

タイヤ径を変えるとメーター誤差で実際より速く走っていても気づきません。
タイヤ径が小さくなると、同じエンジン回転数でもタイヤの回転速度が速くなります。これは減速比が変わるためで、タイヤのせいではなく車両全体のギア比が変化した結果です。
参考)バイクに詳しい人に質問しますタイヤを変えたら加速や最高速は変…
小径タイヤは発進時の加速に有利です。加速し始めは小径の方が速いものの、およそ速度5.6m/s(時速約20km)くらいを境に大径タイヤの方が速度が上回ります。
つまり初速重視なら小径が有利ということですね。
ただし街乗りで信号待ちが多い場面では、この加速の良さがメリットになります。10インチや12インチの小径タイヤは軽快で操作性が高く、街中での取り回しに適しているとされています。一方で、高速道路や長距離ツーリングでは大径タイヤの方が快適です。
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タイヤの外径を変えるとスピードメーターに誤差が生じます。これは法律で定められた許容範囲があり、マイナス15%、プラス5%表示までが認められています。100km/h表示の場合、実測で85km/hから105km/hの範囲なら合法です。
外径が小さくなると実際の速度よりメーターが速く表示されます。逆に大きくなると遅く表示されるため、実際には法定速度を超えているのに気づかないリスクがあります。車検では純正タイヤの外径を基準におおよそ「-3%〜+2%」以内に収めることが実務上の目安です。
参考)【車検対応】タイヤサイズ変更の許容範囲は?外径誤差・ロードイ…
メーター誤差が法定範囲を超えると車検不合格になる可能性があります。さらに道路交通法第62条では整備不良車両の運転を禁じており、違反すると罰則の対象になります。タイヤ交換時は外径の変化を必ず確認することが重要です。
参考)車検に通らないタイヤの状態とは?合格基準と車検に通るための対…
参考として、国土交通省やメーカーの車検基準についてはJAFの公式情報が詳しいです。
タイヤ径が変わると旋回半径にも影響が出ます。キャスター角が大きく(フロントフォークが寝る方向)なるジオメトリーでは実舵角が減る傾向にあり、結果として旋回半径は大きくなります。
タイヤの接地面積が大きくなると、タイヤが曲がった時の変形量が増えます。この変形がスリップアングル(横滑り角)に影響し、コーナリング時のグリップ力を左右します。ただし接地面積が増えても摩擦力自体は変わりません。これは摩擦係数と上からの圧力で決まるからです。
大径タイヤは直進安定性が高く、障害物を乗り越える能力も高くなります。一方で小径タイヤは直進安定性が低下し、路面の凹凸に対して相対的に大きな衝撃を受けやすくなります。悪路走行が多い場合は14インチ以上の大径タイヤが有利です。
タイヤ径が小さくなると一周あたりの走行距離が短くなります。バイクは回転数で距離や速度を計測しているため、メーターが同じ速度を示していても小径タイヤの方が実際には遅く走っています。
同じ距離を走った場合、小径タイヤの方が距離計では長い距離を走ったと表示されます。これは実際の燃費計算にも影響し、メーター上の燃費と実燃費に差が生じます。例えば純正145/80R13から155/65R13に変更すると外径が3cm小さくなり、走行距離が多めに表示されて不利になります。
タイヤの質量も燃費に関係します。小口径のタイヤの方が軽ければ、その軽くなった分だけ実際の燃費は良くなると考えられます。回転体である以上、回転モーメントが小さい方が駆動に必要なエネルギーは少なくなるからです。
燃費とメーター誤差の両方を考慮する場合は、タイヤ外径計算ツールを使って正確な変化量を確認すると良いでしょう。オンラインで無料で使えるタイヤ外径計算サイトが複数あります。
タイヤ交換時にはリム幅(ホイールの幅)との適合を確認することが必須です。標準リム幅から±0.5〜1インチ(12.7mm〜25.4mm)ほどの範囲が適用リム幅として設定されています。この範囲を守ることでタイヤの性能と安全性を確保できます。
適合リム幅を超えるとタイヤが変形し本来の性能を発揮できません。偏摩耗の原因にもなり、極端に適合しないサイズではタイヤがホイールから外れたりバーストしたりするリスクが高まります。特に高速走行時には大きな事故につながるおそれがあるため注意が必要です。
タイヤサイズはサイドウォールに記載されています。例えば「110/70-17」という表記の場合、タイヤ幅110mm、扁平率70%、リム径17インチを意味します。タイヤの外径、総幅、高さ、リムの径の4つの寸度を確認してください。
参考)https://www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/howto/tire_size.html
フェンダーからのはみ出しにも注意が必要です。幅を広げすぎてフェンダーから突出すると保安基準違反となり、車検不適合になる可能性があります。道路運送車両の保安基準第18条で回転部分の突出が規制されています。
タイヤとリム幅の適合表はダンロップやブリヂストンなどのタイヤメーカー公式サイトで確認できます。
タイヤサイズを変更すること自体に規制はありません。ただしフェンダーよりタイヤがはみ出すと取り締まり対象になることがあります。普通乗用車ではフェンダー外への突出が10mmを超えると車検不適合となる可能性があります。
道路運送車両の保安基準第18条では、鋭い突起がないこと、回転部分が突出していないことなど、他の交通の安全を妨げるおそれがないものと規定されています。道路交通法第62条でこうした整備不良車両の運転を禁じているため違反です。
外径の変更は構造変更申請が必要になる場合があります。スピードメーターの誤差が法定範囲を超える場合、車検時に不合格となるリスクがあります。車検では時速40kmに維持したうえで実際の走行スピードを測定して誤差を確認します。
参考)スピードメーターで車検が通らない?速度の誤差の基準や原因を解…
タイヤとホイールを交換する際には車体に合ったサイズを注意して選びましょう。不安な場合はバイクショップやディーラーで適合確認をしてもらうことをおすすめします。専門家のアドバイスを受けることで違法改造を避けられます。

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