

走行3万kmのF700GSは買ってはいけない
BMW F700GSの中古車市場では、走行距離と年式が価格を大きく左右します。2012年から2017年モデルが中古市場の中心で、走行1万km未満の低走行車は100万円を超える価格帯です。走行2万〜4万kmの個体が70万〜90万円、5万km以上になると50万〜70万円程度まで下がります。
ただし価格だけで判断するのは危険です。
F700GSは並列2気筒エンジンを搭載しており、3万km前後でバルブクリアランス調整が必要になるケースが多いんです。この作業だけで工賃込み8万円程度かかります。走行3万kmで格安に見える個体は、購入後すぐに高額メンテナンスが待っている可能性が高いということですね。
中古車販売店では整備済みとして販売される場合もありますが、個人売買やオークションでは整備前の状態で出品されることも。購入前に整備記録を確認し、直近でどんな作業が行われたかチェックしましょう。特にディーラー整備歴がある車両は、適切なメンテナンスを受けてきた証拠になります。
年式による価格差も重要なポイントです。2012年式と2016年式では同じ走行距離でも20万〜30万円の価格差が出ます。新しい年式ほど電子制御系のトラブルリスクが低く、部品供給も安定しているためです。
グーバイク:BMW F700GS中古車検索
上記リンクでは、全国のF700GS中古車の価格相場と在庫状況を確認できます。地域別の価格差や人気カラー、オプション装備による価格変動もチェック可能です。
F700GSで特に注意すべき消耗品は、タイヤ、ブレーキパッド、チェーン・スプロケット、バッテリーの4点です。
タイヤは前後で交換すると工賃込み6万円程度かかります。溝の残りが3mm以下なら交換時期と考えてください。タイヤのひび割れや偏摩耗がある場合は、製造年を確認しましょう。5年以上経過したタイヤは溝が残っていても硬化しているため、雨天時のグリップ力が大幅に低下します。
ブレーキパッドの残量は2mm以下なら即交換です。
前後セットで工賃込み2万5千円ほど。パッド交換と同時にブレーキフルードも交換するのが基本で、こちらは2年ごとの交換が推奨されています。
フルード交換は工賃込みで8千円程度ですね。
チェーンとスプロケットのセット交換は工賃込みで4万円前後です。チェーンの伸びは専用工具で測定できますが、目視でも判断可能。チェーンがたるんでいる、錆びている、スプロケットの歯が尖っているなら交換時期です。
走行2万kmごとの交換が目安になります。
バッテリーは3年で交換が基本です。
純正品は2万円程度しますが、互換品なら1万円以下で入手できます。セルモーターの回りが弱い、ライトが暗い、アイドリングが不安定といった症状が出たらバッテリー劣化を疑いましょう。
消耗品の状態から、前オーナーの整備意識を読み取れます。消耗品が適切に交換されている車両は、エンジンやミッション周りのメンテナンスも行き届いている可能性が高いんです。逆に消耗品が限界まで使われている車両は、見えない部分の整備も怠られている恐れがあります。
転倒歴のある車両は慎重に判断する必要があります。外装の傷だけでなく、フレームやフォークの歪み、ハンドルの曲がりをチェックしてください。立ちゴケ程度なら問題ありませんが、走行中の転倒でフレームにダメージがある場合、走行安定性に影響します。
修復歴ありと表示されている車両は要注意です。
フレーム修正や溶接が行われた車両は、将来的に歪みが再発するリスクがあります。価格が相場より2割以上安い場合、何らかの問題を抱えている可能性を疑いましょう。販売店に修復箇所と修復方法を詳しく確認することが重要です。
整備記録簿がない車両も避けた方が無難です。どんな整備が行われたか分からない車両は、購入後に予想外のトラブルが発生するリスクが高まります。特にBMWのような欧州車は、ディーラー整備歴の有無が車両価値を大きく左右するんです。
エンジンからの異音も判断材料になります。
アイドリング時にカラカラ音やガラガラ音がする場合、タイミングチェーンの伸びやテンショナーの不良が疑われます。この修理は工賃込みで15万円以上かかるため、購入は避けるべきです。試乗時はエンジン音だけでなく、振動の大きさもチェックしましょう。
走行距離メーターの改ざんも中古バイク市場では問題になっています。整備記録と走行距離が一致しない、タイヤやブレーキの摩耗度が走行距離に見合わないといった不自然な点があれば、販売店に説明を求めてください。
F700GSの年間維持費は、保険・税金・車検・消耗品交換を含めて15万〜25万円程度です。
自賠責保険は年間7千円、任意保険は年齢や等級により3万〜8万円と幅があります。
軽自動車税は年間6千円です。
車検は2年ごとで、基本料金と法定費用で4万円程度。
整備内容により追加費用が発生します。
オイル交換は5千km、または半年ごとに実施します。
工賃込みで1回7千円程度ですね。
年2回交換として1万4千円。
オイルフィルターは2回に1回の交換で、追加2千円かかります。BMW純正オイルを使う場合、費用は1.5倍程度になります。
タイヤ交換は2万〜3万km、または5年ごとが目安です。年間走行距離が1万kmなら、3年に1回で前後セット6万円。ブレーキパッドは2万kmで前後交換として2万5千円。チェーン・スプロケットは2万kmで4万円です。
燃費は平均20〜25km/Lです。
年間1万km走行でガソリン代は400〜500L使用するため、レギュラー価格170円/Lとして約7万〜8万5千円。ただしF700GSはハイオク仕様のため、実際は180円/L程度で計算すると7万2千〜9万円になります。
駐車場代は地域により大きく異なりますが、都市部なら月5千〜1万5千円、年間6万〜18万円です。
地方なら月2千〜5千円程度で済みます。
任意保険の車両保険を付ける場合、年間保険料は5万〜12万円に跳ね上がります。
不定期の修理費用も考慮に入れましょう。電装系トラブル、サスペンション交換、クラッチ交換など、走行距離が増えるほど高額修理のリスクは高まります。年間5万円程度を修理費の予備として確保しておくと安心です。
中古バイク購入では、価格交渉のタイミングと方法が成否を分けます。
まず複数の販売店を回り、同年式・同走行距離の相場を把握してください。相場より1割高い価格で販売されている場合、交渉の余地があります。ただし最初から大幅な値引きを要求すると、販売店の印象を悪くするため注意が必要です。
消耗品交換をサービスに含めてもらう交渉も有効です。
タイヤ交換やオイル交換、バッテリー交換を「納車整備に含めてほしい」と依頼しましょう。価格を下げるより、販売店にとって原価負担が少ないため、応じてもらえる可能性が高いんです。特に整備工場を持つ販売店なら、工賃分の値引きと同等の効果があります。
購入時期も重要な要素です。2月〜3月の決算期、9月の中間決算期は販売店が在庫処分を急ぐため、値引き交渉がしやすくなります。逆に4月〜5月のバイクシーズン開始時期は需要が高く、値引きは期待できません。
現金一括払いを提示するのも交渉材料になります。
ローン手数料が販売店の利益になるため、ローンを組む客は優遇されがちですが、在庫回転を重視する店なら現金客を歓迎します。「今日決めるので、現金で○○万円ならどうですか」という提案は効果的です。
複数台まとめて見せてもらい、第二候補も伝えておくと良いでしょう。「この車両が無理なら、あちらでも検討します」という姿勢を見せることで、販売店側も値引きしやすくなります。ただし駆け引きをしすぎると信頼関係が崩れるため、誠実な態度を保つことが前提です。
購入後のアフターサービスについても確認してください。納車後1ヶ月の無料点検、初回オイル交換サービス、保証期間の延長など、価格以外の付加価値を引き出す交渉も可能です。長く付き合える販売店を選ぶことが、結果的に維持費の節約につながります。

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