versys 1000 seで変わるツーリングの快適さと性能

versys 1000 seで変わるツーリングの快適さと性能

versys 1000 seの魅力と性能を徹底解説

257kgのバイクなのに、最小回転半径はコンパクトカー並みの3mしかありません。

🏍️ versys 1000 se 3ポイント早わかり
電子制御サスKECS搭載

ショーワ社と共同開発のKECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)が路面状況に応じて瞬時に減衰力を自動調整。スカイフックテクノロジーで乗り心地が別次元に。

🛣️
21Lタンクで約400km以上の航続距離

カワサキ最大容量の21Lガソリンタンクと実燃費約21km/L(高速道路)の組み合わせで、長距離ツーリングでの給油回数を大幅に削減できます。

🎛️
クルーズコントロール&グリップヒーター標準装備

高速道路での疲労を軽減するクルーズコントロール、寒冷期の走行を快適にするグリップヒーター、そしてDCソケットまで標準装備。ロングツーリング仕様として完成されています。

versys 1000 seのエンジン性能と走行フィール


versys 1000 seには、1043ccの水冷4ストDOHC並列4気筒エンジンが搭載されています。最高出力は120PS/9,000rpm、最大トルクは102N・m/7,500rpmというスペックです。


参考)https://www.webike.net/bike/14253/service/


数字だけ見るとスポーツバイク並みのパワーに感じますが、実際の走行フィールは「大人びた」印象が強いと言われています。圧縮比はZ1000やNinja1000の11.8から10.3に抑えられており、低中速域での扱いやすさが優先されています。 つまりパワーよりも使いやすさが基本です。
アクセルフライバイワイヤ(ワイヤレス電子制御スロットル)を採用しており、ドンつきが皆無と評価するユーザーも多いです。 アイドリング近くの低回転でも車体を安定して加速させられるため、市街地から高速道路まで一貫したスムーズさを感じられます。 これは使えそうです。review.kakaku+1
高速道路クルージング時のエンジン回転数は100km/hで約3,900rpmと低く設定されており、エンジンへの負担が少ないのが特徴です。 長距離を走っても疲れにくい理由のひとつがここにあります。

項目 versys 1000 se スペック
エンジン 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 1043cc
最高出力 120PS/9,000rpm
最大トルク 102N・m(10.4kgf・m)/7,500rpm
車両重量 257kg
シート高 820mm(ハイポジション時830mm)
燃料タンク 21L(無鉛プレミアムガソリン)
変速機 6速リターン

versys 1000 seのKECS(電子制御サスペンション)の仕組みと効果

KECSはショーワ社とカワサキが共同開発した電子制御サスペンションで、前後サスペンション内部にストロークセンサーが内蔵されています。 このセンサーが路面の凹凸を検知し、瞬時に減衰力を自動調整する仕組みです。


参考)カワサキハイエンドモデルに採用される、電子制御サスペンション…


2021年モデル以降にはさらに「スカイフックテクノロジー」が加わりました。 これは宇宙空間で車体を天井からつり下げるイメージで、路面の衝撃を極力ライダーに伝えない制御アルゴリズムです。 意外ですね。moto-auc+1
実際のユーザーレビューでは「他車が1回の演算と調整をしているところ、500回以上の演算と調整を行う」と表現されているほど制御が緻密です。 路面の凹凸をいなす能力は他のクラスのバイクと一線を画すと言えます。


参考)https://review.kakaku.com/review/K0001147612/


KECSはスマートフォンアプリからもセッティング変更が可能で、ソロ走行時・タンデム時・荷物フル積載時など状況に合わせてすぐに調整できます。 セッティング変更が条件です。インテグレーテッドライディングモードを使えば、トラクションコントロール(KTRC)・パワーモード・KECSを連動して「スポーツ」「ロード」「レイン」の3パターンから一括で切り替えられます。khi+1
以下に参考リンクを掲載します。KECSの技術的詳細とプレスリリース全文はカワサキ公式で確認できます。


KAWASAKIプレスリリース:VERSYS 1000 SEの電子制御技術詳細(KECS・KCMF・KIBSの説明あり)
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20181106_3.html

versys 1000 seの燃費と航続距離──ロングツーリングでの実力

カタログ定地燃費値は25.0km/L(60km/h・1名乗車)ですが、実際のツーリングでの燃費は高速道路で約19.5〜21.8km/Lというデータが報告されています。 実用的な数字ですね。
21Lタンクとの組み合わせで計算すると、おおよそ400〜450kmの航続距離が確保できます。 これは東京から大阪間(約550km)をほぼノンストップで走れるレベルではないですが、途中1回の給油で十分に到達できる距離感です。ガソリンスタンドが減りつつある山間部ツーリングでも安心できます。


参考)https://kakakumag.com/car/?id=13973


ただし、タンデム走行時の燃費は17.6km/Lまで下がることが確認されています。 荷物をフルに積むとパニアケース込みで総重量が280kgを超えるため、燃費への影響は無視できません。 タンデム+フル積載の場合は給油計画を余裕を持って立てておくことが原則です。new-bike+1
燃費計の表示は最初の1メモリが150km以上走っても減らないと指摘するユーザーもいます。 表示の動きが遅いため、実際の残燃料はトリップメーターと照らし合わせながら確認する習慣をつけるといいでしょう。


参考)VERSYS 1000 SE/カワサキのクチコミ・レビュー・…


versys 1000 seの足つきと取り回し──257kgをどう扱うか

シート高は820mm(ハイポジション設定で830mm)と高めで、身長が低いライダーには足つきに不安を感じる場面があります。 しかし、ハンドルの位置が高く幅も広いため、車体の押し歩きや引き起こしは重量の割に意外と軽く感じられると試乗レポートでは述べられています。kawasaki-zone+1
足つきが心配な場合の対策として、社外のローシートという選択肢があります。K's-STYLEのローシートはウレタンを最大30mmアンコ抜き加工したもので、低反発素材内蔵により長時間乗っても痛みが出にくい設計です。 足つきと快適性を両立したい場合に検討する価値があります。純正シートをベースにした加工品なので、違和感も少ないです。


参考)K'sーSTYLE K’s-STYLE ケイズスタ…


また、ローダウンキットを使えばリアサスペンションのクッションアームプレートを交換することで車高を約20mm下げることも可能です。 ただし車高を下げるとバンク角が減るため、ワインディングを楽しみたい方はトレードオフを考慮しましょう。


参考)ローダウンで足つき改善 ローダウンキット Ka…


最小回転半径は3mと、同クラスのビッグバイクの中では取り回しやすい数値です。 ステアリング切れ角がZ1000やNinja1000より大きい34度に設定されていることが貢献しています。Uターンが苦手な場合でも比較的扱いやすい部類に入ります。
ローシートの確認はこちら(足つき対策の参考)。
K'sーSTYLE K’s-STYLE ケイズスタ…

versys 1000 seを選ぶべきライダー像──他アドベンチャーとの違いと独自視点

versys 1000 seはオフロード寄りの本格アドベンチャーバイクとは根本的に方向性が異なります。前後17インチホイールを採用しており、オンロードでの安定感とスポーツ性を優先した設計です。 ダート走行には向きませんが、その分、峠道や高速道路でのコーナリング性能が高い点が特徴です。


参考)【カワサキ ヴェルシス1000 SE 試乗記事】3代目に進化…


多くのアドベンチャーツアラーが「旅先で頑張る」バイクであるのに対し、versys 1000 seは「移動そのものが快適な体験になる」バイクと言えます。 長距離を走るほどKECSと大容量タンクの恩恵を実感できる設計思想です。つまり走行距離が長いほど真価が発揮されます。


価格面では2024年モデルが204万6,000円です。 オプションのパニアケースやトップケースを加えると220万円超になることもあります。 高い投資に見えますが、電子制御サスペンション(KECS)は同性能の後付けユニットだけで数十万円するケースもあるため、初期装備として考えると費用対効果は高いと評価するユーザーも多いです。young-machine+1
LEDコーナリングライトや傷が自己修復する特殊コーティング塗装まで標準装備されており、長期的なバイクのコンディション維持にも配慮されています。 これだけ揃えば安心です。versys 1000 seは、高速道路をメインに年間1万km以上のロングツーリングをこなすライダーが、最も費用対効果を感じられるバイクのひとつと言えるでしょう。
Motor-Fan試乗記(800kmツーリングインプレ・燃費データあり)。




バイク用GPSナビゲーションブラケット に適合するVersys 1000 SE 2020-2025 フロントバーホルダー マウントステー ホルダー