バックステップ バイクにおすすめのメーカーと選び方完全ガイド

バックステップ バイクにおすすめのメーカーと選び方完全ガイド

バックステップをバイクにおすすめする理由と選び方のすべて

バックステップを正しく選ばないと、3〜8万円かけて「前より乗りにくくなった」と後悔するライダーが続出しています。


この記事でわかること
🔧
バックステップとは何か・何が変わるか

純正ステップとの違い、ポジションへの影響、コーナリング・疲労軽減など走りへの効果を具体的に解説。

🏍️
おすすめメーカー5選と価格帯

BABYFACE・OVER・STRIKER・AGRAS・YOSHIMURAをコスト・機能・用途別に徹底比較。あなたの用途に合う1本が見つかります。

⚠️
失敗しない選び方・車検・取り付け費用

車検に通らないケース、工賃の目安(8,000〜1万円)、DIY取り付け時の注意点まで網羅的に説明します。


バックステップがバイクのポジションと走りにもたらす変化



バックステップとは、バイクの純正ステップ位置を後方かつ上方に移動させるカスタムパーツです。もともとはサーキットなどのレーシングマシン向けに開発されたパーツですが、現在は公道用の市販車でも幅広く使われています。


取り付けると何が変わるのか。それは、ライダーのポジション、つまり体の重心と姿勢が根本から変わります。ステップが後ろに引かれて上に上がることで、自然と前傾姿勢が深くなり、スポーツライディングに適したフォームへと移行します。これにより、コーナリング時の荷重移動がしやすくなり、バイクを思い通りに傾けられる感覚がグッと増します。


バンク角の面でも効果は大きいです。ステップ位置が路面から離れるため、コーナーでバイクをより深く寝かせることができ、峠道やサーキットでペースを上げやすくなります。筑波サーキット本コースの第1コーナーのような深いRのコーナーでは、純正ステップのままブレーキペダルが路面にヒットするケースも報告されており、そうした実戦的な問題を解消するためにバックステップを選ぶライダーも少なくありません。


ポジション改善だけがメリットではありません。社外品のバックステップの多くはステップバーに「切削ローレット加工」が施されており、ブーツのソールにしっかりと食いつきます。雨の日でも踏ん張りが効くため、ニーグリップもしやすくなります。また、削り出し製法により素材本来の強度を活かした構造になっており、転倒時にバイク本体へのダメージを軽減する効果も期待できます。


つまりバックステップは、「見た目」だけでなく「機能」にも直結するパーツです。




























メリット 具体的な効果
ポジション調整 体格・スタイルに合わせて前後・上下を変更できる
バンク角確保 コーナリング時にステップが路面に干渉しにくくなる
滑り止め強化 ローレット加工でブーツとの密着度が向上
強度アップ 削り出し製法で転倒時のパーツ破損リスクを軽減
ドレスアップ効果 削り出し特有の高級感・カスタム感が出る


バックステップのデメリットと「失敗するパターン」を知る

メリットばかりに目が向きがちですが、デメリットを理解しておかないと出費が大きくなります。


まず最も多い失敗が、「ポジションが合わなかった」というケースです。バックステップを付けると前傾姿勢が深くなるため、ツーリングや街乗りがメインのライダーにとっては腰・手首・膝への負担が増える場合があります。特にアップハンドルを装着しているバイクにそのままバックステップを付けると、上半身と下半身のポジションが合わず、かえって乗りにくくなります。ハンドル・シート・ステップの位置はセットで考えることが原則です。


次に見落としやすいのが「車検」の問題です。バックステップは基本的に車検対応のものが多いですが、以下の点には注意が必要です。



  • レース専用品(公道非対応)は、リアブレーキスイッチが付かない構造のものがあり、ブレーキランプが点灯しないケースがある

  • バックステップのシフトチェンジパターン(「1N23456」など)の記載がないと車検で不合格になることがある

  • 突起部の先端が鋭利すぎる形状は車検に通らない場合がある


特に「シフトパターンの記載がない」は盲点になりやすく、バックステップ交換後にユーザー車検で指摘されるケースが報告されています。バックステップを取り付けた際は、シフトパターンをシール等で明示することを忘れないようにしましょう。


コスト面のデメリットも無視できません。社外品のバックステップは削り出し製法が主流のため、国産ブランドで3〜8万円程度が相場です。さらにバイクショップに取り付けを依頼すると、工賃が8,000〜1万円程度かかります。自分でDIYすれば工賃は節約できますが、ブレーキスイッチの調整など専門知識が必要な作業も含まれるため、初めての方は動画や整備書を必ず参照することをおすすめします。


「高額なのに合わなかった」という事態を防ぐには、自分の走り方と用途を事前に明確にすることが条件です。


バックステップのおすすめメーカー5選を用途別に比較する

国産ブランドを中心に、ライダーから信頼を集める代表的なメーカーを5つ紹介します。価格帯と特徴を踏まえて選んでください。


これは使えそうです。








































メーカー 価格帯(税抜) 特徴 おすすめ用途
BABYFACE(ベビーフェイス) 2.5万〜11万円 マルチポジション・ダブルベアリング・大阪ゴールド スポーツ走行・峠・カスタム感重視
OVER(オーヴァー 2.8万〜10万円 4ポジション・広い車種ラインナップ・高剛性 サーキット・ストリート両用
STRIKER(ストライカー) 4.5万〜6.5万円 ジュラルミン素材・STC設計で疲れにくい ツーリング・街乗り・峠
AGRAS(アグラス) 3.7万〜12.9万円 厚みのある設計・高強度・ナイフエッジペダル サーキット・激しいステップ荷重
YOSHIMURA(ヨシムラ 6.3万〜6.9万円 X-TREADシリーズ・航空宇宙グレードアルミ・スレートグレー スズキ車・プレミアム志向


BABYFACE(ベビーフェイス)は、Webikeのバックステップブランドランキングで461件のインプレを集めて1位を誇る、最も支持されているメーカーです。兵庫県に本拠を置き、アルミニウム合金・ステンレス合金からの削り出しで製品を製作しています。可動部にはベアリングをダブルで採用しており、シフトペダルの操作感は「スコスコ入る」と評するライダーが多数います。カラーバリエーションは「ゴールド(大阪ゴールド)」「シルバー」「ブラック」の3種類で、カスタム感と機能性を両立したい方に特におすすめです。


OVER(オーヴァー)は三重県鈴鹿市に拠点を持ち、もともとレーシングマシンの開発からスタートしたブランドです。Webikeランキングで238件のインプレを集め評価4.5の高評価を誇り、幅広い車種ラインナップと4ポジションの調整幅が魅力です。「楽しく、カッコよく、そして安全に」をモットーに、公道からサーキットまで対応した設計が特徴です。


STRIKER(ストライカー)は、スポーツとツーリングを両立する「STC(Sports Touring Concept)」という独自コンセプトを持つブランドです。ステップバーが足の接地面を「点」ではなく「面」で捉える設計になっており、長時間のツーリングでも足が疲れにくいのが特徴です。材質はジュラルミン製で軽量・高強度を実現しており、街乗りメインのライダーにもなじみやすいポジション設計になっています。


AGRAS(アグラス)は、他メーカーと比べてパーツの厚みがある設計が特徴で、その分剛性・強度が高くなっています。ガシガシとステップ荷重をかけるアグレッシブな走りに適しており、国内レースでも多くのライダーから支持を受けています。


YOSHIMURA(ヨシムラ)のX-TREADシリーズは、航空宇宙グレードのアルミ合金を採用し、GSX-R1000ヨシムラレーサーからフィードバックされたヒールガード形状が特徴です。シリアルナンバー刻印入りのプレミアムな仕上がりで、スズキ乗りに特におすすめのブランドです。


バックステップ選びの基本は「用途に合ったメーカーを選ぶ」ことが大前提です。


バックステップに関するメーカー情報や詳細なインプレッションはWebikeで確認できます。


バックステップでどんな違いが出るの?メーカーごとの「ここが違う!」|Webike News


バックステップの取り付け方・工賃・車検対応の注意点

取り付けに関して、ショップ依頼とDIYの2つの選択肢があります。


バイクショップに依頼する場合の工賃は、一般的に8,000〜1万円程度が目安です。ただし、バイクの車種によってはマフラースイングアームとの干渉が発生したり、ブレーキホース・オイルホースの交換が必要になったりすることもあり、その場合は別途費用がかかります。


DIYで取り付ける場合は、以下の手順が基本的な流れになります。



  • 【シフトペダル側】シフトロッドを外し、チェンジペダルとヒールガードを取り外した後、バックステップを固定してシフトロッドを取り付ける

  • 【ブレーキペダル側】マフラーステーリアブレーキマスター、ブレーキスイッチ、ヒールガードを外してから、バックステップにブレーキセンサーとブレーキマスターを取り付けた上でバイク本体に装着する

  • 取り付け後はブレーキランプの点灯確認、シフトパターンの記載確認を必ず行う


ブレーキ側は特に部品点数が多く、ブレーキスイッチの調整に手間取るライダーが多いです。作業難易度はやや高めと考えておいたほうがよく、工具類とケミカル類を事前に揃えてから作業に臨むことをおすすめします。YouTubeには車種別の取り付け動画も多数公開されているので、事前に確認しておくと安心です。


車検対応については、以下の点を確認してください。



  • 「その車種用として製造された製品」で「正しく取り付けられている」ことが基本条件

  • シフトパターン(1N23456など)の記載が必須(ガムテープ等への手書きでも可)

  • レース専用品はブレーキスイッチが非対応のケースがあるため公道使用不可

  • 担当検査官によって判断が異なる場合があるため、購入前にメーカーに確認するのが確実


グーバイクバイク車検に関するガイドにも、バックステップのシフトパターン記載について詳しく解説されています。


バックステップの取り付け方法は?メリットや費用を解説|グーバイク


バックステップを選ぶ前に知っておくべきポジション調整の考え方

多くのライダーが見落としているポイントがあります。それは、バックステップ単体で「完璧なポジション」を出すことは難しいという事実です。


バイクの乗車ポジションは、ハンドル・シート・ステップの3点のバランスで決まります。ステップだけを後ろに動かしても、ハンドルとシートが純正のままだと上半身と下半身がちぐはぐになり、疲れやすくなることがあります。


特にアップハンドルで街乗りがメインのバイクでは、バックステップを取り付けると膝の曲がり角度が急になりすぎて窮屈に感じるケースがあります。Motor-Fan.jpのレポートでは、身長165cmのライダーがストライカーの「10mmバック/10mmアップ」という最小限の変更を選んだことで、公道・サーキット双方の問題を解消できたという実例が紹介されています。「大きく変えるほど効果がある」という思い込みは禁物です。


調整幅は大きいより「自分に合う位置が選べること」のほうが重要です。


バックステップには大きく分けて2種類の調整方式があります。



  • 「ステップ位置そのものを変えるタイプ」:プレートに複数の取り付け穴があり、ボルト1本で位置を変更できる。簡単に再調整できるのが特徴。

  • 「ステッププレートごと動かすタイプ」:プレート全体の角度・位置を変えることで調整する。調整の自由度が高いが、手間がかかる。


初めてバックステップを導入するなら、調整幅が広く微調整しやすいモデルを選ぶことが大切です。まずは「20mmバック/20mmアップ」程度の控えめな変更から試してみて、乗り心地を確認しながら段階的に調整していく方法が失敗しにくいです。


ポジション調整の参考として、Motor-Fanのバックステップ詳細レポートも有益です。





FIRECARP バイク用バックステップ バックステップキット 調整可能 フットペダル CNC 6061-T6アルミニウム YZF-R25 YZF-R3 MT-25MT-03 2014-2024年モデル対応 (ブラック) [並行輸入品]