマートフォンを手に持って操作すると「携帯電話使用等(保持)」の違反になります。出発前にペアリングと楽曲の準備を完了させておく習慣をつけておきましょう。


参考:B+COMの通話距離に関する公式FAQ
B+COM SB6XR/ONE/SB6Xはどのくらいの距離が離れても通話できますか? – SYGNHOUSE


インカム バイク ビーコムのペアリング方法|B+LINK接続とユニバーサル接続の使い分け

B+COMのペアリング方法は大きく「B+LINK接続」と「ユニバーサル接続」の2種類に分かれます。これだけ覚えておけばOKです。


B+LINK接続は、B+COMシリーズのSX1・SB6XR・ONEが対応する独自のグループ通話機能です。「集まったら、みんなで同時にB+LINKのペアリング操作をするだけ」というコンセプトで設計されており、最大6人まで同時にグループ通話を開始できます。操作方法は本体ボタンで行う方法と、スマートフォンアプリ「B+COM U Mobile APP」から行う方法の2種類があります。アプリを使うほうが視覚的にわかりやすく、初めてのペアリングにはアプリ経由が推奨です。


ユニバーサル接続は、他社製インカムとペアリングする際に使う機能です。手順はシンプルで、B+COMの電源をONにしてB2ボタンを長押しし(LED赤点滅)、相手側のインカムで「ユニバーサルインターコール」の操作を行い、2台を可能な限り近づけて待つだけです。B+COMのLEDが青に点灯したらペアリング完了です。


注意したいのは、B+COM TALKは「B+LINK接続ではなく、TALKどうしのペアリング方式」が別に定義されている点です。TALKどうしの接続は最大3台まで、親機と子機の電源を入れて本体ボタンを操作する方法になります。この辺の違いを知らないまま買うと、使いたい人数で接続できずに困るケースが出てきます。


スマホのナビアプリとB+COMの同時使用も非常に便利な設定のひとつです。スマートフォンとの接続には「デバイス1」と「デバイス2」という2系統の接続先があり、ナビ機器とスマートフォンを同時に接続することができます。出発前に2台のデバイスを登録しておけば、走行中に操作なしでナビ音声と音楽の両方をシームレスに聴けます。これは使えそうです。


参考:B+COMと他社インカムを接続するユニバーサル機能の詳細解説
B+COM ユニバーサル接続機能解説 – SYGNHOUSE公式


インカム バイク ビーコムのヘルメット取り付け方法と失敗しないコツ

B+COMをヘルメットに取り付けるときは、ヘルメットの形状(フルフェイス・ジェット・システム)によって手順とマイクの種類が変わります。ここが案外つまずきやすいポイントです。


まず本体をヘルメットに固定するための「ベース」の取り付けから始めます。ベースの固定方法には、ヘルメットの外面にクランプで挟む「クランプ取付」と、面ファスナーで貼り付ける「粘着取付」の2種類があります。クランプ取付はネジで固定するためしっかりした固定力があり、ロングツーリングや高速走行が多いライダーに向いています。一方の粘着取付はヘルメット外観をスッキリ見せられるメリットがある反面、面ファスナーの接着力が安定するまで約24時間を要するため、取り付け当日すぐに走行するのは避けたほうが無難です。


マイクは大きく「アームマイク」と「ワイヤーマイク」の2種類があります。フルフェイスヘルメットのようにチン部分が閉じているタイプにはワイヤーマイクが対応しており、スポンジ内部に埋め込む形で設置します。一方、ジェットヘルメットシステムヘルメットにはアームマイクが対応します。アームマイクはマイク先端を口元に向けて位置調整できる自由度の高さが特徴です。口の真正面・口から前方5mm前後の位置にマイクの集音部を合わせるのがベストポジションです。


スピーカーはヘルメット内側のイヤーポケット(インカムホール)に設置します。スピーカーの中心が耳穴の中心と重なるように位置を調整することが、クリアな音質を確保するための基本です。耳穴から外れた場所に貼ってしまうと、どれだけ音量を上げても音がこもって聞き取りにくくなります。


ケーブルの処理も見た目だけでなく安全性に関わります。走行中に引っかかりやすい位置にケーブルが出ているとヘルメット脱着の際に断線するリスクが高まるため、チークパッドや内装の溝に沿ってきれいに収めておくことが大切です。












ヘルメット種別 推奨マイク ベース固定方法
フルフェイス ワイヤーマイク クランプ or 粘着
ジェット アームマイク クランプ or 粘着
システム(SHOEI COMLINK対応) SX1専用ビルトイン 専用設計で装着


参考:SYGNHOUSE公式によるヘルメット別取り付け手順解説
バイク用インカム ジェットヘルメット取付方法(SHOEI J-Force4)– SYGNHOUSE公式


インカム バイク ビーコムを使うときの法律と走行中の注意点【知らないと反則金リスクあり】

バイクでインカムを使うこと自体は違法ではありません。これが原則です。道路交通法第71条第5号の5では、規制の対象を「手で保持しなければ通信できない機器」としており、ヘルメットに固定して使用するインカムはその対象外に当たります。


ただし、インカムを使っていても違法になるケースが3つあります。


ひとつ目は「走行中にスマートフォンを手に持って操作する」ケースです。インカムがハンズフリー機器であっても、接続しているスマートフォンを手に持って通話を開始したり画面を注視したりした場合は、「携帯電話使用等(保持)」の違反に該当します。反則金普通二輪大型二輪ともに15,000円、違反点数は3点です。


ふたつ目は「周囲の音が聞こえなくなるほどの大音量で音楽を聴く」ケースです。道路交通法そのものでは禁止条文はありませんが、各都道府県の公安委員会が定める「安全運転義務遵守事項」に違反します。取り締まりを受けた場合は「公安委員会遵守事項違反」となり、反則金5,000〜7,000円の対象となります。痛いですね。


みっつ目は「走行中にインカム本体を手で持って操作する」ケースです。B+COMはボタン操作で対応できる設計になっていますが、たとえば曲の選択や接続先の変更などをしようとして誤って本体を手に持った場合は違反となります。操作が必要な場合は必ず安全な場所に停車してから行いましょう。


B+COMには専用スマートフォンアプリ「B+COM U Mobile APP」があり、出発前にEQや音量バランスを細かく設定しておくことができます。出発前にすべての設定を済ませておくのが、安全で楽しいツーリングへの近道です。


参考:バイクのインカム使用が違法になるケースの詳細解説
バイクのインカム使用は違法?違法となる3つのケースと安全に楽しむ方法 – m-bike-mk




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