ftr1200カスタムで変わる走りと見た目の完全ガイド

ftr1200カスタムで変わる走りと見た目の完全ガイド

ftr1200カスタムで変わる走りと見た目

社外マフラーを付けると、車検が通らず路上を走れなくなることがあります。


🏍️ FTR1200カスタム 3つのポイント
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マフラーカスタムは音量規制に注意

社外マフラーは近接排気騒音94dB以下が車検の基準。Eマーク・JMCA認定品を選べば安心です。

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ローダウンで足つき問題を解決

ビチューボ製ローダウンサスで最大50mmのシート高ダウンが可能。840mmのシート高が現実的な高さに。

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生産終了でパーツ確保が急務

FTR1200は2023年モデルで生産終了。欲しいカスタムパーツは今のうちに入手しておくのがベターです。


FTR1200カスタムの魅力と基本スペックを知る



インディアン FTR1200は、2019年に登場したアメリカンブランド「インディアンモーターサイクル」の異端児的モデルです。同社が長年手がけてきたフラットトラックレーサー「FTR750」の市販モデル版として開発され、1203ccの水冷60°Vツインエンジンを搭載。最高出力は123馬力、最大トルクは120Nmという数値は、アメリカンブランドのバイクとは思えないほどスポーティな走りを提供します。


フラットトラックレースの世界では、FTR750は2017年から参戦を開始し、初年度にシリーズチャンピオンを獲得。その後2024年までに前人未踏の10タイトルを手中に収め、強すぎるがゆえに2023年シーズンからはレギュレーションが強化されたほどの実績を持ちます。そのDNAをそのまま市販車に落とし込んだのがFTR1200というわけです。


残念ながらFTR1200は2023年モデルをもって生産終了となりました。これは重要な事実です。


一方でカスタムベースとしての人気はますます高まっています。外装パーツからパフォーマンスパーツまで、欧米のプレミアムメーカーが多数対応品を展開しており、選択肢の豊富さはこのクラスのバイクの中でも際立っています。カスタムを楽しむ前に、まずFTR1200の素性を正確に理解しておくことが、後悔しないパーツ選びの大前提です。


主要スペックをまとめると次のとおりです。


| 項目 | スペック |
|---|---|
| エンジン | 水冷60°Vツイン 1203cc |
| 最高出力 | 123馬力 |
| 最大トルク | 120Nm |
| シート高 | 780mm〜840mm(モデルによる) |
| 乾燥重量 | 約225kg |
| タンク容量 | 13L |


FTR1200S レースレプリカ試乗インプレ(バイクブロス)|エンジン特性やハンドリングの詳細が解説されており、カスタム方向性を決める際の参考になります。


FTR1200カスタムの定番・マフラー交換の選び方と費用

マフラー交換はFTR1200カスタムの中でも最も人気が高く、見た目・音・性能の三拍子すべてに影響するパーツです。選択肢は大きく「スリップオン」と「フルエキゾースト(フルエキ)」の2種類に分かれます。


スリップオンはサイレンサー部分のみを交換するタイプで、比較的費用が抑えられ、着脱も容易です。FTR1200向けの代表的なスリップオンとしては、ZARD(ザード)のチタンモデルが定価191,000円(セール時132,000円)、SAWICKI SPEEDのキャノンエンドが111,300円などがあります。一方、フルエキはエキゾーストパイプからサイレンサーまで丸ごと交換するタイプで、パワーアップ効果は大きいものの、VPERFORMANCEのツインチタンマフラーセットは195,400円と費用も相応にかかります。


ここで絶対に知っておくべき注意点があります。社外マフラーを装着した場合、車検で求められる近接排気騒音の基準値は94dB以下(2001年以降に型式認定を取得したバイクの場合)で、新車時の純正音量に+5dBを超えてはいけないというルールもあります。レースタイプのマフラーは公道走行不可であることが多く、ZARDのラインナップでも「レースタイプ」と「Eマーク付き(車検対応)」は別商品として設定されています。Eマーク付きの価格は223,900円と、レースタイプより約9万円高く設定されています。


費用の差が大きいですね。


Eマークまたは国内ではJMCA認定プレートが付いたマフラーを選ぶのが、公道走行と車検を両立させる条件です。また、社外マフラーを装着した場合には「ガスレポ(排ガス検査レポート)」の提出も車検で求められます。この書類がないだけで車検不合格になるケースもあるので、購入時に必ずセットで確認しましょう。


バイク車検に通るマフラー音量は?年式別の基準や静音対策(motobacks)|近接排気騒音の基準値や測定方法、Eマーク・JMCA認定品の見分け方が詳しく解説されています。


FTR1200カスタムでローダウン・シート交換による足つき改善

FTR1200のシート高は標準で840mm(ハイシート)または805mm(ローシート)と設定されており、身長165cm前後のライダーでもかかとが少し浮く場面があります。「足がつかなくて購入をあきらめた」という声もよく聞かれるほど、足つき問題はこのバイク固有の悩みです。


足つきを改善するカスタムとして最も効果的なのが、ローダウンサスペンションへの交換です。広島のインディアン正規ディーラーであるバルコム・インディアンの実例によると、ビチューボ製のローダウンサスペンションを装着することで、メーカーカタログ値では最大50mmのローダウンを実現しています。実寸計測では約30mmの差となりますが、乗車時の接地感は大きく改善されます。国内ではMIZUのローダウンキット(約24,899円)なども選択肢として流通しており、比較的手が届きやすい価格帯です。


サスペンション交換が大掛かりに感じる場合は、ローダウンシートへの変更も有効です。シートを薄く削り直す「アンコ抜き」加工や、専用のローシートパーツを使うことで、さらに10〜30mm程度の改善が見込めます。Corbin製のガンファイターシートは110,900円と高価ですが、乗り心地と足つきを同時に最適化できる点で、長距離乗りのライダーからも評価されています。


つまり、複数の方法を組み合わせることが効果的です。


ローダウンサス+ローシートの組み合わせで40〜50mm以上のトータル改善が期待できます。ただし、サスペンションをローダウンしすぎると、コーナリング時の最低地上高が減り、バンク角が制限される点も覚えておきましょう。乗り方と用途に合わせた適切なセッティングが重要です。


足つき改善!FTR1200ローダウンカスタム(バルコム・インディアン)|ビチューボ製ローダウンサス装着の実例写真つきで、ビフォーアフターの変化が視覚的に確認できます。


FTR1200カスタムで外装をスタイリッシュに仕上げるパーツ選び

外装カスタムはFTR1200の個性をさらに際立たせる一番のポイントです。フラットトラックレーサーをモチーフにしたシャープなシルエットは、そのままでも十分魅力的ですが、パーツ一つひとつを変えるだけで、まったく異なるキャラクターのバイクに仕上がります。


人気の高い外装カスタムカテゴリは主に次のとおりです。


  • 🔩 フェンダーレスキット:ニューレイジサイクルズ(New Rage Cycles)の「タックドフェンダーレスキット」(33,800円)や、POWERBRONZE製(26,200円)が代表的。リア周りがすっきりしてレーサーらしい印象に変わります。
  • 💡 ウインカー交換:リゾマ(Rizoma)のLEDウインカーは全商品保安基準対応で、車検をクリアしながらスタイリッシュな小型化が可能です。フロントウインカーキット(ニューレイジサイクルズ製)は21,600円。
  • 🛡️ ウインドスクリーン:プーチ(Puig)のNew Generationスクリーンはクリア・スモーク・ダークスモークの3色展開で28,420円〜。高速道路での風防効果が体感でき、実用性とルックスを両立します。
  • 🏍️ エンジンガード/スライダー:Wunderkind製のスライダーは34,499円。立ちゴケ時のエンジンやフレームへのダメージを軽減する実用的なパーツです。
  • 🎒 レザーサイドバッグ:Ends Cuoio(エンズクオイオ)の「Navajo」レザーバッグは47,100円で、イタリア製の本格的な革細工が映えます。カスタマイズオーダーにも対応しています。


フェンダーレスキットを装着する際の注意点として、ナンバープレートの取り付け角度と尾灯・ウインカーの位置が保安基準を満たしているかの確認が必須です。ナンバープレートは水平から上方40°、下方15°以内の角度を保ち、後方に向けて取り付けることが義務付けられています。これが守られていないと、車検不合格どころか整備不良として取り締まりを受けるリスクがあります。保安基準適合と明記された商品を選ぶのが原則です。


これは見落としやすいポイントですね。


リゾマ FTR1200用カスタムパーツ一覧(P&A International)|保安基準適合品が多数ラインナップされており、車検を気にせずデザインカスタムを楽しみたいライダーに参考になります。


FTR1200カスタムの穴場・ECUチューニングと走りの質を上げる方法

外見を変えるカスタムが一般的に注目されがちですが、実はFTR1200の「走りの質」を大きく改善できる見落とされがちなカスタムがあります。それがBoosterPlug(ブースタープラグ)に代表されるインジェクション燃調の最適化です。


現代のインジェクション車は排ガス規制と燃費改善を両立させるため、ECUが意図的に薄い混合気リーンバーン)で燃焼させるよう設定されています。この設定がFTR1200においては、低速域での「ドンつき(スロットルオフ→オンの際に発生する唐突なトルク変動)」やアイドリングの不安定さとして現れることがあります。試乗インプレッションの中でも、「スロットルを戻してから0.5秒くらい遅れてエンブレがやってくる」という独特な挙動が報告されています。


BoosterPlugはOBD等の複雑な機器を使わず、吸気温度センサーとECUの間に割り込ませるだけで燃調を濃い方向(リッチ)に補正する小型デバイスです。FTR1200専用品(INDIAN-C151)の価格は25,400円で、主な効果は次のとおりです。


  • ⚡ 低速トルクの向上
  • 🎯 ドンつき感の改善
  • 🔥 アイドリングの安定化
  • 💥 社外マフラー装着後のアフターファイヤー低減


特に社外マフラーを装着したあとのアフターファイヤーに悩むライダーは多く、パーツ交換後の乗り味が悪化するケースもあります。マフラーカスタムとセットで検討する価値があるパーツと言えるでしょう。


これは使えそうです。


また、ハンドル周りのカスタムとして、ギルズツーリング(Gilles Tooling)のアジャスタブルハンドルバーライザーマウントキット(38,720円)は、前後・上下・角度を調整できる設計で、自分の体格や乗り方に合わせたポジション最適化が可能です。Rizoma製のカフェレーサースタイルのハンドルバーと組み合わせることで、ネオクラシカルな印象をさらに強めることもできます。


FTR1200は生産終了となった今、新品のカスタムパーツが流通している現在がカスタムのベストタイミングとも言えます。生産終了後に時間が経つにつれて専用パーツの入手が難しくなる傾向があるため、検討中のカスタムは早めに着手することをおすすめします。


BoosterPlug INDIAN FTR1200専用品(モトパーツ)|低速トルク向上・ドンつき改善・アフターファイヤー低減の効果や適合情報が掲載されています。






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