

タイヤは購入後2年で急激にグリップ力を失います。
DIABLO ROSSO2は、ピレリが開発したスポーツツーリングタイヤです。ロード用スポーツタイヤとして、グリップ力と耐久性の両立を目指した設計になっています。
このタイヤの特徴は、バイコンパウンド技術を採用したリアタイヤです。センター部分は硬めのコンパウンドで長寿命を、ショルダー部分は柔らかいコンパウンドでコーナリング時のグリップを確保しています。
PirelliEnhancedPatch Technology(EPT)により、接触パッチが最適化されています。つまり、路面との接地面積を効率的に使えるということですね。
価格面では前後セットで約35,800円から購入可能です。単品ではリアタイヤが18,000円台から入手できます。
コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
参考)【タイヤインプレ】DIABLO ROSSO II 3年間つか…
対応車種は600ccのスーパースポーツからリッタークラスのSSまで幅広く装着可能です。
スポーツネイキッドにも適合します。
参考)名作バイクタイヤのご紹介 その4「ピレリ ディアブロ ロッソ…
ディアブロロッソ2は、温まりやすさが高評価を得ています。走り出してすぐにグリップ力を発揮するのが特徴です。
参考)ピレリ ディアブロ・ロッソ コルサ II レビュー - KN…
接地感と安心感については、最強レベルの評価を受けています。路面が荒れていても安定して走行できるという声が多数あります。
低速時でもふらつかない安定性が好評です。
ワインディングでは路面をあまり気にせず走れます。ただし、ヒラヒラと軽快に曲がるタイプではありません。どっしりと構えて走るツアラー向きの特性が基本です。
グリップ力は雨天時でも★4の評価です。ウェット性能も実用的なレベルを確保しています。天候をあまり気にせずツーリングできる安心感があります。
参考)ピレリ ディアブロロッソ2にタイヤ交換した【スポーツツーリン…
ブレーキング時の安定性も高いレベルにあります。しっかり路面を掴んでくれる印象を持つライダーが多いです。
ディアブロロッソ2の寿命は使用環境により大きく変動します。街乗り中心なら約15,000km、ツーリング主体では12,000km程度が目安です。リアタイヤで15,000km、フロントタイヤで20,000km以上持ったという報告もあります。
参考)Reddit - The heart of the inte…
走行距離だけでなく、使用年数も重要な判断基準になります。2年から3年経過するとゴムが経年劣化で硬化します。夏場でもタイヤがサラサラで、砂利すらタイヤにつかないほどグリップ力が低下します。
参考)バイクのある暮らし ~ CBR600RR + モンキー ~ …
この状態になると、カーブでのグリップ感がほぼ消失します。直線なら走れても、コーナーを気持ちよく曲がることはできません。
溝が残っていても交換が必要です。
摩耗パターンについては、フロントとリアが同じくらいの速度で減る傾向があります。センター付近が偏摩耗しやすい特性もあります。
使用後期には乗り心地が硬くなってきます。
参考)https://ameblo.jp/ki796/entry-12083883775.html
タイヤ表面の状態チェックも大切です。走行後にタイヤを触ってサラサラしているなら、まだグリップの余力があります。ドロドロに溶けるタイプではないので、ライフの長さを示しています。
参考)PIRELLI DIABLO ROSSO II タイヤインプ…
適正空気圧は使用環境によって異なります。ストリート走行では、フロント2.5bar、リア2.9barが推奨される場合もあります。メーカー指定値は冷間でフロント2.1~2.3bar、リア2.3~2.4barです。
参考)PIRELLI DIABLO ROSSO IIの驚くべき性能…
一人乗り時の規定値としてフロント230kPa、リア250kPaを基準にするケースもあります。自分の体重や走り方に合わせた調整が効果的です。
参考)タイヤ交換【PIRELLI DIABLO ROSSO II】…
サーキット走行時は温間でフロント2.0bar、リア2.0barを基準にします。走りながら2.0±0.1barの範囲で微調整していくのが基本です。
ディアブロロッソ2の優れた特性の一つが空気圧依存度の低さです。ストリートとサーキットで大きく空気圧が異なっても、ハンドリングに違和感を感じにくい設計になっています。
ライフの後半になると乗り心地が硬くなるため、空気圧を下げる対応も有効です。フロント2.5bar、リア2.5barまで下げると快適性が改善されます。ただし、フロントが偏摩耗している場合は切れ込みを防ぐため2.5bar以上を維持してください。
空気圧管理にはTPMS(タイヤ空気圧監視システム)の導入が便利です。エアバルブは経年劣化するため、年数が経過したら虫の交換も検討しましょう。
雨天時の性能については、ユーザーの評価が分かれています。
基本的なグリップ力は実用レベルにあります。
ウェットグリップそのものは優秀という評価もあります。
参考)https://blog.reira-sports.com/?p=27786
ただし、溝が比較的浅いデザインのため、雨天時に滑りやすいという意見もあります。特に工場出荷時のタイヤは、市販品より硬めで雨に弱い傾向があります。
路面状態が良ければ、ドライでもウェットでも素晴らしいパフォーマンスを発揮します。問題は荒れた路面でのバンプやギャップへの対応力です。
雨天の荒れた路面では、トラクションコントロールの介入が頻繁になります。バンプやギャップをきっかけに唐突にスリップするリスクがあります。これは路面の衝撃吸収性と減衰能力の限界によるものです。
急な雨に降られても、ツーリング主体の使い方なら過不足なく対応できます。ワインディングをそこそこに流す程度なら問題ありません。
ただし、激しい走りは避けるべきですね。
参考)新型カタナ タイヤ - I don't know anyth…
路面状態の良い高速道路やきれいなアスファルトでは、ウェット性能は十分発揮されます。しかし、大型車が荒らした路面や段差の多い一般道では慎重な操作が求められます。
経年劣化が進んだタイヤは雨天時に特に危険です。購入から2年以上経過したタイヤで雨天走行する場合は、グリップ力の低下を考慮してください。バンク角を浅めにし、速度も控えめにするのが基本です。