

DR-Z400Sのシート高は895mmもあるのに、乾燥重量わずか129kgで250ccクラスと変わらない軽さです。
DR-Z400Sのエンジンは、398ccの水冷4ストロークDOHC単気筒です。 ボア×ストロークは90mm×62.6mmで、圧縮比は11.3という高圧縮設計になっています。 最高出力は40ps(29kW)/7,500rpm、最大トルクは4.0kgf·m(39Nm)/6,500rpmを発揮します。bike-lineage+2
これは2スト250ccの「RMX250S」と同等のパフォーマンスです。 つまり、400ccの排気量で250ccレーサー並みのトルク感が得られるということですね。
参考)DR-Z400SMというバケモノ【中編】~「究極のDR」こと…
エンジン内部には鍛造ピストンとSCEMメッキシリンダーが採用されており、耐久性と軽量化を両立しています。 さらにエンジンカバー類にはマグネシウム合金、シートレールにはアルミが使われており、エンジン単体でも徹底した軽量化が施されています。 これが乾燥重量129kgという驚異的な軽さに直結しています。
参考)オフロードバイク DR-Z400Sの詳細インプレッション
点火方式はC.D.I.式で、燃料供給はキャブレター方式です。 キャブレターはFCRやTMRなど社外品への交換がしやすく、チューニングの自由度が高い点もオフロードライダーから支持されています。変速機は常時噛合式5段リターンで、ワイドレシオ設定によりオフロードから高速道路まで幅広く対応します。
参考)スズキ(SUZUKI) DR-Z400Sの型式・スペックなら…
| 項目 | スペック |
|---|---|
| エンジン種類 | 水冷4スト DOHC 単気筒 4バルブ |
| 総排気量 | 398cc |
| ボア×ストローク | 90mm × 62.6mm |
| 圧縮比 | 11.3 |
| 最高出力 | 40ps(29kW)/ 7,500rpm |
| 最大トルク | 4.0kgf·m(39Nm)/ 6,500rpm |
| 変速機 | 5段リターン |
| 燃料供給 | キャブレター |
エンジン始動はセルフスターター式です。 山の中でエンジンがストールしても、キックなしで再始動できるのは大きなメリットです。
DR-Z400Sの全長は2,310mm、全幅は875mm、全高は1,225mmです。 ホイールベースは1,475mmで、オフロード車らしいロングホイールベース設計となっています。シート高は895mmで、これは一般的なオフロード車の中でも高い部類に入ります。bike-lineage+1
身長170cm未満のライダーには、足つきが厳しいと感じる場面があります。
ただし、シートの形状が細く絞られているため、数値ほど足つきが悪いと感じないライダーも多いです。 片足をつくだけなら身長165cm前後でも十分に対応できると報告されています。 足つきに不安がある場合は、リンク類の変更やローダウンサスペンション装着で20〜30mmのシート高ダウンが可能です。
乾燥重量は129kg、車両重量は141kgです。 400ccクラスの車体としては相当に軽量で、取り回しは250ccオフロード車と大差ない感覚です。 押し引きや方向転換がしやすいことは、林道や狭い場所でのメリットになります。moto.webike+1
キャスター角は28°45′、トレール量は117mmです。 オフロード走行に適した穏やかな操舵特性を持ちながら、公道での直進安定性も確保されています。
タイヤサイズはフロント80/100-21、リア120/90-18です。 フロントの21インチは、岩や段差を乗り越える際に威力を発揮するオフロード定番サイズです。砂利道や轍(わだち)を越える場面でも、大径ホイールが安定感を生み出します。
これが大きな石でもグイグイ越えていける理由です。
サスペンションはフロントに正立テレスコピックフォーク、リアにリンク式モノショックを採用しています。 スプリングとダンパーの設定はオフロード走行を前提とした硬めのセッティングで、公道ではやや突き上げを感じる場合があります。 ただしこれは本格オフロード車の特性であり、サスペンションのプリロード調整である程度乗り味を変えられます。aonasuzutsuki.hatenablog+1
ブレーキは前後ともに油圧式ディスクブレーキです。 DOT 4対応のブレーキオイルを使用します。 泥詰まりの心配があるドラムブレーキではなく、制動力が安定しているディスクブレーキを採用している点は、公道走行での信頼性につながります。
スプロケットはフロント15丁、リア43丁のセットです。 チェーンサイズは520で、標準リンク数は110コマです。 スプロケット交換によるギア比変更は、林道重視か高速重視かでカスタムの方向性が変わってきます。
カタログ上の燃費は60km/h定地走行で40.0km/Lです。 実際のユーザー報告では、ツーリング主体で27〜28km/L程度が多く見られます。 激しくエンジンを回した場合は19km/L前後まで落ちるケースもあります。review.kakaku+1
燃費は乗り方で約10km/L以上も変わります。
燃料タンク容量は10Lです。 実用燃費27km/Lで計算すると、満タンから約270kmの航続距離になります。ロングツーリングでは給油ポイントの確認が必要ですね。リザーブに切り替わるタイミングが早めのため、早めの給油を習慣にするのがおすすめです。
燃料はレギュラーガソリンで問題ありません。 ハイオクは不要なため、給油コストも抑えられます。これは使えそうです。バッテリーはYT7B-BS(12V-6Ah)を搭載しており、セルスターターを快適に使えます。
参考:実際のオーナーによる燃費・インプレ情報(価格.com)
スズキ DR-Z400S ユーザーレビュー|価格.com
DR-Z400Sは2009年モデルを最後に国内販売が終了しており、現在は中古市場のみで流通しています。 業者間取引の買取平均は33〜40.7万円、上限は51万円に達するケースもあります。 対10年前比では買取価格が72%上昇しており、希少価値が年々高まっています。bike-passion+1
中古価格が上がっていても、維持費は意外とリーズナブルです。
走行距離別では、1〜3万km台の車両が平均39〜43万円前後と最も流通しています。 5万km超の車両でも平均32.5万円を維持しており、エンジンの耐久性の高さが市場価格に反映されています。 最も高値がつきやすいのは黄色(イエロー)カラーで、2004〜2009年式が特に人気です。
参考)DR-Z400S【2000~09年式】を売る|最新の買取相場…
2024年には後継モデル「DR-Z4S」の国内復活が報道され、旧型DR-Z400Sへの注目度も再上昇しています。 新型は最高出力38馬力と旧型より若干ダウンしていますが、インジェクション化など現代的なアップデートが加えられています。 旧型キャブレター仕様のDR-Z400Sは、メンテナンス性の高さやチューニングのしやすさから、あえて旧型を選ぶ熱狂的なファンも多くいます。carview.yahoo+1
DR-Z400Sをこれから購入する場合、フルノーマルに近い状態の個体が少なくなっていることには注意が必要です。カスタム歴やメンテナンス記録を確認してから購入判断をするのが基本です。バイク買取の一括査定サービスを活用すると、複数業者の相場を同時に確認できます。
参考:DR-Z400Sの買取相場・査定価格データ
DR-Z400S 最新買取相場|バイクパッション

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