

タンク容量13Lなのに、航続200kmで不安になります。
レブル1100は、CRF1100Lアフリカツイン譲りの1082cc水冷直列2気筒エンジンを搭載しています。このエンジンは低回転域を重視した設定で、最高出力87馬力/7000回転、最大トルク10.0kgm/4750回転を発揮します。
参考)Rebel 1100
アフリカツインのエンジン性能が最高出力102馬力/7500回転、最大トルク10.7kgm/6250回転であるのに対し、レブル1100は出力を抑えてクルーザーらしい特性に仕上げられています。圧縮比を高めることで、低中速域のより力強い走りと大排気量ならではのパルス感を演出しているのが特徴です。
参考)主な特徴
4000回転以下では迫力ある重低音・鼓動感が味わえるように設計されており、クルーザーとしての乗り味を重視しています。
つまりアフリカツインとは別物です。
参考)【ホンダ レブル1100徹底解説】アフリカツイン譲りの110…
使用燃料はレギュラーガソリンで、大排気量モデルながら維持費の面でも経済的です。この点はMTモデル、DCTモデル、2025年の新型モデルを含めて全てのタイプで共通しています。
エンジン特性としては、低回転域からしっかりとしたトルクを生み出す設計が特長で、アクセルを軽く開けるだけでスムーズに加速します。街乗りやツーリングでの快適性が高い反面、高速道路での長時間巡航や峠道でのスポーティな走行では「あともう少し回転数を稼ぎたい」という声もあります。
参考)レブル1100の評判と実際を比較検証して後悔を防ぐ方法
レブル1100にはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)仕様と6速MT仕様の2種類が用意されています。価格差は約10万円で、DCT仕様の方が高価です。
参考)ホンダ レブル1100 MTとDCTを600km比較試乗「燃…
重量面では、MT車に対してDCT車は10kg重く設定されており、変速比の設定も少しハイギヤードになっています。この重量差は、通常のクラッチ機構に対するDCTユニットの重さの違いによるものです。
車幅については、クラッチレバーがない分だけDCT車が20mm狭くなっています。
ただしハンドル幅は両車とも同じです。
操作性の違いとしては、半クラッチ操作が行えるMT車の方が極低速では滑らかで、自動で適切に変速してくれるDCT車は加速に気を遣わないで良い点が挙げられます。ワインディングなどのコーナーリングでは、10kg重いDCT車ではバンクセンサーの接地がMT車より少し早い感覚があります。
燃費の違いも見られます。MTに比べて複雑な構造を持つDCTでは、オイルに触れる部分の表面積が増え、油圧としてオイルに圧力をかけることで出力を使うことになります。油圧によってDCTユニットの各部に生じるわずかなフリクション(抵抗)は、MTより確実に大きいものとなるのです。
DCTはクラッチ操作を自動化し、ギアチェンジもスムーズに行えるため、初心者やリターンライダーには優しいシステムです。発進や低速走行時のエンストリスクが減るほか、信号待ちでも疲れにくいのがメリットです。
レブル1100の燃料タンク容量は13Lで、レブル250や500のイメージを踏襲したシンプルで小ぶりなデザインです。カタログ燃費では約22〜23km/Lとされていますが、実際の走行では条件によって異なります。
MT仕様の実燃費は、高速道路7割・一般道3割の割合でトータル440.1km走行し、総給油量19.29Lで22.8km/Lという結果が報告されています。一方、DCT仕様は高速道路8割・一般道2割の割合でトータル224.2km走行した場合、給油量10.43Lで21.5km/Lという結果でした。
普段使いからツーリングまで含めたトータルでの実燃費は、リッターあたり20km〜22km前後を記録するユーザーが最も多いようです。ただし実測で18km/L前後という報告もあり、走行条件によって幅があります。
航続距離については、13Lのタンク容量により約250kmが目安となります。標準的な走行条件の場合、220〜240km程度で再給油の必要性が出てきます。乗り方や状況によっては200km以下になることもあるため、通常のツーリングなら200kmごとに給油計画をしましょう。
参考)レブル1100タンク容量アップ!ビッグタンクカスタムなど3つ…
実際のツーリングでは走行距離が200kmを超えてから、ゆっくりガソリンスタンドを探すイメージでストレスを感じることはなかったという報告もあります。計算上の航続距離としては250km以上を走ることが可能で、ツーリングも楽しめます。
とはいえ航続250km未満が長距離では気になるところです。特に休日に郊外や山奥に行くとき、給油地点を予めしっかり押さえる必要があります。急加速を頻繁に行うと燃費が15km/L以下に落ち込むこともあり、頻繁な給油が必要になる可能性があります。
参考)レブル1100 タンク容量アップで長距離ツーリングを快適にす…
レブル1100のシート高は700mmで、レブル250とほとんど変わらない足着き性の良さを実現しています。1000ccオーバーの大型バイクでありながら、この低いシート高が扱いやすさの大きな要因となっています。
車体の寸法は全長2240mm、全幅850mm(DCT車は830mm)、全高1115mm、ホイールベース1520mmで、レブル250/500からわずかに大きくなった程度のサイズ感です。レブルシリーズ共通の特徴である低いシート高かつ、ライダーの股下でフレームが絞り込まれた設計により、足着き性は良好です。
参考)レブル1100のおすすめ&人気カスタムパーツはこれだ!! -…
低重心と相まって、Uターンや渋滞時でもふらつきにくく、安心して運転できます。これは街乗りでの信号待ちや、細い路地での走行において大きなメリットとなるでしょう。
極低速でのバランス感覚は慣れが必要です。
参考)レブル1100の意外な欠点とは?購入前にチェックすべき注意点…
低速域でのUターンや取り回しに関しては、足つきの良さが貢献し、不安定になりにくいというメリットがあります。一方で、ステップ位置の関係で体重移動がしにくく、初心者やリターンライダーには少し慣れが必要かもしれません。
サスペンションはカートリッジ式正立フロントフォークと、リヤにリザーバータンク付きツインショックの組み合わせで、フロントブレーキはモノブロックラジアルマウントキャリパーを採用しています。最大バンク角は35度確保されており、スポーティなライディングにも対応できる車体構成です。
レブル1100のカスタムパーツで人気が高いのは、まずマフラーです。モリワキのスリップオンマフラー「ネオクラシック」は、レブル250や500でも大人気だったシリーズで、レブル1100用にもラインナップされています。ホンダ×モリワキという王道の組み合わせで、税込価格は136,798円からとなっています。
ノーマルマフラーは比較的おとなしい音で、クルーザーらしい重低音を期待するユーザーには物足りなさを感じることもあるようです。これはカスタムで解決できる部分ですが、初期費用に加えてカスタム費用が発生することを考慮しておきましょう。
外装系パーツでは、ウインドシールドスクリーンやフォアコン(フォワードコントロール)が人気です。K-FACTORYのラジエターコアガードは、ノーマルラジエターガードと交換するだけの簡単ポン付けパーツで、飛び石等による詰りや潰れからラジエターコア保護に役立ちます。ブラックタイプがレブル1100にバッチリ決まるシックな色合いで人気です。
参考)ホンダ レブル1100
積載用アイテムとしては、デイトナのグラブバーキャリアがおすすめです。タンデムシートとキャリアがフラットになるように設計されており、上面のラインをフラットにすることで大型の荷物も積載しやすくなっています。荷物の積載に便利な荷掛けフックが4カ所に設置されており、シンプルで使い勝手の良いアイテムです。
税込13,059円で入手できます。
車体を守るガード系パーツも重要です。DAYTONAのパイプエンジンガードは税込27,184円で、KIJIMAのヘルメットロックは税込3,531円と手頃な価格です。
カスタムの際には、バイクリターンでレブル1100に乗り始めた人は、まずはライディングに慣れることを優先し、慣れてきた段階でカスタムを検討するのが賢明です。最初から大幅なカスタムを施すと、かえってバイクの特性を理解しにくくなることもあります。
レブル1100はクルーザーモデルでありながら、走行性能の高さが大きな特徴です。最大バンク角35度はクルーザーとして考えれば十分な数値ですが、レブル1100にとっては誤解を恐れずに言えば「まだ浅い」と思えるくらいです。
参考)笑っちゃうほどクルーザーっぽくない『レブル1100』の走りが…
ロードスポーツみたいに気分よく走って、コーナーへ滑り込むと、たちまちステップが路面に届きそうになってしまいます。
つまりバンクセンサーが接地します。
コーナリング性能の高さは「クルーザー」の範疇に収まりきるものではありません。
コーナーの出口が見えたら、怒涛の加速で一気に脱出するのがクルーザーの走らせ方の基本ですが、レブル1100はその平均レベルから良い意味で逸脱していると評価されています。スポーティな走りを追求した車体構成となっており、フロントブレーキディスク径は330mmとなっています。
電子制御機構もCRF1100Lアフリカツインシリーズ同様に、パワーモード、トラクションコントロール、エンジンブレーキ制御の電子制御を搭載しています。これらの電子制御により、様々な路面状況に対応できる安全性と操作性を実現しています。
ただしバンクセンサーが必ず先に接地するとは限りません。ステップボードをカスタムで取り付ける場合は、ブレーキ操作との兼ね合いや体重移動の方法を考慮する必要があります。通常は外側に脚を開いて、必要な時だけ内側にスライドさせてブレーキを踏むという形をとることもあります。
レブル1100専用に新設計された車体は、レブル250とレブル500が車体を共有する兄弟車であるのとは異なり、より大排気量に適した設計となっています。低速走行時の安定性に優れ、渋滞路でのノロノロ運転では特にDCTの恩恵を強く感じられるでしょう。
ホンダ公式サイト - Rebel 1100
レブル1100の最新モデルの詳細スペックや装備、カラーバリエーションなどの公式情報が確認できます。
HondaGO BIKE RENTAL - レブル1100の走りが笑っちゃうほどクルーザーっぽくない
レブル1100の実際の走行性能やコーナーリング性能について、試乗インプレッションが詳しく紹介されています。
Motor-Fan - ホンダ レブル1100 MTとDCTを600km比較試乗
MTとDCTの燃費や走りの違いについて、600kmの比較試乗による詳細なレポートが読めます。

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