

走行しなくても製造から3年で劣化が始まります。
バイクのタイヤは走行距離10,000~20,000kmが一般的な交換の目安とされています。
ただし、これはあくまで平均的な数値です。
スポーツバイクのように高性能なタイヤを装着している場合は、より早く摩耗する傾向があります。
走行距離だけでなく、製造から3~5年という年数も重要な判断基準です。タイヤはゴム製のため、走行距離が短くても長年使用し続けていると劣化が進んでしまいます。特に屋外に停めているバイクの場合、日光や雨風、温度変化によってタイヤの表面が硬化しやすくなります。
保管状態が良い場合でも、5年を過ぎたら交換を検討することをおすすめします。製造年月はタイヤのサイドウォールに刻印されており、4桁の数字で確認できます。例えば「2223」とあれば、2023年の22週目に製造されたことを示します。
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タイヤの溝が1.6mm未満になると、道路交通法違反となります。スリップサインはこの摩耗限度を知らせるための重要な指標で、タイヤの溝に設けられた小さな突起です。このサインが現れたときが摩耗によるタイヤの使用限度で、これ以上走行するのは危険です。
参考)【交通ルールクイズ】スリップサインが現れたタイヤ。そのタイヤ…
スリップサインが現れているタイヤで走行することは整備不良の車両運転となり、道路交通法第62条違反になります。タイヤひとつに数多くあるスリップサインのうち、1カ所でも現れたら車両保安基準不適合となります。
車検にも通りません。
参考)タイヤ交換時期はスリップサインで判断 確認方法を画像付きで解…
すり減ったタイヤは雨天時の制動距離が大幅に延び、いきなりバーストするおそれもあり大変危険です。
つまり法律違反が基本です。
いくら安全運転を意識しても、すり減ったタイヤでは意味がありません。
紫外線や雨風にさらされる屋外保管は、タイヤの劣化を急速に進めます。タイヤのゴムを劣化させる主な原因は紫外線、熱、オゾン、高温多湿の環境です。高温多湿の環境で保管すると、タイヤの成分である合成ゴムが加水分解を起こし、劣化が進みます。
参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/maintenance/365/
屋外で保管する場合は、屋根付きのスペースや壁際など、雨風が直接当たらない場所を選ぶ必要があります。直射日光や雨風が当たらない場所がない場合は、タイヤにカバーを装着して保管するのがおすすめです。タイヤカバーは紫外線を遮断し、雨や湿気からタイヤを守る効果があるため、タイヤの劣化を抑えられます。
保管前には水洗いした後にタオルで拭き上げて、直射日光の当たらない場所で乾燥させましょう。水気が残っているとカビの原因になり、劣化を早める原因になります。できるだけ空調が効いており、風通しのよい暗くて涼しい場所に保管してください。
参考)バイクのタイヤ交換した! 交換したタイヤのベストな保管方法と…
空気圧が指定値より20%高いと、タイヤの寿命が90%になってしまいます。
つまり10%も寿命が縮むということです。
空気圧が高すぎると、適切に潰れないため接地面積が減り、グリップが悪化します。またセンター摩耗が起こり、タイヤ寿命が短くなります。
参考)空気圧は高すぎても低すぎてもタイヤのライフが短くなる!|教え…
逆に空気圧が指定値より20%低いと、本来の寿命の85%しか持ちません。さらに空気圧が40%低くなると、寿命は60%になってしまいます。偏摩耗などの要因となるため走行性能が低下し、タイヤのたわみが増えて転がり抵抗が増し燃費も悪化します。
空気圧の適正値はバイクメーカーが車両の重量や想定した乗り方に対するタイヤへの負荷などを計算して決めています。空気をきちんと入れておくだけで、タイヤは寿命や性能を維持できます。これは安全性とか乗り心地とか燃費などの基本性能の話です。
定期的な空気圧チェックは、安全面でもコスト面でも重要なメンテナンスだということですね。月に1回は空気圧を確認し、適正値を維持しましょう。ガソリンスタンドやバイクショップで無料でチェックできる場合も多いので、気軽に利用するとよいでしょう。
スポーツタイヤとツーリングタイヤでは、寿命に大きな違いがあります。スポーツタイヤはグリップ性能を重視しているため、柔らかいゴムを使用しており摩耗が早い傾向にあります。一方、ツーリングタイヤは耐久性を重視した設計で、長持ちするように作られています。
タイヤをできるだけ長く使用したいのであれば、ツーリングタイヤを選ぶようにしましょう。ブリヂストンやミシュランなどの世界的に有名なタイヤブランドがツーリングタイヤを販売しています。ツーリングタイヤは単純にタイヤが長持ちするだけでなく、タイヤ性能が気候に左右されにくく、乗り心地が良いなどのメリットが多く見られます。
またエンジンの種類によっても寿命が変わります。トルク変動の少ない4気筒エンジンは寿命が長く、キック力のある大排気量2気筒や400cc以上の単気筒は寿命が短い傾向があります。30%くらいライフが変化する場合があるそうです。
このようにタイヤの選択と車両の特性が、寿命に大きく影響するということですね。長距離ツーリングを頻繁にする方は、初期投資は若干高くても耐久性の高いツーリングタイヤを選ぶことで、結果的にコストを抑えられます。
フロントタイヤとリアタイヤでは役割が異なるため、減り方も違います。フロントタイヤの摩耗は、急ブレーキや頻繁なブレーキ操作が多いと早く進みます。ブレーキング中はタイヤにかかる負荷が増して摩擦が強まるため、減りやすくなります。
リアタイヤは駆動輪であるため、フロントタイヤよりも早く減ってきます。特にエンジンのトルクが大きいバイクや、急加速を頻繁に行う乗り方をすると、リアタイヤの摩耗が顕著になります。
参考)ロードバイク タイヤの前後ローテーションは有りか無しか - …
タイヤの摩耗を均一にするため、一般的には5,000km~10,000km毎にローテーションするのがおすすめです。ただしバイクの場合、前輪がコーナーリングのグリップに関してとても重要になってくるため、摩耗して接地面が平らになったものを前輪に装着するのは良くないとされています。
偏摩耗はタイヤの性能を低下させ、寿命を縮めるだけでなく、ハンドリングの悪化やバーストなどの危険性も高めます。日常的に空気圧をチェックし、急ブレーキや急加速を避けた丁寧な運転を心がけることで、前後タイヤの寿命を延ばせます。走行後は定期的にタイヤの状態を目視確認し、異常摩耗がないかチェックしましょう。
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