

スリックタイヤを公道で履くと保険が効きません。
ストリートタイヤは、アスファルトなどの舗装路面で優れたグリップを発揮するように設計されたバイク用タイヤです。市街地での通勤や高速道路でのツーリングで最高のパフォーマンスを発揮します。
参考)安全なバイクタイヤの選び方|Kingtyre Guide キ…
バイクのタイヤには大きく分けて「ラジアルタイヤ」と「バイアスタイヤ」の2種類の構造があります。
ラジアルタイヤはスポーティーな走りを求めるバイクに採用され、高いグリップ性能と安定した走りが期待できます。ただし、溝の数が少ないため雨天時のウエット路面ではグリップ力が低下しやすい特徴があります。
つまり晴天向きということですね。
一方バイアスタイヤは、溝が多く乗り心地に優れたタイプです。スクーターやアメリカン、ストリートタイプに採用されることが多く、快適性を重視した設計になっています。
スポーツ系の走りを求める方にはラジアルタイヤが、快適性や街乗り重視の方にはバイアスタイヤが適しています。
バイクのタイヤ交換時期を見誤ると、安全性が大幅に低下してしまいます。適切な交換タイミングを知っておくことが重要です。
一般的にバイクのタイヤの交換目安となる走行距離は、10,000km~20,000kmと言われています。ただし、バイクの種類や乗り方、路面状況、タイヤの種類によって大きく異なります。スポーツバイクのような高性能タイヤを装着している場合は、より早く摩耗する傾向があります。
タイヤは走行距離に関わらず、経年劣化によってゴムが硬化し、グリップ力が低下します。製造から3~5年を目安に、ひび割れや硬化がないかを確認しましょう。多くのタイヤメーカーがタイヤの寿命を3~5年と設定しています。
年数も走行距離も基準になります。
タイヤの溝の深さは1.6mm未満になると道路運送車両法違反となります。スリップサインが現れる前に交換することが安全運転の基本です。
屋外に停めているバイクの場合は日光や雨風、温度変化によってタイヤの表面が硬化しやすいので注意が必要です。紫外線に弱いタイヤのゴムは、直射日光に晒され続けるとひび割れなどの劣化を起こします。
タイヤ選びを間違えると、バイクの性能を十分に引き出せないだけでなく、危険な走行につながる可能性があります。
用途に合わせた適切な選択が求められます。
ストリートバイクにスリックタイヤを履かせるというアイデアは魅力的に見えますが、実際には危険であり違法です。真のスリックタイヤは公道での使用が認められておらず、国土交通省の承認を受けていないタイヤを使用すると、事故の際に保険が無効になったり、車検時に罰金や罰則が課されることがあります。
参考)ストリートバイクでスリックタイヤを履くことはできますか?- …
これは知らないと大損ですね。
スリックタイヤは溝がないため、濡れた路面で即座にアクアプレーニングを起こし、トラクションとコントロールを完全に失います。また、ストップ・アンド・ゴーの交通量や低速走行が多い公道では、スリックタイヤが理想的な使用温度に達することがなく、高品質のストリートスポーツタイヤよりもグリップ力が著しく低くなります。
濡れた路面を走行する機会がある方は、排水性能に優れたトレッドパターンを持つタイヤを選ぶことが必須です。摩耗が進んでいるタイヤは雨の日にグリップしてくれません。
状態の良いタイヤを選ぶことが基本です。
参考)雨の日でもグリップしてくれる最適なタイヤはコレだ!|ハーレー…
ピレリやメッツラーなどの大手メーカーは、ワールドスーパーバイク由来の構造とコンパウンドを採用したストリートタイヤを提供しています。こうしたタイヤは軽快なハンドリング、確かなグリップ、そしてコーナーリングや加速時のトラクションを可能にします。
参考)ストリートバイクタイヤ
空気圧の管理不足は、タイヤの性能低下や安全性の問題を引き起こします。定期的なチェックと適切な調整が欠かせません。
空気圧の確認方法は非常に簡単で、ホイールのエアバルブにエアゲージを装着するだけです。メーカー指定の適正空気圧に合わせて空気を抜き入れしていきます。
参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/cost/128/
空気圧は必ずタイヤが冷えている状態で測定してください。走行直後はタイヤが温まり空気圧が上昇しているため、正確な測定ができません。タイヤが温まっている場合は最低でも1時間放置し、熱が冷めるのを待ってから点検を行います。
これだけ覚えておけばOKです。
適切な空気圧は、タイヤの性能を最大限に発揮するために重要です。空気圧が不足すると、タイヤの接地面積が不均一になり、排水性能やグリップ力が低下します。これにより、雨天時のスリップリスクが増加するため注意が必要です。
雨の日でもグリップしてくれるタイヤの条件は、状態が良く空気圧が適正なタイヤであることです。梅雨の時期や雨が多い季節には、もう一度適正空気圧にあるかチェックすることをおすすめします。
目視による確認も有効な方法です。タイヤの接地面が均一であるか、タイヤのトレッドに異常がないかを確認することで、空気圧が適正かどうかを判断できます。また、タイヤの側面に亀裂や膨らみがないかを確認することで、タイヤの状態を把握できます。
タイヤの保管方法が不適切だと、使っていない間にも劣化が進行してしまいます。寿命を延ばすための正しい保管知識を身につけましょう。
履替えのために取り外したタイヤは、適切な方法で保管する必要があります。タイヤは保存状態によって劣化の傾向が変わるため、寿命をできるだけ伸ばすには正しい保管方法が重要です。
参考)タイヤの保管方法は横置きと縦置きどちらにすべき?タイヤの基本…
ホイールが付いたままで保管する場合は、横置きがおすすめです。ホイールが付いたタイヤの総重量はかなりのものになるため、接地面を広く取れる横置きであれば重量が分散され、トレッド面の変形を防げます。
タイヤ単体のみで保管する場合は、縦置きが適しています。ホイールを剥がしたタイヤを横置きで保管すると、側面部分に過度の負荷がかかります。縦置き保管であれば、タイヤの変形やサイドウォールの劣化を防ぐことが可能です。
これが原則です。
タイヤの劣化を極力防ぎたいのであれば、屋内保管がおすすめです。紫外線に弱いタイヤのゴムは、直射日光に晒され続けるとひび割れなどの劣化を起こします。
ベランダなどで保管する場合には、日当たりが強く熱がこもりやすい場所を避けるように配慮します。地面への直置きは避け、タイヤラックの活用や風通しが良くなるすのこ敷きでの保管が推奨されます。
バイク本体を保管する際の注意点として、台風などの強風時にはセンタースタンドではなくサイドスタンドを使用することをおすすめします。センタースタンドを使っていると、バイクが風に押されてタイヤが浮き、接地面積が減ることでバイクが倒れやすくなります。
駐車場所の地面が砂利や土の場合、雨が降ることで地面が柔らかくなりサイドスタンドがめり込んでしまってバイクが倒れる恐れがあります。サイドスタンドパッド(スタンドマット)などを使ってスタンドが地面にめりこまないようにしておきましょう。
長期保管する際には、タイヤの製造年月日を記録しておくことも大切です。製造から3~5年経過したら、たとえ溝が残っていても交換を検討する時期と認識してください。