

実は、オフロード走行をほとんどしない人でもSCORPION TRAIL2を選ぶべき理由があります。
SCORPION TRAIL2は、ピレリのスポーツツーリングタイヤ「ANGEL GT」のプロファイルをベースに設計された新世代エンデューロストリートタイヤです。リアタイヤのショルダー部分にはシリカ100%配合コンパウンドを採用し、センター部分にはシリカ70%配合コンパウンドを使用しています。
この二重構造により、ドライ路面とウェット路面の両方でグリップ力が大幅に向上しました。シリカ配合の新コンパウンドは、低温時でも適切な柔軟性を保ちながら、高温時には過度な変形を防ぐ特性を持っています。これにより、季節や気温の変化に左右されにくい安定した性能を発揮します。
タイヤ形状の再設計により、前モデルのSCORPION TRAILと比較して平均60%もマイレージ(走行距離)が向上しています。つまり前モデルで6,000km走行できたなら、SCORPION TRAIL2では約9,600km走行できる計算ですね。
参考)https://www.monotaro.com/g/01495443/
ドイツの権威ある二輪専門誌「Motorrad」による比較テストでは、SCORPION TRAIL2がエンデューロストリートタイヤ部門で最優秀タイヤに選ばれました。テストは新品状態での日常走行、ウェット路面での性能、4,000km走行後の性能評価、トレッドの摩耗状態という4つの項目で実施されています。
参考)PIRELLI 170/60R17M/C 72V SCORP…
SCORPION TRAIL2は、このうち3項目で第1位を獲得しました。特にウェット路面でのテストでは圧倒的な評価を得ており、雨天時の制動距離が短く、コーナリング時のグリップ感も優れていると評価されています。これは前述のシリカ配合コンパウンドが水膜を効率的に排除し、路面との接地面積を最大化するためです。
実際のユーザーレビューでも「ウェット性能に優れ、快適な高速走行が楽しめる」という評価が多く見られます。雨の日でも安心感を持って走れることが、このタイヤの大きなメリットですね。
SCORPION TRAIL2の大きな特徴は、軽快なハンドリング性能です。前モデルは「揺るがない安定感」が特徴でしたが、SCORPION TRAIL2は逆に「軽くてひらひらと向きを変えられる」という評価を受けています。
参考)ピレリスコーピオントレイルⅡをVストロームに装着 『全方位で…
これはスズキV-Strom650での実走レビューですが、片手を放しても振動が少なく安定して走れるという報告があります。高速道路での直進安定性も高く、長距離クルージングでも疲労を感じにくい設計です。一般道のワインディングでは、軽快なハンドリングに加えて深いバンク角でもしっかりとしたグリップ感があります。
参考)PIRELLI スコーピオントレイル2 (再レビュー)のパー…
タイヤ交換後は、アドベンチャー系のバイクに「オフ車的な懐の深さ」をプラスしてくれる感覚があると評価されています。
つまり安心できるということですね。
舗装林道や落ち葉が積もった路面でも、オフロードタイヤのような許容度を感じられるのがこのタイヤの魅力です。
SCORPION TRAIL2は、最新世代のアドベンチャーツーリングとエンデューロストリートモーターサイクル向けに設計されています。具体的な適合車種としては、Ducati Multistrada、Aprilia Caponord、BMW R1200GS、Triumph Tiger、KTM 1190 Adventure、Honda Crosstourer、Yamaha XT1200Z Super Tenere、Kawasaki Versys、Suzuki V-Stromなどが挙げられます。
参考)PIRELLI(ピレリ) 2802800 SCORPION …
これらの車種は、基本的にオンロードでの使用を前提としながらも、必要に応じてダート路面や軽いオフロードも走破できる性能を持つバイクです。前後17インチホイールを装着した車種に適合するサイズが多く展開されています。
参考)スコーピオントレイル2で辿る湯野浜線 - くうのバイクライフ
ただし、車種名や排気量、年式が同じでも、マイナーチェンジや特殊仕様車によってサイズが異なる場合があります。必ず実際に装着されているタイヤのサイズを確認してから購入することが重要です。サイズ確認はタイヤの側面に記載されていますので、購入前に必ずチェックしましょう。
参考)https://www.webike.net/sd/22636384/
SCORPION TRAIL2のフロントタイヤ(120/70ZR17サイズ)の実売価格は約15,000円程度です。これに工賃を含めた総額は、前後セットで交換する場合、タイヤ代と作業費を合わせて4万円台後半から5万円前後が相場となっています。
参考)https://kakaku.com/item/S0000925502/
一般的なバイクタイヤの寿命は、フロントタイヤで9,000〜10,000km、リアタイヤで6,500km前後が平均的です。SCORPION TRAIL2の場合、前モデル比60%のロングライフ化を実現しているため、フロントタイヤで約16,000km、リアタイヤで約10,400km程度の走行が期待できます。
参考)Das Leben ist eine Reise : 네이버…
1kmあたりのコストで計算すると、リアタイヤの場合は約4.4円/kmとなります(45,000円÷10,400km)。これは東京から大阪まで往復(約1,000km)して4,400円のタイヤコストということですね。長距離ツーリングが多いライダーにとっては、初期投資は高めでも結果的にコストパフォーマンスが良い選択です。
また、4,000km走行後も性能が維持されるため、タイヤ交換のタイミングを気にせずツーリング計画を立てられるメリットがあります。交換頻度が減ることで、工賃の節約にもつながりますね。
モノタロウでSCORPION TRAIL IIの詳細仕様と在庫を確認する
こちらのリンクでは、SCORPION TRAIL2の各サイズの詳細仕様、適合車種、在庫状況を確認できます。