

バーエンドミラーに交換すると、後方視界が大幅に失われて白いバイクが張り付いても気づけなくなります。
vitpilen401のマフラーカスタムは、最も人気が高い一方で「落とし穴」も多いジャンルです。まず知っておきたいのは、vitpilen401に汎用サイレンサーを装着しようとしても、純正のノーマルマフラーは中間パイプとサイレンサーが溶接されているため、サイレンサーだけを交換することができないという点です。
スリップオンを選ぶ際は必ず「中間パイプ付き」かどうかを確認する必要があります。これが基本です。
さらに重要なのが年式による差異です。2018〜2019年式と2020年式以降では、触媒とサイレンサーをつなぐ中間パイプの接続形状が異なります。2018〜2019年式はテーパー形状、2020年式以降はフラット形状に変更されており、旧型用の社外品をそのまま流用しようとすると適合しないケースがあります。年式の確認は、パーツ選びで最初にすべき作業です。
費用の目安としては、OUTEXなどの国産メーカーの中間パイプが27,500円前後、AliExpress等の格安品では3,000円前後から選べます。サイレンサーは激安汎用品で3,000〜5,000円、アクラポビッチ純正オプション品になると約70,000円という開きがあります。ただし純正オプションのアクラポビッチは車検対応のメリットがある反面、バッフルが取り外せない仕様で音量は純正とほぼ変わらないとも言われています。
| パーツ | 価格帯の目安 | 車検対応 |
|---|---|---|
| 純正オプション アクラポビッチ | 約70,000円 | ✅ 対応 |
| OUTEX 国産中間パイプ | 27,500円〜 | 要確認 |
| 格安中華製 中間パイプ | 3,000〜5,000円 | ❌ 非対応 |
| 汎用サイレンサー(中華系) | 3,000〜10,000円 | ❌ 非対応 |
社外マフラーを公道で使い続けるなら、2010年4月以降に製造されたバイクには「性能等確認済表示」がある認証マフラーでないと車検を通せない規制があります。格安品を楽しみたい場合は、サーキット走行専用として割り切るか、車検時に純正に戻す前提で検討しましょう。保安基準適合品かどうかの確認は必須です。
参考:vitpilen401マフラー交換の先駆けとなったオーナーブログ。年式ごとの形状差異や中間パイプ選びの詳細が記載されています。
VITPILEN 401 2020年式 マフラー交換した話 | Fuya Photo
vitpilen401はホワイトカラーが標準外装ですが、「もっとダークな雰囲気にしたい」というオーナーに注目されているのが、兄弟車であるSvartpilen 401の外装パーツへの入れ替えです。実はVitpilenとSvartpilenの外装パーツには互換性があり、相互に取り付けが可能です。これは意外と知られていない事実です。
外装は左右サイドカバーとトップカバーの3ピース構成になっており、Svartpilen 401の外装一式を純正で揃えると合計69,528円(税込)程度が相場です。一方で、知り合いのSvartpilen乗りと外装を交換し合うなど、費用ゼロで実現させたオーナーの事例も報告されています。
塗装で色を変える方法との大きな違いは「元に戻せるかどうか」です。塗装はやり直しが効かず、費用も数万円以上かかる場合があります。外装の物理的な入れ替えならパーツを保管しておけばいつでも純正に戻せるため、リセールバリューへの影響を気にするオーナーにも向いています。
また、2ピースのカラーを組み合わせるツートンカラーカスタムも可能です。例えばトップカバーだけVitpilen純正のホワイト、サイドはSvartpilenのブラックにするといった組み合わせで独自の外観を作るオーナーも存在します。外装交換はカスタムの難易度も低く、工具さえあれば30分以内で作業が完了します。
純正以外の選択肢として、社外メーカーのフェンダーエリミネーターやラジエーターガードを追加するだけでも、見た目の引き締まり感が変わります。ラジエーターガードはAliExpressで2,000円前後から手に入り、「Vitpilen 401」のロゴ入り品も販売されています。ただしラジエーターサイドカバーと干渉するケースがあるため、取り付け前に干渉チェックを行いましょう。
参考:Vitpilen 401をSvartpilen外装でブラック化したディーラー施工事例の詳細。費用の内訳も確認できます。
vitpilen401のノーマルハンドルについては、特に旧型(〜2023年モデル)においてセパレートハンドルによる強めの前傾姿勢が特徴的でした。この姿勢がポジション的にキツいと感じるオーナーは一定数おり、バーハンドルへの変更が定番カスタムとして長年親しまれてきました。実際、2024年モデルでは開発側もこれを受け入れ、セパレートハンドルからバーハンドルへと正式に変更されています。
旧型モデルのハンドルカスタムとして人気なのが、ABMジャパン製の社外ハンドルバーへの交換です。これによりVitpilen 401とSvartpilen 401の中間くらいのハンドル位置に調整でき、スポーティなビジュアルを保ちながらも体への負担を軽減できます。
また、フロントフォークの突き出し調整も費用対効果の高いカスタムとして知られています。工賃のみの費用で約3,000円、10mm突き出すことで操舵性が劇的に向上したという報告があります。ハンドルの高さが10mm下がるため前傾姿勢が若干きつくなるトレードオフはありますが、街乗りでのクイックなコーナリングを重視するなら検討する価値があります。
あまり語られない視点として注目したいのが「ハンドル交換に伴うスイッチボックスの見直し」です。ハンドルの太さが変わるとクランプ位置がずれ、スイッチボックスの位置も最適化しないとスイッチが手の届かない場所に行ってしまうことがあります。ハンドル交換の際はスイッチボックスの位置と操作性も必ずセットで確認しましょう。
2024年モデルからはさらに、シート高が835mmから820mmに15mm低下しています。足つき性が改善されており、旧型で「足が届かない」という理由でローダウンを検討していたオーナーには朗報です。旧型のローダウン対策として定番だったショートサイドスタンドも、純正品がディーラーで8,411円程度から手に入ります。サイドスタンドが長すぎると、坂道や強風時に転倒リスクが高まるため、駐車環境が悪いオーナーは導入を検討しましょう。
vitpilen401のカスタムにおいて、他の輸入バイクにはない大きなアドバンテージがあります。それがKTM 390デュークおよびRC390との共通プラットフォームです。vitpilen401とsvartpilen401は外装こそ異なりますが、フレームや足回りなどの基本構造はKTMのDUKEシリーズと同一です。これが意味することは、KTM 390デューク用として販売されている社外パーツの多くがvitpilen401に流用できるということです。
つまりパーツが豊富ということです。
具体的には、KTM 390デューク用のスリップオンサイレンサーをvitpilen401に装着した事例が複数報告されています。ただし注意が必要な点は年式の差異で、2020年モデル以降はエキパイと触媒の接続形状がフラット化されており、2018〜2019年式のKTM用パーツをそのまま流用できないケースがあります。年式と接続径の確認は必須です。
また、KTM・ハスクバーナの純正オプション品に加えて、欧州メーカーのカスタムパーツも選択肢として豊富に存在します。たとえばLEOVINCEやARROW(イタリア)製のスリップオンは、vitpilen401に適合するECE認証マフラーとして車検対応品が販売されています。LEOVINCE LV-10は公道走行可能・車検受験可能なWMTC/COCペーパー付きとして国内販売店から入手できます。
社外パーツのコミュニティとしては、みんカラやX(旧Twitter)にvitpilen401オーナーのコミュニティが形成されており、互換情報をリアルタイムで収集できます。購入前に「自分の年式で実際に取り付けた」という報告例を探してから発注する習慣をつけると、無駄な出費を防げます。
参考:KTM 390デューク用スリップオンをvitpilen401に流用した実例。取り付け手順と注意点が詳細に記載されています。
VITPILEN401にKTM 390DUKEのスリップオンを流用できる – みんカラ
実際にvitpilen401を1〜2年かけてカスタムした場合、どの程度の費用がかかるのでしょうか。先述の総集編ブログで報告されているカスタム費用の総額は約16万円、これにオイル交換7回・タイヤ交換2回・チェーン交換・初回点検などのメンテナンス費用を合算すると30万円を優に超えるとされています。さらにライダーアパレル(ヘルメット・グローブ・ジャケットなど)も加えると50万円超えも珍しくありません。
これは驚きの数字です。
一方で、カスタムに優先順位をつけることで費用を大きく抑えることができます。以下は費用対効果と実用性のバランスで考えたカスタムの優先順位の目安です。
カスタムの費用感を事前に把握したい場合は、Webike(ウェビック)のvitpilen401適合パーツ一覧が非常に参考になります。436件以上のパーツが掲載されており、価格帯と適合情報を一括で確認できます。予算の上限を決めてからカスタムプランを組み立てると、後悔のない仕上がりになります。
なお、2024年モデルのvitpilen401では従来型からの変更点として、タンク容量が9.5Lから13Lへと大幅拡大、シート高が835mmから820mmに低下、5インチTFTフルカラーディスプレイへの換装、エンジンが373ccから398.6ccに拡大(最高出力45PS)と大きく進化しています。特に旧型のカスタムで定番だった「ハンドルをバーハンドルに換えたい」「シートが高い」という2点は、2024年モデルで標準解消されています。これから購入を検討している場合は、旧型中古にカスタム費用をかけるか、2024年新型をそのまま選ぶかを費用ベースで比較してみる価値があります。
参考:2024年モデルのvitpilen401・svartpilen401の変更点を詳しく解説した記事。新旧モデルの違いをカスタム視点で比較する際に役立ちます。
Svartpilen401、Vitpilen401は大幅に進化していた – Webikeプラス

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