

土日に当日申込すると参加費が5,000円高くなります。
茂原ツインサーキットは、千葉県茂原市に位置する1989年(平成元年)創立のサーキットです。首都圏から東京湾岸線や京葉道を経由してアクセスでき、都心から約90分という立地の良さも魅力のひとつ。コースは1周700mの西ショートコースと、1周1,170mの東ロングコース(JAF公認)の2本を備えています。
バイクで走れるのは基本的に東ロングコースが中心で、サーキット主催のバイク専用走行会「MOTOBREAK(モトブレイク)」が月に複数回開催されています。モトブレイクの最大の特徴は、1日たっぷり走れてコストパフォーマンスが高い点です。
参加費は以下の通りです。
| 受付区分 | 1日 | 午前・午後(半日) |
|---|---|---|
| 事前申込 | 7,500円 | 当日のみ受付 |
| 当日申込(平日) | 10,500円 | 7,500円 |
| 当日申込(土・休日) | 12,500円 | 7,500円 |
上記の料金には保険料が含まれています。タイム計測器のレンタルは別途1,100円が必要です。
土日に当日で申し込むと、事前申込より5,000円多く払うことになります。これは大きな差額ですね。必ずWEB予約システムから事前に申し込んでおきましょう。事前申込の締め切りは「開催日を含まず7日前」です。それを過ぎると自動的に当日受付扱いになるため、スケジュールが決まったら早めの行動が原則です。
さらに、バイク用品チェーン「2りんかん」の会員や「ライディングスポーツメンバーズ」の会員であれば、参加費から500〜1,000円の割引が受けられます。1日受付のみ適用なので、会員カードは忘れずに持参しましょう。また、1日受付ごとに次回使える割引チケットが発行されるため、継続して通うほどお得になる仕組みになっています。
参考情報として、茂原ツインサーキット公式のバイク走行会(モトブレイク)詳細はこちらで確認できます。
茂原ツインサーキット公式 MOTOBREAK(バイク走行)詳細ページ
モトブレイクは初心者から上級者まで幅広く参加できるのが強みです。走行クラスは参加者のレベルに応じて以下の4クラスに分かれています。
クラスの具体的なタイム基準は参加人数や開催状況によって変わる部分もありますが、初級クラスの目安はラップ60秒前後とされています。これはコース全長1,170mで時速70km程度のペースに相当するイメージです。
当日のスケジュールはこのような流れになっています。
1ヒートは15分間で、1日合計6本の走行が保障されます。つまり最低でも合計90分間はコースを走れる計算です。これを1日7,500円で経験できるのは、非常にコスパが高いと言えます。
ブリーフィングは必須です。当日の注意事項やコースルール、旗の意味などを確認する場なので、遅刻は厳禁と覚えておきましょう。また、事前受付の方が当日受付より優先されるため、計測器の貸し出しが当日分から不足することがあります。タイム計測をしたい場合は事前申込と同時に確保しておくのが安全です。
偶数月の開催日には、ミニバイククラスと上級クラスを対象にタイムアタックDAYが設けられており、3位以内に入賞すると年間表彰パーティーで表彰されます。参加費は無料ですが、計測器のレンタルは必須です。これは参加するだけで挑戦できる嬉しい仕組みですね。
モトブレイクを含むバイク走行会で走るためには、決められた装備と車両準備が必要です。装備が不十分な場合、当日でも走行を断られることがあるため、事前に確認しておくことが重要です。
ライダーの必須装備は以下の4点です。
なかでも「革ツナギはセパレート不可」という点は見落としがちです。上下セパレートの革ジャケット+革パンツの組み合わせは認められないため、必ずワンピースタイプを準備する必要があります。初めて購入する場合は2万円台から手に入るエントリーモデルも多く、バイク用品店やネットショップで「レーシングスーツ 入門」で探すと選択肢が広がります。
車両側の準備も同じくらい重要です。必須の対応は以下の通りです。
オイルキャッチタンクはバイク用品店で1,500〜3,000円程度で購入できます。取り付けは自分でできるケースも多いですが、不安な場合はバイクショップに相談するのが確実です。
ガムテープ・結束バンド・ニッパーは走行前の最終チェックに役立つので、工具袋に入れておくと当日焦らずに済みます。つまり、前日までに車両準備を完了させておくのが基本です。
2りんかん ライダーズアカデミー:バイクのサーキット走行に必要なツナギと装備の解説
茂原ツインサーキットの東ロングコースは、全長1,170m・最大幅員10mのJAF公認サーキットです。コースの高低差が激しく、ホームストレートが登り勾配になっているのが特徴的なレイアウト。連続するS字・ヘアピン・ブラインドコーナーが組み合わさっており、初めて走ったライダーからは「思ったよりテクニカルだった」という声が多く上がっています。
主なコーナー別の攻略ポイントを押さえておきましょう。
初回走行では「転倒しないこと」を最優先にするのが正解です。全開走行よりも正確なライン取りを意識することで、タイムは自然と上がっていきます。
コースレコードを参考にすると、バイク(ロングコース)では非常に速いライダーで40秒台前半が記録されています。初心者では70〜80秒台から始まり、走行を重ねるごとに縮まっていくのが一般的な流れです。タイム計測器(1,100円)をレンタルすれば自分のラップタイムを確認できるので、初回からでも借りることをおすすめします。
ブリヂストン 山野哲也のサーキット攻略講座:茂原ツインサーキット各コーナー解説
多くのバイク走行会はトランポ(バイクをトラックや軽バンに積んで運搬)を前提にしていますが、茂原ツインサーキットのモトブレイクは公道走行可能な状態のバイクで自走参加できます。これはサーキット走行会の中では珍しい特長です。
自走参加の場合、公道ルール上ミラーを取り外したまま走ることはできません。そこで多くの参加者が実践しているのが、「走行前にミラーを外してカウルやシート下に収納し、帰り道のために戻せるよう準備しておく」という方法です。ボルトの向きを確認して工具を持参しておけば、当日の脱着はスムーズに行えます。
また、テーピング用のガムテープやメッキシルバーテープはコース内でも貸し出しを受けられる場合がありますが、数量に限りがあります。これは自分で用意するのが確実です。
自走参加のもうひとつのメリットは、バイクを走行会仕様に大幅改造しなくても楽しめるという点です。レーサー購入・トランポ手配・ガレージ整備…と考えるとハードルが高く感じますが、公道仕様のバイクにガムテープを貼って革ツナギを着れば、今週末にでもサーキットデビューできます。
バイクの積載量に合わせて荷物を絞るのがポイントです。最低限持参するものをリストにしておきましょう。
着替え用の軽量バッグやタオルも積めると走行後に快適です。これだけ揃えれば問題ありません。
なお、コース内に飲食施設は用意されており、ランチタイム中に昼食を取ることができます。長丁場なので、補給は必ずするようにしましょう。
自走サーキットツーリングとしての参加体験については、バイク王 Bike Life Lab の以下の記事が参考になります。
Bike Life Lab(バイク王):自走サーキットツーリングもできる!茂原ツインサーキット モトブレイク体験レポート
モトブレイクの予約はWEB予約システムからオンラインで完結できます。令和8年度(2026年度)よりWEB予約の場合は参加申込用紙の記入が不要となり、手続きがさらに簡単になりました。なお、電話やFAXでの予約は基本的に受け付けていないため、WEB申込みが前提です。
予約のスケジュールは下記の通りです。
振込手数料は参加者負担です。振込を忘れると予約が無効になるリスクがあるため、申込後すぐに支払いを済ませるのが安全です。
キャンセルと日程変更のルールもしっかり把握しておきましょう。
日程変更後のキャンセルは認められません。天候や体調のことを考え、参加可能かどうかを慎重に判断した上で日程変更するようにしましょう。
また、当日に空きがある場合はキャンセル待ちの対応も行われますが、優先順位は「受付表の記入順→1日受付→半日AM→半日PM」の順となっており、早めに現地に来て受付表に名前を書くことが条件です。人気の開催日は満員になることもあるため、やはり事前予約が基本です。
茂原ツインサーキット公式:走行会WEB予約ページと注意事項一覧