バイアスタイヤ バイクで選ぶメリットと交換時期や価格比較

バイアスタイヤ バイクで選ぶメリットと交換時期や価格比較

バイアスタイヤとバイクに適した選び方

あなたのバイクがラジアル対応なら無理にバイアス履くと危険です。


この記事のポイント
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構造の違いを理解

バイアスタイヤは斜め編み込み構造で価格が安く、悪路や低速走行に適しています。 ラジアルタイヤは放射状構造で高速走行向き。

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コストと性能のバランス

バイアスタイヤはラジアルの半額程度。寿命は1〜2万kmで、ツーリングライダーなら十分な性能を発揮します。

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互換性に要注意

純正がラジアル指定の大排気量バイクにバイアスを履くと、パワーやトルクに対応できず危険です。 逆は多くの場合問題ありません。

バイアスタイヤの構造と基本的な特徴


バイアスタイヤは、タイヤ内部のカーカス(繊維層)が進行方向に対して斜め(バイアス)に編み込まれている構造です。この斜めに張り合わされた層をブレーカーによって締め上げることで、タイヤ全体の剛性を確保しています。


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昔ながらの製法で作られるため、製造工程がシンプルで安価に生産できるのが大きな特徴です。同サイズのラジアルタイヤと比べると、バイアスタイヤは半額程度で購入できることが多く、コストを抑えたいライダーにとって魅力的な選択肢となります。


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構造上、タイヤ全体の剛性が高く、部分的な強度の差が開きにくい特性があります。そのため、路面の凸凹をタイヤ全体で吸収し、悪路での走行に適しています。サイドウォール部分もトレッド面と同じ構造なので、岩などにヒットしやすいオフロードバイクには、このサイド強度の高さが不可欠です。


つまりバイアスタイヤは低コストと悪路性能が魅力です。


バイアスタイヤとラジアルタイヤの性能差

ラジアルタイヤは、カーカスが進行方向に対して放射状(ラジアル)に配置され、ベルトで締め上げる構造です。この構造の違いが、走行性能に大きな差を生み出します。


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バイアスタイヤは低速走行や悪路での乗り心地が良い反面、高速走行時はトレッドの変形が大きくなります。タイヤが接地面を均一に捉えられなくなり、操作性が低下しがちです。また、路面からの突き上げがダイレクトに伝わり、乗り心地が悪化してしまいます。


一方、ラジアルタイヤはサイドウォールが柔軟に変形する一方で、トレッド面の剛性は高く保たれます。そのため、高速走行時の安定性に優れ、転がり抵抗が少ないので燃費性能も良好です。サイドウォールが適度にたわむことでクッション性を発揮し、高速域での乗り心地も快適です。


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高速走行ならラジアルが基本です。


耐久性についても差があり、バイアスタイヤはカーカスのみで剛性を確保するため重量が増し、寿命がラジアルより短くなる傾向があります。ラジアルタイヤはロングライフが期待でき、摩耗や発熱が抑えられるため、長距離ツーリングでも安心です。


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ラジアルタイヤとバイアスタイヤの違いは?メリット・デメリットや見分け方を解説|グーバイクマガジン
タイヤ構造の違いによる具体的なメリット・デメリットが詳しく解説されています。


バイアスタイヤの寿命と交換時期の目安

バイクのタイヤ交換時期は、走行距離と使用年数の両面から判断する必要があります。一般的な使用条件では、タイヤの寿命は走行距離で10,000km〜20,000km、または製造から3〜5年が目安とされています。


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バイアスタイヤは構造上、ラジアルタイヤよりもやや寿命が短い傾向があります。一般使用(通勤・通学)では約20,000km〜25,000km、ロングツーリング主体なら約10,000km〜12,000kmが交換の目安です。峠やサーキット走行が多い場合は、わずか5,000km〜7,000kmで交換が必要になることもあります。


参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/maintenance/485/


走行距離が少なくても、タイヤのゴムは経年劣化によって硬化し、グリップ力が低下します。製造から3〜5年を目安に、ひび割れや硬化がないか定期的にチェックしてください。特に冬場は気温低下でタイヤが冷えると、ゴムが硬くなりグリップ性能がさらに落ちます。


参考)https://www.yoro-store.com/blogs/useful/time-to-change-motorcycle-tires


距離と年数、両方で判断が必要です。


溝の深さも重要な判断基準で、法定基準では1.6mm以上の溝深さが必要です。スリップサインが出ている場合は即座に交換しましょう。安全な走行のためには、これらの基準を総合的に考慮して、早めの交換を心がけることが大切です。


バイアスタイヤの価格とコストパフォーマンス

バイアスタイヤの最大の魅力は、その価格の安さです。製造工程がシンプルなため、同サイズのラジアルタイヤと比較すると、バイアスタイヤは約半額で購入できることが一般的です。


具体的には、ラジアルタイヤが同サイズで約2倍近く高額になるケースが多く見られます。例えば、バイアスタイヤが1本8,000円程度で購入できる場合、同サイズのラジアルタイヤは12,000円〜16,000円程度になることもあります。この価格差は、前後2本交換する際には1万円以上の差額となり、ライダーの財布に大きく影響します。


参考)バイアスタイヤのバイクにラジアルタイヤを履くのはアリ? その…


コスト重視ならバイアスが有利です。


ツーリングライダーや街乗り中心のライダーにとって、バイアスタイヤの性能が不足する場面は少ないと言えます。サーキット走行や峠での攻めた走りをしないのであれば、バイアスタイヤで十分な性能を発揮します。


ただし、寿命が短い分、交換頻度は高くなる可能性があります。長期的なコストを考える際は、購入価格だけでなく、走行距離あたりのコストも計算に入れると良いでしょう。それでも、初期費用を抑えたい場合や、バイクの使用頻度が低い場合は、バイアスタイヤが経済的な選択となります。


バイアスタイヤとラジアルタイヤの互換性リスク

純正でラジアルタイヤを装着している大排気量バイクに、バイアスタイヤを履かせるのは危険です。パワーやトルクが大きいバイクは、ラジアルタイヤの性能を前提に設計されているため、バイアスタイヤでは対応しきれません。


逆に、純正がバイアスタイヤのバイクにラジアルタイヤを装着するケースは、多くの場合で性能向上が見込めます。安定感や旋回性が驚くほど向上し、ネガティブな影響は見られないことが多いです。ただし、バイクによってはバイアスタイヤの特性を前提にフレームやサスペンションが設計されている車両もあるため、バイク全体の性能バランスに影響が出る可能性があります。


参考)https://2rinkan.blog.jp/archives/2041546.html


ラジアル指定車にバイアスは避けるべきです。


タイヤサイズが同じでも、メーカー指定のタイヤタイプを無視すると、車体の挙動が不安定になったり、制動距離が伸びたりするリスクがあります。特にラジアル指定の車両にバイアスを装着すると、高速走行時の安定性が著しく低下する恐れがあります。


参考)タイヤについて質問です!! - ラジアルタイヤからバイアスタ…


愛車の取扱説明書やタイヤ側面の表記を確認し、指定されたタイプのタイヤを選ぶことが安全です。不明な場合は、バイクショップで相談してから判断しましょう。価格だけで判断せず、安全性を最優先に考えることが重要です。


バイアスタイヤのバイクにラジアルタイヤを履くのはアリ? その逆は?|バイクニュース
タイヤの互換性について、具体的な車種を例に挙げて詳しく解説されています。


バイアスタイヤのバイクに最適なメンテナンス

タイヤの空気圧管理は、バイアスタイヤの性能を最大限に引き出すための最重要項目です。一般的なバイクの適正空気圧は約200kPa(2.0kgf/cm²)が目安ですが、車種によって異なります。


参考)バイクのタイヤ空気圧管理 完全ガイド|適正値・チェック方法・…


スポーツバイクでは前輪32psi、後輪36psiが一般的で、クルーザーバイクでは前輪36psi、後輪40psiが推奨されます。オフロードバイクは前輪18psi、後輪22psiを目安とします。空気圧が不適切だと、タイヤの摩耗が早まり、最悪の場合バーストの危険性もあります。


参考)https://media.yzf-r.com/153


月1回の空気圧チェックが基本です。


空気圧の測定と調整は、タイヤが冷えている状態で行うのが原則です。バルブキャップを外し、空気圧ゲージで現在の圧力を測定してから、コンプレッサーを使って適正値まで調整します。再度測定して確認したら、バルブキャップをしっかり閉めて作業完了です。


冬場は特に注意が必要で、気温が下がると空気が収縮してタイヤ内の空気圧も低下します。タイヤが冷えるとゴムが硬くなり、グリップ力が大幅に落ちるため、走行前に慎重にタイヤを暖める作業を行いましょう。定期的な空気圧チェックとともに、溝の深さやひび割れの有無も確認することで、安全なライディングを維持できます。


参考)冷えたタイヤに注意しよう – バイクカスタム虎の…





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