

モトクロスタイヤで舗装路を走ると違反点数はつきません。
モトクロスタイヤは競技専用に設計されたオフロードタイヤです。人工的に造成されたモトクロスコースでの走行を前提としており、深い溝と高いブロックパターンが特徴となっています。
通常のオフロードタイヤとの違いは、グリップ力の強さです。路面への密着性を高めるため、柔らかいゴム素材を使用しています。このため凹凸の少ない整備されたコースで優れた性能を発揮します。
参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/custom/71/
ただし、この強いグリップ力は舗装路では摩耗が激しくなる原因になります。競技用として特化した設計ゆえ、用途を選ぶタイヤということですね。
路面状況によってタイヤを使い分けることが性能を引き出す鍵です。マッド路面には前輪にMICHELIN StarCross 6 Medium Soft、後輪にMICHELIN StarCross 6 Mudの組み合わせが推奨されています。効果的なコンビネーションによりぬかるみでも高いグリップとハンドリング性能を発揮します。
ソフトからインターミディエイト路面では、MICHELIN StarCross 6 Medium SoftまたはMedium Hardが適しています。草地や耕作地のような指が入る柔らかい地面で優れたグリップを発揮します。ハード路面にはMICHELIN StarCross 6 Hardを選択してください。
排気量125cc未満のバイクには、将来有望なライダー向けに設計されたMICHELIN StarCross 5がおすすめです。路面状況に応じてSoftとMediumから選べます。最小排気量の65cc未満には汎用性に優れるMICHELIN StarCross 5 Miniが最適です。
モトクロスタイヤ最大のメリットは路面への強力なグリップ力です。柔らかいゴム素材が路面に密着し、オフロードでの走破性を高めます。凹凸の少ない整備されたコースでは特に性能を発揮します。
トレッドブロックの耐久性も向上しています。MICHELIN StarCross 6シリーズは、使用中にブロックがちぎれにくい設計になっています。これで長時間の走行でも安定したグリップが持続します。
路面状況に合わせた豊富なラインナップも魅力です。マッド・ソフト・ハード路面それぞれに最適化されたモデルから選択できます。これは走行環境に応じた細かい調整を可能にします。
排気量ごとに専用設計されたモデルがあることも利点です。125cc未満や65cc未満といった小排気量バイクにも適切なサイズと性能のタイヤが用意されています。
モトクロスタイヤで公道を走行しても道路交通法違反にはなりません。
整備不良には該当しないということです。
参考)https://ameblo.jp/wrserow/entry-12179964668.html
ただし「公道走行不可」「NOT FOR HIGHWAY USE」と刻印されているタイヤは、公道での使用に対してメーカー保証が効きません。これはレース専用として開発されたタイヤで、公道走行のテストを一切行っていないためです。公道で不具合が起きてもメーカーは責任を負えないという意味になります。
舗装路での摩耗が非常に早いことも覚えておくべきです。グリップ力が強いため路面との摩擦が多く、通常のオフロードタイヤと比べて消耗が激しくなります。
経済的な負担が大きくなる可能性があります。
保険適用の問題も確認が必要です。競技用タイヤでの事故時、保険会社によっては補償対象外となるケースも考えられます。公道走行する場合は自己責任で慎重に判断しましょう。
タイヤサイズは「90/90-21」のような数字で表記されます。最初の数字がタイヤ幅、次がタイヤ高さの幅に対する比率、最後がリム径です。お使いのバイクに合ったサイズを必ず確認してください。
一般的なモトクロスバイクのフロントサイズは80/100-21または90/90-21です。リアは100/90-19、110/90-19、100/100-18、110/100-18などが標準的なサイズとなっています。18インチリムには120/80-18や130/80-18も使用されます。
まずはバイクの取扱説明書で推奨サイズを確認するのが基本です。次に走行する路面状況に応じてタイヤのコンパウンドを選びます。ソフト路面が多いならSoft、ハード路面ならHardといった具合に選択します。
サイズ間違いは走行性能だけでなく安全性にも影響します。リム径が合わないタイヤは装着できませんし、幅が不適切だとハンドリングが悪化する危険があります。
必ず適合サイズを装着してください。
トレールタイヤの純正装着パターンは3000~5000km程度で限界を迎えます。オンロード寄りのパターンを持ったタイヤでも10,000km前後が目安です。モトクロスタイヤはさらに短くなる傾向があります。
一般的なバイクタイヤの交換目安は10,000km~20,000kmとされていますが、これはオンロードタイヤの話です。オフロードタイヤ、特にモトクロスタイヤはゴム素材が柔らかいため路面との摩擦が多く、消耗が早くなります。
走り方によっても寿命は大きく変わります。サーキット走行やハードな使い方をするとタイヤの寿命が短くなりやすい傾向があります。逆に慎重な走行を心がければ寿命を延ばせる可能性があります。
溝の深さで言うと、1mmのタイヤを消費するのに約5,000km走れると言われています。
これは標準的な走行での目安です。
バイクのタイヤの寿命は製造から3~5年が目安です。走行距離に関わらず、ゴムが硬化しグリップ力が低下します。ひび割れや硬化がないか定期的に確認しましょう。
紫外線や高温のアスファルトの影響を受けると、走っていなくてもゴムの劣化が進みます。特に日が当たりやすい場所での保管は劣化を早めます。屋根付きガレージや直射日光を避けた場所での保管が理想的です。
空気圧が低下した状態で放置するのも劣化の原因になります。あまり乗らない車両でも定期的に空気圧をチェックする必要があります。最低でも月に1回は空気圧の調整を行うことが重要です。
ゴムの硬化が進むと、走りが硬くなりグリップもなくなってきます。タイヤ表面のひび割れが目立ってきたら、走行距離に関わらず交換を検討するタイミングということですね。
参考)クロスバイクタイヤの寿命ってどのくらいなのでしょうか? | …
タイヤの残り溝が1.6mm以下になると公道走行ができません。この状態で走行すると整備不良(制動装置等)の違反となり、違反点数2点、反則金9000円(普通車)が科せられます。
参考)タイヤの溝がない状態で走ると整備不良で違反点数2点反則金90…
スリップサインで簡単に確認できます。タイヤの溝の底に設けられた突起部分が摩耗面と同じ高さになると交換時期です。この突起が見えたら即座にタイヤ交換が必要になります。
参考)タイヤのスリップサインとは?安全に限界まで走行する方法を解説…
溝が浅いタイヤはスリップしやすくなります。雨天時の制動距離が伸びたり、ハイドロプレーニング現象が起きやすくなったりと非常に危険です。
安全のため早めの交換を心がけてください。
タイヤは残り溝が50%を切ると性能の低下が目立ちます。スリップサインが出る前でもグリップ力の低下を感じたら交換を検討しましょう。
タイヤ表面のひび割れは劣化の明確なサインです。紫外線による表面のひび割れやゴムの硬化が進んでいる状態は寿命を示しています。ひび割れが深くなる前に交換することが大切です。
トレッドブロックのちぎれも確認ポイントです。多くのモトクロス用タイヤは使用を続けるうちにトレッドブロックがちぎれていきます。ブロックの欠損が目立ってきたら性能が低下している証拠です。
ゴムの硬化は指で押して確認できます。新品時と比べて明らかに硬くなっていたら劣化が進んでいます。硬化したタイヤはグリップ力が大幅に低下します。
パンク修理後のタイヤも交換を検討すべきです。修理箇所から空気漏れが再発するリスクがあります。安全性を優先するなら修理より交換が確実ということですね。
タイヤローテーションは5,000km~10,000km毎に実施するのがおすすめです。バイクの取扱説明書に記載されている推奨パターンに従ってください。
これで前後の摩耗を均等にできます。
空気圧の適切な管理が寿命を延ばす最も重要なポイントです。ミシュランでは2週間おきにタイヤ空気圧の点検を推奨しています。空気圧は冷間時(走行後は少なくとも2時間後)に点検してください。
保管環境も寿命に大きく影響します。直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所での保管が理想的です。紫外線や高温はゴムの劣化を早める最大の要因になります。
走行後の洗浄もメンテナンスの一部です。泥や砂がブロックに詰まったまま放置すると摩耗パターンが不均一になります。オフロード走行後は特に丁寧に洗浄しましょう。
参考)https://lc-trading.co.jp/blog/blog-244/
バイクのタイヤ空気圧はメーカーが定めている「指定空気圧」を参考にすることが重要です。一般的には150~300kPa(キロパスカル)の範囲で空気圧が定められていることが多いですが、車種ごとに最適な空気圧が設定されています。
指定空気圧はフレームやチェーンカバーに規定値が記載されたステッカーで確認できます。バイクのマニュアルにも空気圧の規定値が記載されているので必ず確認してください。車種によって異なる数値を守ることが安全につながります。
空気圧に過不足があるとタイヤの損傷や重大な事故につながる恐れがあります。どのような場合でも車両メーカーやコンストラクターの指定空気圧を順守してください。
これは性能だけでなく命を守るルールです。
走行状況によって微調整が必要なケースもあります。ただし基本は指定空気圧を守ることが大前提です。
2週間おきのタイヤ空気圧点検が推奨されています。パンクしていなくても自然に減少していくため定期的なチェックが必要です。最低でも月に1回は空気圧の調整を行うことが重要です。
空気圧は冷間時に点検してください。具体的には走行後は少なくとも2時間後、走り出した場合は低速で距離3km以内の状態です。タイヤが温まった状態では空気圧調整は行わないでください。
走行直後のタイヤは熱膨張で高圧な状態になっています。この状態で測定すると正確な数値が得られません。必ずタイヤが冷えているときに調整しましょう。
季節の変わり目も要チェックのタイミングです。夏から秋や冬にかけて気温が下がったタイミングで調整を行うのがおすすめです。空気の体積は温度によって増減するため環境変化に合わせた管理が必要ということですね。
エアゲージはタイヤの空気注入口に金口を押し当てて空気圧を確認できるツールです。バイクの車種ごとに空気圧が定められているので指定空気圧に合っているかどうか確認します。
まず指定空気圧の規定値を把握することから始めてください。フレームやチェーンカバーに記載されたステッカー、またはバイクのマニュアルで確認できます。
この数値をメモしておくと便利です。
測定時は空気注入口のバルブキャップを外し、エアゲージの金口をしっかり押し当てます。数値が安定するまで数秒待ち、表示された空気圧を読み取ってください。
規定値と比較して過不足を判断します。
空気圧を点検した後はバルブやバルブステムの状態も確認し、必ずバルブキャップを取り付けてください。バルブキャップは異物混入を防ぐ重要な部品です。
空気入れはガソリンスタンドや専用ツールで行えます。10秒以上空気を入れ続けても指定空気圧に達しないと感じたら、空気圧の単位を読み間違えている可能性があります。kPa(キロパスカル)とbar、psiなど単位が複数あるので注意してください。
入れすぎも危険です。指定空気圧を大幅に超えるとタイヤが破裂する恐れがあります。少しずつ入れて頻繁に数値を確認しながら調整しましょう。規定値に達したら即座に作業を止めることが大切です。
空気中の水分に注目するなら窒素ガスの利用も有効です。成分中にほとんど水分を含まない窒素ガスは温度変化による空気圧の変動が少なくなります。
専門店で充填してもらえます。
ミシュランが推奨するタイヤウォーマーの温度設定は90℃です。サーキット走行でタイヤウォーマーを使用する場合は空気圧を冷間時(取り付ける直前)に調整してください。
空気圧不足は接地面が増えて摩耗が不均一になります。タイヤの両端が異常に減る「両肩減り」が発生し、寿命が短くなる原因です。
燃費の悪化にもつながります。
操縦性も大幅に低下します。ハンドリングが重くなり、コーナリング時の反応が鈍くなります。最悪の場合、タイヤがリムから外れる危険性もあります。これは重大な事故につながる可能性があります。
空気圧過多は接地面が中央部分だけになり「センター減り」を引き起こします。グリップ力が低下し、特に濡れた路面で滑りやすくなります。
乗り心地も硬く不快になります。
タイヤの損傷リスクも高まります。石や段差を乗り越えた際の衝撃吸収性が低下し、タイヤやホイールにダメージを与えやすくなります。適正空気圧を守ることが全ての問題を防ぐ基本ということですね。

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