

あなたが何もいじらない純正KYBサスは、じつは財布にも安全にも一番危険な選択肢なんです。
KYBは、国内外メーカーの二輪純正サスペンションとして長年採用されているブランドで、ヤマハ公式の「ワイズギア×KYBスペシャルサスペンション」にも名前が出てきます。 yamaha-motor.co(https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yamaha-motor-life/2016/01/20160108-001.html)
多くのライダーは「純正=そこそこ」「本気ならオーリンズ」というイメージを持ちますが、実際にはスポーツ走行までカバーできる減衰調整機構や電動調整式までラインナップされています。 kyb.co(https://www.kyb.co.jp/products/motorcycle.html)
つまり「ツーリングメインだから自分には関係ない」と思っているライダーでも、車種によっては標準でかなり高機能なKYBをもう搭載済みというケースがあるわけです。 kyb.co(https://www.kyb.co.jp/products/motorcycle.html)
純正採用が多いのはコストだけでなく、耐久性と汎用性を両立させやすい設計と、量産品質の安定性が評価されているからです。 kyb.co(https://www.kyb.co.jp/products/motorcycle.html)
KYBが幅広いレンジを想定して作るからこそ、「自分の体重と走り方」に合わせて初期セッティングを詰める余地もかなり残されています。
短く言えば「純正KYBでも、本気で合わせれば化ける」ということですね。
サスペンションを交換する前に知っておきたいのが、「オーバーホールで新品以上に戻せる場合がある」という事実です。
プロショップのフルメンテナンスでは、KYBのフロントフォーク・リアショックを完全分解し、1/100mm単位で摩耗を測定しながら消耗部品を総交換します。 scuderia-okumura(https://scuderia-okumura.com/menu/fullmaintenance)
費用の目安は、リアショックOHが1本8,300円~、フロントフォークが片側1万4,800円~といった事例があり、前後フルOHでも社外サス1本分より安く収まるケースが多いです。 nemotosport(https://www.nemotosport.com/suspension)
この金額で、ギャップでの突き上げが減ってブレーキングの姿勢変化が落ち着き、「別のバイクになった」とインプレされることもあります。 webike(https://www.webike.net/bm/1000131110801083/1205/impre/)
結論は「一度もOHしていないKYBなら、交換よりまずリフレッシュ」です。
つまりオーバーホールならコスパが良いということですね。
サスペンションのセッティングでよくあるのが、「とりあえず硬くすればスポーティになる」という勘違いです。
実際には、フロントの圧側を固めすぎて伸び側を緩めすぎると、路面ギャップで跳ねやすくなり、ブレーキング時にタイヤが路面を離れがちになります。 motofreak(https://motofreak.jp/?p=2948)
ジムカーナやサーキットの記事を読んだだけでクリック数を真似すると、街乗り・峠ではブレーキ距離が数メートル伸びる場面も出てきます。
リアサスのプリロードを必要以上にかけて「沈まない」状態にすると、1Gサグが10%以下になり、コーナー中にイン側へ切れ込みやすくなり、結果的に転倒リスクを上げてしまいます。 yurufuwagekijo(https://yurufuwagekijo.com/scooterrace-suspension/)
つまり「数字だけ真似しても、自分の体重とスピード域が違えば逆効果」ということですね。
つまりセッティングは自己流だけで決めないのが原則です。
街乗りで違いを実感したいなら、まずは1Gサグ(ライダーが乗った状態での沈み量)を前後30%前後に合わせるのが基本です。 yurufuwagekijo(https://yurufuwagekijo.com/scooterrace-suspension/)
例えばストローク量が120mmのフロントフォークなら、ライダーが跨った状態で35mm前後沈むのが一つの目安で、ハガキの長辺(約15cm)の3分の1弱くらいの沈み量を狙うイメージになります。
この調整だけで、交差点の曲がり始めでフロントがフラフラしにくくなり、高速道路の継ぎ目でも「一拍遅れて揺れる」不快感がかなり減ります。 yamaha-motor.co(https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yamaha-motor-life/2016/01/20160108-001.html)
リアも同様にストロークの3割程度を沈ませておくと、タンデム時や荷物を積んだときでも姿勢が大きく変わりにくく、ブレーキ時の荷重移動が読みやすくなります。 yurufuwagekijo(https://yurufuwagekijo.com/scooterrace-suspension/)
結論は、1Gサグをきちんと測るだけで、街乗りの安心感が想像以上に変わるということです。
1Gサグ調整が基本です。
あまり知られていませんが、KYBのサスペンションは他車種流用のベースとしても使われることがあり、中古市場で程度の良いものを見つけてOHして使うという方法もあります。 webike(https://www.webike.net/bm/1000131110801083/1205/impre/)
例えば、同じKYB製のモノショックでも、全長やストローク量が近いモデル同士なら、リンク比の違いを補正しつつツーリング志向のバイクに「しっとりした動き」を持ち込むことが可能です。
この場合、必須になるのがプロショップでの分解・オイル量の再設定で、窒素ガス再充填まで含めて1本1万円前後から受けてくれるショップもあります。 nemotosport(https://www.nemotosport.com/suspension)
流用に失敗すると車高が数センチ変わり、サイドスタンドの長さが合わずに「ちょっとした風で倒れる」などのトラブルも起こるため、図面や実測値をショップと共有するのが安全です。
中古流用は玄人向けですが、うまく決まれば新品ハイエンドサスの半額以下で理想の乗り味に近づけられる手段になります。 autoby(https://www.autoby.jp/_ct/17530707)
流用するならプロと相談するのが条件です。
KYB純正サスペンションの構造や電動調整式モデル、オーバーホール・減衰力チューニングの公式手順について詳しく知りたい場合は、カヤバ公式の製品情報ページとOH案内が参考になります。
KYB公式 二輪車用サスペンション製品情報
KYB公式 オーバーホール・減衰力チューニング依頼方法(PDF)