CB400Four CB400V 違いと魅力・維持費・エンジン特性

CB400Four CB400V 違いと魅力・維持費・エンジン特性

CB400Four CB400Vの違いと特徴

あなたが狙うCB400Fourの部品代だけで年間30万円超える

この記事のポイント
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CB400FourとCB400Vは別車種

CB400Fourは4気筒エンジンで4本マフラー、CB400Vは2気筒エンジンを搭載する全く異なるバイク

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旧車維持には高額コストが必須

CB400Fourの不動車復活には最低50万円から、完全レストアなら100万円以上の費用が発生

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純正部品はほぼ入手不可能

1970年代製造のため純正部品は廃盤、中古部品や社外品での対応が基本

CB400Fourと他モデルの基本的な違い



CB400Fourは1974年から1977年まで生産されたホンダの名車で、空冷4ストローク直列4気筒エンジンを搭載しています。最大の特徴は4本出しマフラーで、排気量は408ccと398ccの2種類が存在しました。初期モデルの408ccは最高出力37PS、最大トルク3.2kgf・mを発揮し、398ccモデルは最高出力36PS、最大トルク3.1kgf・mとなっています。


参考)CB400FとCB400FOURの違いを徹底比較!スペック・…


一方、CB400という名称がつくバイクには複数の系統があります。1992年にデビューしたCB400 Super Fourは水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、最高出力53PS、最大トルク4.1kgf・mという高性能を誇ります。


つまり全く別物です。



参考)CB400FとCB400fourの違いとは?徹底比較ガイド


CB400Vという正式なモデルは存在しません。混同されがちなのはCB400Fで、こちらは2013年にデビューした水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載したモデルです。排気量は399ccで最高出力46PS、最大トルク3.8kgf・mを発揮します。


CB400Fourは1997年に水冷エンジンを搭載したNC36型として復活しました。このモデルはCB400 Super Fourをベースにシリンダー前傾角を変更し、フレームも新設計されています。4本マフラーのトラディショナルな外観を再現しながら、現代的な性能を備えた車両です。


参考)CB400FOURの4本サウンドとエンジン前傾角で堂々の乗り…


CB400Fourのエンジン性能とサウンド特性

CB400Fourの最大の魅力は空冷4気筒エンジンが奏でるサウンドです。4本マフラーから響く排気音は、CB750フォアで象徴的だった「4本サウンド」を継承しており、ファンを魅了し続けています。


参考)「スーパーフォアと違う!」「4本出しマフラーの独自サウンド」…


エンジン始動性は良好で、セル一発でかかる個体が多いです。足つき性も優れており、身長170cm前後のライダーなら両足べた足で地面に届くほどシート高が低く設定されています。ハンドルはコンチネンタルタイプで若干の前傾姿勢になりますが、レーシングマシンほど極端ではありません。


サスペンションは前後とも柔らかめで、乗り心地を重視した設定です。攻めるバイクというより流すバイクという位置づけで、しなやかな乗り味が特徴となっています。幅広のシートで上半身はリラックスした姿勢を保てます。


参考)https://ameblo.jp/bingofujihide/entry-12522919200.html


408ccと398ccの実質的なパワー差は1馬力程度で、体感できるほどの違いはありません。しかし4気筒ならではの高回転域での伸びやかな加速は、このバイクの大きな魅力です。


CB400Four旧車の維持費と部品供給の現実

CB400Fourは1970年代に生産されたバイクであり、絶版旧車の中でも特に部品入手が困難な車種です。純正部品のほぼ全てがメーカー欠品・廃盤となっており、新品での入手は絶望的な状況です。エンジン内部の重要部品、外装部品、電装系の重要部品など、あらゆる純正部品が枯渇しています。


参考)【CB400F(ヨンフォア)が不動車】長期放置で復活に修理費…


不動車を復活させるための費用は驚くほど高額です。最低限の始動と走行を目指すだけでも、キャブレターオーバーホール、燃料系清掃・交換、ブレーキオーバーホール、タイヤ、バッテリー、オイル類などで総額50万円から80万円程度は覚悟する必要があります。


これが基本です。



安心して公道を走れる状態を目指す場合、足回りオーバーホール、電装系修理、ゴム部品交換、エンジン腰上オーバーホールなどが加わり、総額で100万円から150万円、あるいはそれ以上になる可能性が濃厚です。本格的なレストアとなれば数百万円という途方もない費用がかかります。


特にキャブレターは4連で構成されており、内部に残ったガソリンが変質してジェット類や通路をコンクリートのように固着させている可能性が高いです。燃料タンクも錆の問題があり、純正タンクは超プレミア価格で取引されており入手は極めて困難です。


中古車相場は右肩上がりで上昇を続けており、買取査定相場は71.7万円から114万円が平均で、上限は192万円です。不動車や事故車でも修理工数に応じて6.0万円から84.6万円で買取されています。


部品取りとしての価値が高いです。



参考)CB400Four【1974年型 408cc ヨンフォア】を…


CB400Fourメンテナンスの重要ポイント

CB400Fourのメンテナンスで特に注意が必要なのはキャブレターです。気化器の状況でフィーリングは大きく変わるため、定期的な清掃とオーバーホールが欠かせません。4連キャブレターの同調作業は専門知識が必要で、素人が手を出すと調整不良で走行不能になるリスクがあります。


参考)‘70s国産名車・ホンダ CB400FOUR 完調メンテナン…


ヘッドガスケットも重要な消耗部品です。圧縮漏れを防ぐため、最新の技術を用いたガスケットへの交換が推奨されます。プライマリーチェーンとダンパーはCBフォア系に共通する駆動系の消耗パーツで、定期的な点検が必要です。


カムチェーンテンショナーは粗雑な調整作業でネジ山が破損しやすい部分です。


慎重な作業が求められます。


エキゾーストステムは根強い人気を維持する手曲げタイプの集合マフラーが装着されていますが、経年劣化で腐食や穴あきが発生しやすいです。


ヤングマシンのCB400FOURメンテナンス特集ではエンジン関連の詳細な整備方法が解説されています
定期的なオイル交換は基本中の基本です。空冷エンジンは熱負荷が高いため、推奨交換サイクルより短い間隔での交換が望ましいです。スポーク磨きなど外装のメンテナンスも見た目を保つために重要な作業となります。


CB400Fourカスタムと独自視点の楽しみ方

CB400Fourのカスタムで人気が高いのはマフラー交換です。ヨシムラ製のショート管は4気筒空冷サウンドを最大限に引き出せるパーツとして高い支持を得ています。サウンドが変わるだけでなくパワー特性も変化し、見た目のカスタム度も大幅にアップします。


ブレーキ系のカスタムも効果的です。オリジナルはシングルディスクですが、Wディスク化することで制動力が大幅に向上します。リアブレーキもディスクブレーキ化することで、より現代的な制動性能を獲得できます。


参考)CB400FOUR by カスタムショップB


エンジンのボアアップも人気のカスタムです。アドバンテージ製のφ54.5mmピストンを使用すれば455ccまで排気量を拡大でき、パワーアップが図れます。点火系をダイナ製に変更すれば始動性と燃焼効率が向上します。


ホイールやタイヤの選択も重要です。メッツラーME880などのクラシックバイク向けタイヤは、外観とグリップ性能のバランスが良好です。リアショックをコニー製に交換すれば乗り心地とハンドリングが改善されます。


フレーム補強を8ヶ所実施することで剛性が向上し、より安定した走りが可能になります。ハンドルバーをCB400FOUR-Ⅱのものに変更すれば、より快適なライディングポジションが得られます。


映画「ホットロード」や漫画「疾風伝説 特攻の拓」に登場したことで、CB400Fourは現代にもその人気を受け継いでいます。レストアしたバイクでツーリングに出かけ、映画のロケ地を巡るという楽しみ方もあります。同じCB400Fourオーナーとのコミュニティ形成も、このバイクならではの魅力です。


参考)ホンダ CB400FOURのスペックやカスタム-70年代の伝…


カスタムピープルではCB400Fourのカスタム事例が詳しく紹介されています
旧車イベントへの参加も楽しみの一つです。CB400Fourは高い注目を集める車両であり、イベントでは多くの旧車ファンとの交流が期待できます。レストアの苦労話やカスタムのこだわりを語り合うことで、バイクライフがより充実します。




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