

ME888は交換直後にグリップ不足で転倒リスクが高まります。
ME888 MARATHON ULTRAは、メッツラーが開発したクルーザーとツーリングバイク向けの長寿命タイヤです。前モデルのME880と比較して、接地面の形状を5%短く15%幅広く設計することで、トレッド面にかかるストレスを軽減しています。
この設計により、コンパウンドへの負担が減少し、優れた耐摩耗性を実現しているのです。タイヤのプロファイルはME880よりフラットになっており、タイヤ全体にかかるストレスが軽減されています。
参考)http://speedstar.jp/products/detail.php?product_id=671
ハーレーダビッドソンを中心としたV-Twinカスタムバイクのライダーやビルダーから絶大な信頼を得ているタイヤです。コンパウンドには耐摩耗性に優れたポリマーと新しいレジンを配合し、ウェット路面でのグリップを維持しながら長寿命を実現しています。
参考)ME888
トレッドパターンには「コンパウンドブリッジ」と呼ばれる構造を採用しているのが特徴です。グルーブとグルーブの間に配置されたこの構造により、トレッド面の変形を抑制し、摩耗時の性能劣化を防いでいます。
ME888のリアタイヤは、使用状況によって5,000~12,000マイル(約8,000~19,000km)以上の走行距離を実現します。フロントタイヤはリアの約2倍の寿命があり、8,000~10,000マイル(約12,800~16,000km)程度持つとされています。
参考)Reddit - The heart of the inte…
実際のユーザーレビューでは、リアタイヤで5,000~7,000マイル(約8,000~11,200km)、フロントで8,000~10,000マイル(約12,800~16,000km)という報告が多く見られます。この数値は東京-大阪間(約500km)を16~22往復できる距離に相当します。
ただし、走行スタイルによって寿命は大きく変わります。峠道でアグレッシブな走りを好むライダーの場合、7,000~10,000マイル(約11,200~16,000km)程度になることもあるのです。
タイヤの摩耗は「デュアルコンパウンド」構造により、センター部分が硬く、外側のエッジ部分が柔らかく設計されています。このため、峠道を多く走るライダーは外側が先に摩耗する傾向があります。
トレッドの深さが2mm未満になったら交換が推奨されており、これがタイヤ交換の目安です。
ME888はドライ路面で4.5点、ウェット路面で4.0点の評価を受けており、バランスの取れたグリップ性能を持っています。峠道のワインディングでは安定したグリップ力を発揮し、荒れた路面でもトラクションが抜けません。
参考)https://www.webike.net/brand/432/series/22394/
ウェット性能については、排水性の高さが特徴で、雨天時でも申し分ない性能を発揮します。ただし、一部のユーザーからは「ウェット路面での性能がトップクラスというわけではない」という意見もあります。
参考)Reddit - The heart of the inte…
ハンドリング特性は穏やかで、乗り手に操る手応えを明確に感じさせてくれます。クルーズテックと比較すると、ME888は「曲がりたがり」ではなく、数日以上のロングツーリングやクルーザー初心者にとって扱いやすい特性です。
参考)メッツラーのクルーザータイヤ2種を比較テスト 「クルーズテッ…
乗り心地については、コンパウンドの硬さにより、エイボンコブラなど柔らかめのタイヤと比較するとやや硬めという評価があります。
これはマイレージ重視の設計によるものです。
真っ暗な峠道やウェット路面では、ME888が乗り手の心に大きな余裕を生んでくれるという評価もあります。
つまり安心感が高いです。
ME888はハーレーダビッドソンを中心に、クルーザーやツアラー、そのカスタムバイクに最適化されています。サイズ展開は豊富で、フロント用からリア用まで幅広いラインナップがあります。
参考)ファットボブ114×メッツラーME888マラソンウルトラでS…
リアタイヤのサイズには、240/40R18、260/40R18、280/35VR18などがあり、ブレイクアウトなどのワイドタイヤ車両では260サイズへのアップも可能です。ハンドリング重視なら240の純正サイズ、ワイドなタイヤを強調するなら260サイズがおすすめとされています。
参考)HD FXBRS BREAKOUT METZELER ME8…
フロント用には、MH90-21、120/70ZR19、130/80B17、150/80R16などのサイズがあります。チューブレスタイプ(TL)とチューブタイプの両方が用意されており、車両に応じて選択できます。
参考)H-D '00 TC88 FLSTFbase 作業完了です。…
サイズ選択時には、必ず実際に装着されているタイヤのサイズ、スピードシンボル、荷重指数、タイヤ種類を確認する必要があります。同じ車種でもマイナーチェンジや特殊仕様車、カスタム状況によってサイズが異なる場合があるためです。
参考)https://item.rakuten.co.jp/webike-rb/23337782/
適合車種の例としては、ハーレーのソフテイル、ダイナファミリー、スポーツスター883などが挙げられます。
タイヤ交換の目安は、トレッドの溝の深さが2mm未満になった時点です。タイヤの溝には「スリップサイン」と呼ばれる交換時期を表す目安が組み込まれており、これを確認することで交換タイミングがわかります。
新品タイヤの慣らし運転は、最初の100~200kmの走行で特に注意が必要です。この期間中は急加速、急ブレーキ、ハードなコーナリングを避けなければなりません。表面の離型剤が残っている状態でグリップが不安定なためです。
慣らし運転を怠ると、転倒やスリップのリスクが高まります。新品タイヤは最適なパフォーマンスを得るために、この期間を守ることが欠かせません。
タイヤ空気圧の管理も重要で、週1回はタイヤ冷間時に空気圧を確認する必要があります。タイヤ空気圧が高すぎると、タイヤと路面の接地面積が減って乗り心地が悪化するのです。
ME888の場合、空気圧を2.6kg/cm²に設定すると、乗り心地の硬さが気にならないレベルになるという報告があります。適切な空気圧は、安全なハンドリングに欠かせません。
タイヤ交換後は専門家による点検が推奨されており、リムとタイヤの状態を確認してもらうと安心です。
メッツラー公式サイトのタイヤメンテナンスガイドでは、タイヤ空気圧や安全、メンテナンスに関する詳細情報が掲載されています。