

GSX-8Sは街乗り専用バイクではありません。
GSX-8Sに搭載される776cc並列2気筒エンジンは、最高出力83馬力(61kW)を8,500rpmで発揮します。最大トルクは78N・m(8.0kgf・m)を6,800rpmで発生させる設計です。
このエンジンの最大の特徴は270度クランクを採用している点にあります。不等間隔爆発により独特の鼓動感を生み出し、Vツインエンジンのようなパルス感を楽しめるということですね。
実際の加速性能を見ると、0-100km/hを約3.8秒でクリアします。はがきの長さ(約14.8cm)を1秒で進むスピードの6.7倍もの加速力です。街中での追い越しや高速道路の合流も余裕を持って対応できます。
燃費性能も優れており、WMTCモード値で24.4km/Lを記録しています。ガソリンタンク容量は14Lなので、満タンで約340km走行可能です。東京から名古屋までの距離(約350km)がほぼ無給油で走れる計算になります。
エンジンの振動特性も考慮されており、カウンターバランサーを装備することで不快な振動を抑制しています。長時間のツーリングでも疲労が少ないのが特徴です。
車体の設計において最も注目すべきは、シート高が810mmに設定されている点です。日本人の平均身長の男性(約172cm)なら両足がしっかり地面に着く高さですね。
車両重量は装備重量で211kgとミドルクラスとしては軽量な部類に入ります。例えば、成人男性3人分(約210kg)程度の重さなので、取り回しも比較的楽です。
フレームにはアルミ製ダイヤモンドフレームを採用しており、剛性と軽量化を両立しています。ホイールベースは1,465mmで、安定性と旋回性のバランスが取れた設定です。
サスペンションは前後ともに調整機能を備えています。フロントには41mm倒立フォーク、リアにはリンク式モノショックを装備し、プリロード調整が可能です。自分の体重や荷物に合わせて最適なセッティングができるということですね。
ブレーキシステムはフロントに310mmダブルディスク、リアに240mmシングルディスクを装備しています。ABSは標準装備で、急制動時も安全に停止できます。
GSX-8Sには3つのライディングモードが搭載されています。「A」モードは全開パワー、「B」モードは中間的な特性、「C」モードは雨天や滑りやすい路面向けです。
トラクションコントロールシステム(STCS)は5段階の調整が可能です。レベル1が最も介入が少なく、レベル5が最も介入が強くなります。オフにすることもできますが、安全のためオンにしておくのが基本です。
双方向クイックシフターも標準装備されており、シフトアップ時もシフトダウン時もクラッチ操作なしで変速できます。ワインディングでのスムーズな走行を実現する機能ですね。
液晶メーターには走行情報が豊富に表示されます。瞬間燃費、平均燃費、航続可能距離、ギアポジション、水温計など必要な情報が一目で確認可能です。
LEDヘッドライトとテールライトを採用しており、視認性と被視認性を向上させています。夜間走行時の安全性が高まるだけでなく、消費電力も抑えられます。
スズキ純正アクセサリーとして多数のカスタムパーツが用意されています。エンジンガードは転倒時のダメージを軽減する重要なパーツです。価格は約2万円で、エンジンケースの修理費(5万円以上)と比べれば費用対効果は高いといえます。
グリップヒーターは冬季の必需品で、装着により手の冷えを防ぎます。純正品なら車体の電装系と相性が良く、トラブルのリスクも低いです。
価格は約1万5千円程度です。
スクリーンは標準装備でも風防効果がありますが、社外品のロングスクリーンに交換すると高速走行時の疲労軽減につながります。
身長や好みに応じて選べる選択肢が豊富です。
パニアケースを装着すれば、ツーリング時の荷物運搬能力が大幅に向上します。純正オプションのパニアケースセットは約8万円ですが、ロングツーリングを頻繁に行うなら投資価値があります。
スリップオンマフラーへの交換も人気のカスタムです。重量を約2kg軽減でき、排気音の変化も楽しめます。ただし車検対応品を選ぶ必要があり、価格は7万円から15万円程度です。
同クラスの競合モデルとしてヤマハMT-07があります。MT-07は689ccで73馬力、車両重量184kgとGSX-8Sより軽量です。価格は約88万円とGSX-8Sより20万円以上安く設定されています。
カワサキZ650は649ccで67馬力、車両重量187kgという仕様です。価格は約85万円で、こちらもGSX-8Sより低価格帯に位置します。電子制御装備はGSX-8Sの方が充実していますね。
ホンダCB650Rは649cc並列4気筒で94馬力と、GSX-8Sより高出力です。ただし車両重量は202kgとやや重く、価格も約105万円とGSX-8Sに近い設定です。
GSX-8Sの優位性は排気量あたりの価格と装備のバランスにあります。776ccで110万円台という価格設定は、電子制御システムの充実度を考えると競争力があるということですね。
維持費の面では、重量税が年間5,000円、自賠責保険が2年で11,520円です。任意保険料は年齢や等級によって変わりますが、30歳で6等級なら年間4万円程度が目安になります。
新車購入時の総額は車両本体価格に加えて、登録諸費用が約5万円、任意保険の初年度分、ヘルメットなどの装備品費用が必要です。合計で約130万円程度を見込んでおくと安心です。
納期については現在の状況で注文から納車まで2〜3ヶ月程度かかる場合があります。事前にディーラーで確認し、ツーリングシーズンに間に合うよう早めの発注が賢明です。
試乗は必ず行うべきです。カタログスペックだけでは分からないハンドリングやポジション、振動特性を体感できます。多くのディーラーで試乗車を用意していますね。
ローン購入を検討する場合、頭金30万円で残り80万円を36回払いにすると、月々約2.4万円の支払いになります。金利3%で計算した場合の総額は約86万円です。
保管場所の確保も重要な要素です。屋内保管が理想ですが、屋外保管の場合はバイクカバーとチェーンロックが必須になります。
盗難保険への加入も検討する価値があります。
スズキ公式サイト GSX-8S製品ページ
公式サイトでは詳細なスペック表、カラーバリエーション、標準装備の一覧が確認できます。

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