

あなたが冬に冷えたタイヤで出発すると即転倒する
SPORTEC M9 RRは、ドイツのMETZELER(メッツラー)が開発したスーパースポーツバイク向けのハイパフォーマンスタイヤです。このタイヤの最大の特徴は、メッツラー初となる100%シリカ配合のコンパウンドを採用している点にあります。
革新的な配合処理と極細なシリカにより、フロント及びリアでの全てのコンパウンド・サイズに100%シリカを使用する初のスーパースポーツタイヤとなっています。
シリカ配合が異次元です。
このタイヤのキャッチフレーズは「Ride the Unexpected(想定外の条件さえも乗りこなす!)」となっており、低温から高温の路面、ドライからウェットの路面、市街地からサーキット走行まで、あらゆる条件下でのバイク走行に対応するという自信の表れです。路面または天候の変化に関わらず、想定外の心配が無くライディングの楽しみを向上する「日常を楽しむ」スーパースポーツタイヤというコンセプトで設計されています。
参考)https://www.webike.net/brand/432/series/23198/
革新的なコードテクノロジーにより、タイヤ剛性を損なわずコンパウンドのダイナミックな性能を発揮します。これにより、ライディング操作時に軽快で予想可能な反応を発揮しつつ、スムーズでリラックスした楽しいライディングを提供する構造になっています。
参考)http://speedstar.jp/products/detail.php?product_id=933
SPORTEC M9 RRの最大の強みの一つが、驚異的なウォームアップ速度です。100%シリカ配合のコンパウンドにより、低温度でも最適に性能を発揮し、早いウォームアップによって最初のコーナーから自信をもって走り出せる設計となっています。
参考)M9RR
実際のユーザーレビューによると、TPMSで監視した結果、15分程度まっすぐ走るだけでもタイヤ温度が25~30度位まで上昇することが確認されています。
ウォームアップ性も良好です。
参考)error
別のユーザーは「走り出した瞬間から割とグリップしてるし、走り出しから5分と経たずに明らかに温まってる」と評価しており、従来のハイグリップタイヤと比較して百倍はグリップが高いと感じたとコメントしています。特に真冬の街乗りでも「明らかにグリップが高いのでとにかく安心できるし、その安心はほぼ乗り始めた瞬間からやってくる」という評価を得ています。
参考)【Daytona675】タイヤをMETZELER SPORT…
このウォームアップ性能の高さは、朝の通勤や冬場のライディングなど、タイヤが十分に温まらない状況でも安全性を確保できるという大きなメリットをもたらします。従来のスポーツタイヤでは冷えた状態でのグリップ不足が課題でしたが、SPORTEC M9 RRはこの問題を解決しています。
日常的にバイクを使用するライダーにとって、この特性は転倒リスクを大幅に低減する重要な要素となります。特に気温の低い早朝や秋冬のライディングでは、タイヤが温まるまでの数分間が最も危険な時間帯ですが、SPORTEC M9 RRはその時間を大幅に短縮してくれます。
SPORTEC M9 RRは、スポーツタイヤとしては異例の長寿命を実現しています。メーカーの公式見解によると、リアタイヤは9,500kmから12,500km、フロントタイヤは12,500kmから16,000kmの走行に耐えるライフを実現しています。
参考)メガスポーツバイクにど真ん中!高性能かつロングライフを達成し…
メガスポーツバイクを想定したスポーツタイヤでこの距離を公式見解として出しているのは異例と言えます。
超ライフ性能が高いです。
一般的なバイクタイヤの交換目安は10,000km~20,000kmと言われていますが、スポーツバイクのような高性能なタイヤを装着している場合はより早く摩耗する傾向があります。しかし、SPORTEC M9 RRはスポーツタイヤでありながら、一般的なタイヤに匹敵する寿命を持っているのです。
この長寿命を実現しているのは、フルシリカが過度の変形と過熱を防ぎ、タイヤライフ全体を通して最大限の性能を発揮する設計によるものです。また、革新的なコードテクノロジーがタイヤ剛性を損なわず、コンパウンドのダイナミックな性能を発揮することに貢献しています。
タイヤ交換の目安として、走行距離だけでなく製造から3~5年を目安に、ひび割れや硬化がないかを確認することも重要です。保管状態が良い場合でも、5年を過ぎたら交換を検討することが推奨されています。
定期的なタイヤローテーションは5,000km~10,000km毎に実施することで、さらに寿命を延ばすことができます。
SPORTEC M9 RRのタイヤ交換にかかる費用は、車種やサイズによって異なりますが、具体的な価格例が参考になります。実際の交換事例によると、前後タイヤ交換と工賃込みで約62,000円という報告があります。
参考)シロマンの砦
別の事例では、BMW R NINE T RACERでの前後タイヤ交換で、フロントタイヤ(120/70ZR17)が20,400円、リアタイヤ(180/55ZR17)が29,200円、交換工賃が5,000円、廃タイヤ処理が600円で、合計55,200円となっています。
コミコミで5万円台ですね。
参考)https://www.goo-net.com/pit/shop/0170020/blog/239299
単品でのタイヤ価格は、サイズによって異なりますが、フロントの120/70ZR17サイズで約25,900円、フロントの110/70ZR17サイズで約18,800円という販売価格が確認できます。
参考)二輪タイヤショップ・ウルフ Moto・タイヤリストページ
この価格は一見高額に感じるかもしれませんが、前述の通りSPORTEC M9 RRはリアタイヤで9,500~12,500km、フロントタイヤで12,500~16,000kmという長寿命を実現しているため、走行距離あたりのコストで考えると非常に経済的です。
例えば、前後セットで6万円として、平均的に前後で10,000km走行できると仮定すると、1kmあたり6円のコストとなります。これは通常のスポーツタイヤと比較しても遜色ないか、むしろ優れたコストパフォーマンスと言えるでしょう。
タイヤ交換を依頼する際は、事前に複数の店舗で見積もりを取ることで、より経済的な選択が可能になります。また、工賃は店舗によって異なるため、タイヤ代と工賃の総額で比較することが重要です。
SPORTEC M9 RRは、排水性を最適化したスーパースポーツタイヤパターンを採用しています。独特なRACETECクロウ(爪)と呼ばれるトレッドパターンが特徴で、数個のセンター溝が方向安定性を保ちます。
参考)METZELER(メッツラー) SPORTECTM&#x21…
中立時に方向性あるセンター溝は安定性を発揮し、中間リーンの溝はグリップを最大限に提供してコーナリング中の完璧なフィードバックを実現します。ミッドリーン時の排水性を最大限確保する設計となっています。
参考)SPORTEC™ M9 RR リア, 190/50 ZR17…
キャップ&ベース・デュアルコンパウンド構造により、サイドのソフトコンパウンドが高めたコーナリンググリップを提供します。このソフトコンパウンドはハードコンパウンド層に支えられて、性能一貫性と熱バランスを確保し、ウェット路面の状況に関わらず優れたグリップを提供します。
スリックライクなショルダー部が、フルリーン時に連続性ある接地面を形成し、フルリーン中の安心感を向上させています。
路面状況が悪い場所でも安定します。
実際のユーザーレビューでは、「日陰ばかりで砂も浮いてるはずなのに、そこにあるのはとんでもない安心感」という評価があり、路面状況が悪い細い山道でもしっかりと路面を捉えてるフィーリングが伝わってくると報告されています。
雨天時のライディングでは、タイヤの排水性能が転倒リスクに直結するため、このウェット性能の高さは非常に重要な要素です。突然の雨に遭遇した場合でも、SPORTEC M9 RRなら安心して走行を継続できるでしょう。
ウェット路面での安全性を最大限に活かすためには、適切な空気圧管理も重要です。タイヤの空気圧を通常より適切に保つことで、カーカスのバランスが取れたタイヤ剛性を維持できます。
参考)https://pmfansite.com/metzeler/docs/METZELER_2021.pdf
SPORTEC M9 RRの公式技術仕様と推奨空気圧については、メッツラー公式サイトで詳細な情報が確認できます
SPORTEC M9 RRは、幅広いスーパースポーツバイクやメガスポーツバイクに対応する豊富なサイズバリエーションを用意しています。フロントサイズには110/70ZR17、120/70ZR17、120/70ZR19などがあります。
リアサイズには、180/55ZR17、190/50ZR17、190/55ZR17、140/70R17など、多様なサイズ展開があります。
サイズ選択肢が豊富です。
参考)METZELER(メッツラー) 3617300 SPORTE…
具体的な適合車種として、CBR250R(MC41)、YZF-R3、YZF-R25、V-Strom250(DS11A)、GSX250R(DN11A/DS12E)などの250ccクラスから、ZX-6R、Daytona675、BMW R NINE T RACERなどの中大型スポーツバイクまで幅広く対応しています。
参考)SPORTEC M9 RR 140/70R17 66H TL…
タイヤサイズの選択は、車両メーカーが指定する純正サイズに従うことが基本です。間違ったサイズを装着すると、車両の性能を十分に発揮できないだけでなく、安全性にも影響を及ぼす可能性があります。
ご購入の際は、車体に装着されているタイヤのサイズを必ず確認してください。タイヤのサイドウォールには、サイズ表記とともに製造週を示す4桁の数字(例:「2223」は2023年の22週目製造)が刻印されているので、これも参考にできます。
参考)https://item.rakuten.co.jp/drivemarket/mem9rr1207019-/
自分のバイクに適合するサイズが分からない場合は、バイクショップやタイヤ専門店に相談することをおすすめします。専門スタッフが車種に応じた最適なサイズを提案してくれるでしょう。
また、前後セットでの購入を検討する場合は、前後で摩耗度合いが異なることも考慮に入れる必要があります。一般的にリアタイヤの方が早く摩耗するため、フロントとリアを別々のタイミングで交換するのが経済的です。