ショルダー部バイクのタイヤの役割と摩耗の注意点

ショルダー部バイクのタイヤの役割と摩耗の注意点

ショルダー部バイクのタイヤの機能

空気圧が規定値より20%低いだけで、あなたのタイヤ寿命は半分に縮みます。


この記事の3ポイント要約
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ショルダー部の基本機能

タイヤの肩部分であるショルダー部は、コーナリング時のグリップと走行中の熱放散を担う重要な役割を持っています

⚠️
空気圧不足の危険性

適正値より20%空気圧が低いと両ショルダー部が偏摩耗し、タイヤ寿命が約半分に縮むだけでなくバーストのリスクも高まります

🔧
定期点検の重要性

月1回の空気圧チェックとショルダー部のひび割れ確認で、安全性を保ちながらタイヤを長持ちさせることができます

バイクのタイヤショルダー部の構造と配置


ショルダー部とは、タイヤの肩に相当する部分で、トレッド面とサイドウォールの境界に位置しています。この部分は、タイヤの内部構造であるカーカスを外部の衝撃から保護する役割を担っています。


参考)https://www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/technology/


タイヤを輪切りにした断面を見ると、センター部から両側に向かって曲面を描いた形状になっており、その曲面の両端がショルダー部です。バイクのタイヤは丸い断面形状を持つため、車体を傾けるとこのショルダー部が路面に接地します。


つまり肩部分ということですね。


形状には種類があり、角張った「スクエアショルダー」と丸みを帯びた「ラウンドショルダー」、そしてその中間の「セミスクエアショルダー」に分類されます。この形状の違いは、コーナリング時のハンドリング特性に影響を与えます。


参考)https://www.goo-net.com/knowledge/06049/


コーナリング時のショルダー部の役割

バイクがコーナーを曲がる際、車体を傾けることでタイヤのショルダー部が路面と接触します。この時、ショルダー部のコンパウンド(ゴム配合)がコーナリング時のグリップ力を発揮する重要な役割を果たしています。


参考)SPORTMAX Q5A


多くのスポーツタイヤでは、センター部とショルダー部で異なるコンパウンドを採用する「分割トレッドテクノロジー」が使われています。センター部には耐摩耗性を重視したコンパウンド、ショルダー部にはグリップ性能を重視したコンパウンドを配置することで、直進時の耐久性とコーナリング時のグリップ力を両立させています。


ショルダー部がグリップの要です。


例えば、ダンロップSPORTMAX Q5Aでは、ショルダー部にレーシングカーボンを配合したハイグリップコンパウンドを採用し、コーナリング時のドライグリップ性能を向上させています。バイクを深く倒し込むほど、このショルダー部のグリップ性能が安全性と走行性能を左右します。


ショルダー部の熱放散機能

走行中、タイヤは路面との摩擦や内部の屈曲運動により大量の熱を発生します。ショルダー部は、この熱をタイヤ外部に効率的に放散させる重要な機能を担っています。


参考)タイヤの基礎知識(タイヤの構造と名称)|【DUNLOP】ダン…


タイヤ内部の温度が上昇しすぎると、ゴムの劣化が早まり、最悪の場合はヒートセパレーション(熱によるタイヤの剥離)を引き起こします。ショルダー部の形状と表面積が、この熱を空気中に逃がす効率を決定します。


参考)ショルダー部 - ヨコハマタイヤ [YOKOHAMA TIR…


熱の逃げ道として機能します。


特に高速道路での長時間走行や、サーキット走行のような高負荷条件では、ショルダー部の熱放散能力が重要になります。適切な空気圧を維持することで、タイヤの変形を適正範囲に保ち、発熱を抑制できます。これにより、ショルダー部が効率よく熱を放散し、タイヤの寿命を延ばすことができます。


バイクのタイヤショルダー部の偏摩耗パターン

ショルダー部の摩耗パターンは、空気圧や乗り方の問題を示す重要なサインです。最も多いのが「両肩摩耗」で、これは空気圧不足が原因で発生します。空気圧が低いとタイヤの中央部が浮き、両側のショルダー部に過度な荷重がかかるためです。


参考)タイヤの空気圧管理が大切な理由とは?ロードインデックスとの関…


逆に、空気圧が高すぎると「センター摩耗」が発生し、タイヤの中央部だけが早く摩耗します。適正な空気圧を維持することで、トレッド面全体が均一に摩耗し、タイヤを最後まで使い切ることができます。


均一な摩耗が理想です。


バイクの場合、直進走行が多いとセンター部だけが摩耗し、ショルダー部に未使用の領域が帯状に残る「アマリング」が発生することがあります。これは必ずしも技量不足を示すものではなく、走行環境によって自然に生じるパターンです。ただし、片側だけのショルダー部が極端に摩耗している場合は、サスペンションの調整不良やアライメントの問題が考えられます。


参考)【超丁寧解説】タイヤのショルダー(肩)が摩耗しやすい車|肩減…


ショルダー部の空気圧管理の具体的方法

タイヤの空気圧は、月1回または長距離走行前に必ずチェックする必要があります。適正な空気圧は、車両の取扱説明書やフレームに貼られたステッカーに記載されています。測定はタイヤが冷えている状態(走行前)で行うのが原則です。


空気圧が規定値より20%低下すると、両ショルダー部の偏摩耗が発生し、タイヤ寿命が約半分に短縮されます。さらに、タイヤのたわみが大きくなることでヒートセパレーションのリスクが高まり、最悪の場合はバーストにつながります。


月1回のチェックが基本です。


空気圧の確認には、ガソリンスタンドの空気入れやデジタル空気圧計が使えます。デジタル式の携帯用空気圧計なら、自宅で手軽にチェックできるため便利です。測定時には、バルブキャップを外してゲージをしっかり押し当て、正確な数値を読み取りましょう。空気圧不足の状態で走行すると、燃費も悪化するため経済的な損失も発生します。


グッドイヤー公式サイトで空気圧管理の詳細な解説と適正値の確認方法を参照できます




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