ContiSportAttack 4 バイク スポーツツーリング ハイグリップ サーキット走行

ContiSportAttack 4 バイク スポーツツーリング ハイグリップ サーキット走行

ContiSportAttack 4 バイク スポーツツーリング性能

スポーツタイヤを街乗りだけで使うと、2000km以内で交換になります。


参考)https://bikereifen24.de/motorrad-reifenmagazin/contisportattack-4-test/


この記事の3ポイント要約
🏍️
ハイパースポーツとツーリングの融合

BlackChiliコンパウンドと新プロファイル設計により、ドライ・ウェット路面で高いグリップ力を発揮しながら、街乗りからサーキット走行まで対応する万能性を実現

即座のウォームアップと安全性

TractionSkin技術により慣らし不要で、数コーナーで最適温度に到達。RainGrip技術によりウェット路面でも20~30%高い排水性能を確保

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走行スタイルで変わる寿命

ツーリング主体なら5000km超も可能だが、サーキット走行やハイパワー車では1800~2500kmで交換時期を迎える。使い方次第で寿命が3倍近く変動

ContiSportAttack 4 バイク用タイヤの基本特性


ContiSportAttack 4は、コンチネンタル社が開発したアドバンスド・ハイパフォーマンス・ラジアルタイヤです。このタイヤは、スポーツツーリングとハイパースポーツという2つの世界を結びつける技術的偉業を達成しています。2020年にはドイツのバイク雑誌MOTORRADのスーパースポーツ部門タイヤ比較テストで最高評価MO-TIPPを獲得しました。


参考)ストリート: コンチネンタルが ContiRoad Atta…


独自のBlackChiliスポーツコンパウンドを採用し、従来モデルと比較してドライグリップとトラクション性能が大幅に向上しています。新しいプロファイル設計により、極端なリーン角でも接地面積が拡大され、急激なコーナリングでも安定したグリップを提供します。ハイグリップタイヤでありながら、ロングライフ性を犠牲にしていないのも特徴です。


参考)コンチネンタル(CONTINENTAL) Continent…


多くのライダーは、スポーツタイヤを街乗りメインで使用しています。しかし、ContiSportAttack 4のようなハイグリップタイヤは、走行スタイルによって寿命が大きく変動するため、自分の使い方に合った空気圧管理や定期点検が重要になります。特にサーキット走行を頻繁に行う場合は、トレッドの残り溝を定期的にチェックする習慣をつけましょう。


スポーツタイヤとツーリングタイヤの性能バランス

ContiSportAttack 4は、スポーツ性能とツーリング性能のバランスを追求したタイヤです。従来のスポーツツーリングタイヤの限界をさらに押し広げ、走行性能、ハンドリングと安定性に関する快適性、そしてウェットグリップという3つの要素を高次元で実現しています。


MultiGrip技術により、トレッド中央部には硬めのコンパウンドを配置し、ショルダー部分に向かって徐々に柔らかくなる設計です。つまり、直進時の耐摩耗性とコーナリング時のグリップ力を両立させているということですね。ZeroDegree鋼製ベルトを採用することで、高速走行時の安定性と耐久性が向上しています。


参考)Which is Best for You?: ContiS…


コンチネンタルの姉妹モデルであるContiRoadAttack 4と比較すると、ContiSportAttack 4はよりスポーツ走行に特化した設計になっています。ContiRoadAttack 4がウェットグリップと高マイレージ性能を重視しているのに対し、ContiSportAttack 4はドライグリップとハンドリング性能を優先しています。日常のツーリングと時々のスポーツ走行を楽しむライダーには、ContiSportAttack 4が最適な選択です。


参考)https://mwcracing.com/products/contisportattack-5


もしあなたが年間のサーキット走行日数が3日以下で、大半をツーリングに使うなら、ContiRoadAttack 4の方がコストパフォーマンスに優れています。一方、月1回以上のスポーツ走行を楽しむなら、ContiSportAttack 4のハンドリング性能が大きなメリットになります。


ContiSportAttack 4 ウェット路面でのグリップ性能

RainGrip技術により、濡れた路面でも優れたグリップ力を発揮します。この技術は、コンチネンタルのテスト優勝タイヤにも採用されている実績ある技術です。トレッドパターンは方向性設計を採用しており、排水性能が従来比で20~30%向上しています。


参考)CONTINENTAL 160/60 ZR17 (69W) …


新開発のシリカコンパウンドにより、低温環境や雨天時でも迅速にウォームアップします。これは、ContiRoadAttack 4と共通する技術で、最新のABS搭載バイクでも最適に機能するようチューニングされています。GripLimit Feedback技術により、タイヤのグリップ限界に達する前にライダーにフィードバックを提供し、安全性を高めています。


参考)CONTINENTAL ContiSportAttack 4…


ウェット路面での走行が多い地域では、この排水性能が大きな安全マージンになります。特に梅雨時期や秋の長雨シーズンには、この技術が事故リスクを大幅に低減します。空気圧を適正値(冷間時でフロント2.5bar、リア2.9bar程度)に保つことで、ウェットグリップ性能を最大限に引き出せます。


ContiSportAttack 4 サーキット走行と街乗りの使い分け

ContiSportAttack 4は、趣味レベルのサーキット走行にも対応できる設計です。TractionSkin技術により、タイヤウォーマーや慣らし走行なしで、すぐにグリップ力を発揮できます。鋳型から取り出される際に表面が微細に粗面化処理されているため、ホイール装着直後から安全に走行できます。


ただし、数コーナー以内に最適な作動温度まで温まる設計になっているものの、最高のグリップを得るには若干のウォームアップが必要です。ドイツのテストでは、カワサキNinja ZX-10Rでの主にワインディング走行において、最終的に5041kmの走行距離を記録しました。これは冷涼な気候下でのゆったりした走行が多かったという条件付きです。


一方、ハイパワーバイクでスポーツ走行を多用すると、わずか1800~2500kmで交換時期を迎えることもあります。トルクの大きいマシンでは特に後輪の消耗が早く、最大でも3000km程度が限界です。サーキット走行では、タイヤウォーマーを使用すると内圧を適正値(2.0kgf前後)まで上げられ、コースイン直後からフルアタックが可能になります。


参考)▪タイヤ ウォーマー ATTACK4 PRO


サーキット走行後は、必ずタイヤの温度が下がってから空気圧をチェックしてください。熱間で調整すると、冷えた時に規定値を大きく下回り、次回走行時のグリップ低下や異常摩耗の原因になります。また、サーキット走行1回につき、トレッド深さを測定し記録する習慣をつけると、交換時期の判断が正確になります。


ContiSportAttack 4 ハンドリングと安定性の評価

コーナリング時の応答性が非常に優れているという評価を、複数の専門誌から受けています。典型的なコンチネンタルの俊敏性と精密性を備え、ターンイン時のハンドリングが特に高く評価されています。タイヤがコーナーで傾き込む際にも、急激に倒れ込まず安定した挙動を示します。


参考)コンチネンタルのバイクタイヤ、オートバイ雑誌から今年最高の評…


ブレーキングからコーナー進入時に、ブレーキを離してもタイヤが不意に切れ込むことがありません。この安定性が、高速コーナリング時のライダーの信頼感につながっています。ただし、ドイツのテストチームは「スポーツ走行の観点から見ると、シャープな峠道用マシンとしての機敏さがやや不足している」と指摘しています。


個人的には、ContiSportAttack 2の方が晴天時のワインディングでのスポーツ走行には適していると感じるライダーもいます。ContiSportAttack 4は、あらゆる性能がバランス良く向上した一方で、ピュアスポーツタイヤとしての尖った特性は丸められた印象です。


厳しいところですね。



もしあなたが峠道でのタイトコーナーを攻めるスタイルなら、ContiSportAttack 2(入手可能であれば)も検討する価値があります。逆に、高速ツーリング中に時々ワインディングを楽しむスタイルなら、ContiSportAttack 4の安定性が大きな安心材料になります。


ContiSportAttack 4 対応車種と価格帯

ContiSportAttack 4は、スーパースポーツからネイキッドスポーツまで幅広い車種に対応しています。具体的には、Aprilia RSV4 Factory、TUONO V4 1100 Factory、BMW K1200S、R1200Sなどのハイパフォーマンスモデルに適合します。代表的なサイズは、フロント120/70ZR17、リア190/55ZR17や180/55ZR17などです。


参考)https://www.webike.net/sd/24847395/


価格は販売店によって異なりますが、フロント120/70ZR17サイズで希望小売価格32,560円のところ、実売価格は26,297円~30,930円程度です。リア190/50ZR17サイズは、同様の価格帯で販売されています。前後セットで購入する場合、5万円台後半から6万円台が目安となります。


参考)コンチネンタル(CONTINENTAL) 180/55 ZR…


タイヤは、コンチネンタルの正規販売店から購入することで、3年間のフラットタイヤロードアシスタンスプログラムが無料で付帯します。パンク時の路上支援サービスが含まれるため、長距離ツーリングが多いライダーには大きなメリットです。


これは使えそうです。



購入時には、製造年をチェックすることをおすすめします。タイヤのサイドウォールに刻印されている4桁の数字(例:2523なら2023年の第25週製造)を確認し、できるだけ新しい製造年のものを選びましょう。2年以上前の製造品は、ゴムの経年劣化が始まっている可能性があります。


コンチネンタル公式サイトでは、ContiSportAttack 4の詳細な技術仕様と適合車種リストが確認できます。購入前にサイズと適合性を必ず確認してください。

ContiSportAttack 4 寿命と交換時期の判断基準

タイヤの寿命は、走行スタイルと車両の特性によって大きく変動します。穏やかなツーリング走行が中心なら5000km以上も可能ですが、ハイパワー車でのスポーツ走行では1800~2500kmで限界を迎えます。トルクの大きいマシンでは特に後輪の消耗が早く、最大でも3000km程度が一般的です。


前モデルのContiSportAttack 3と比較して、ContiSportAttack 4は走行寿命が5%向上しています。それでも、純粋なツーリングタイヤであるContiRoadAttack 4と比べると、寿命は短めです。これは、ソフトなパフォーマンス重視のコンパウンドを使用しているためです。


交換時期の判断基準は、トレッド深さが1.6mmに達した時点です。法定最低限界深さですが、スポーツタイヤの場合はグリップ性能が著しく低下するため、2mm程度で交換することが推奨されます。また、タイヤの製造から5年経過した場合は、走行距離に関わらず交換を検討すべきです。ゴムの経年劣化により、グリップ力とウェット性能が低下するためです。


タイヤの片減りやセンター部分の極端な摩耗が見られる場合、空気圧管理が不適切だった可能性があります。次回タイヤ交換時には、適正空気圧の維持とサスペンション設定の見直しを行いましょう。特に、リアサスペンションのプリロード設定が不適切だと、タイヤの異常摩耗が加速します。


BlackChiliコンパウンド技術の独自性

BlackChiliコンパウンドは、コンチネンタル独自の高性能ゴム配合技術です。この技術により、従来のスポーツタイヤと比較してグリップ力とトラクション性能が大幅に向上しています。BlackChiliという名称は、その黒い外観と、唐辛子のように「ホットな性能」を発揮することから名付けられました。


この先進的なコンパウンド技術は、カーボンブラックとシリカを特殊な配合比率で混合することで実現されています。結果として、ドライ路面でのグリップ力を維持しながら、ウェット路面でも高い性能を発揮します。さらに、タイヤの発熱特性が最適化されているため、数コーナーで作動温度に到達します。


一般的なスポーツタイヤのコンパウンドと比較すると、BlackChiliは低温域から高温域まで幅広い温度範囲で安定したグリップを提供します。これにより、朝の冷え込んだ気温から日中の高温まで、一日を通して性能が変動しにくいのが特徴です。


BlackChiliコンパウンドの恩恵を最大限に受けるには、タイヤ表面を清潔に保つことが重要です。油膜やほこりが付着すると、グリップ力が低下します。特にサーキット走行後は、タイヤクリーナーで表面の汚れを除去し、次回走行時の性能を維持しましょう。




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